「労組交流センター」代表の
 三角忠は公安のスパイだ!

   アメリカのアフガニスタン・イラク侵略戦争阻止!
   日本の参戦を断固阻止せよ!
   権力のスパイに操られた「11月労働者集会」を許すな!

  すべての労働者のみなさん!
 アメリカ・ブッシュ政権によるアフガニスタンそしてイラクに対する悪逆な報復・絶滅戦争を絶対に許してはならない。アメリカの軍事・金融の中枢に炸裂した九月十一日のイスラム復興主義勢力による「反米ジハード」……これを「自由と民主主義に対するテロ」「文明に対する野蛮な挑戦」と描き出すブッシュは、欧州・日本の権力者を従え、ロシアのプーチン政権と結託したアフガン人民皆殺しの野蛮な侵略戦争に打って出ようとしている。そして憲法すら踏みにじって自衛隊・イージス艦のインド洋への派遣を決定したことを手みやげに九月二十五日に訪米した小泉は、ブッシュに日本の参戦を誓ったのだ。
 いまこそ労働者・人民は総力を挙げて、アメリカのアフガニスタン侵略戦争・日本の参戦を阻止するために闘おう!

 スパイが操る「11月労働者集会」

 だが労働者のみなさん。警戒しよう。一部労組幹部(実は中核派系)は、こともあろうに「千葉動労」などが呼びかけている「11月労働者集会」なるものに労働者を欺いて動員しようとしているのだ。この「11月労働者集会」は、たとえ戦争反対をうたってはいても、「闘う労働組合のネットワーク」などでは断じてない。国家権力の走狗・中核派がでっち上げた「労組交流センター」を中心とした集会であり、「スパイのネットワークづくり」と言うべき犯罪的シロモノなのだ。


 公調の工作員と密通する「労交センター代表」三角忠

 ここにわれわれは、怒りをこめて決定的事実を明らかにする。「11月労働者集会」の開催を呼びかけている「労組交流センター」の代表である三角忠が、なんと公安調査庁の工作員・小野田猛史と密通を重ねていたのだ。中核派は機関紙「前進」で、「最も恥ずべきスパイ」であり「何人もの人間を公調に引き合わせ、スパイの道に引き込む仲介人」(第2019号)の一人であると小野田のことをののしっている。だがなんとその小野田猛史と密かに密通しているのが「労交センター」代表の三角忠なのだ。三角忠じしんが公安警察・公安調査庁のスパイの一員ではないのか!
 さらに左下の写真を見よ。小野田猛史が公安調査官・樋口憲一郎と酒を飲み交わしながら、スパイ工作の打ち合わせをしている決定的場面を写した写真である。(『噂の真相』一九九八年十二月号)ここで小野田猛史と一緒に写っている樋口憲一郎とは、かの「キツネ目の男」=スパイ宮崎学から中核派の極秘情報の報告を受けていた当の公安調査官なのだ。
 おぞましいスパイの網の目に組み込まれていながら、「闘う組合のネットワークをつくろう」などと何食わぬ顔で労働者を欺いている三角忠。こんな男の言うことなど絶対に信用してはならない。

 宮崎学は権力のスパイだ

 しかも他ならぬ公安調査庁のスパイ・宮崎を昨年も、一昨年も呼んでいたのが「11月労働者集会」ではないか。壇上から二年連続で「連帯の挨拶」をおこなった宮崎学、グリコ・森永事件で警察に手配された「キツネ目の男」と瓜二つであることを売りものにしているあの宮崎学は、じつにあくどい国家権力・公安調査庁のスパイだったのだ。このことは、『公安アンダーワールド』(宝島社発行)『公安調査庁スパイ工作集』(社会批評社 発行人・小西誠)などの書籍で暴露された公安調査庁・樋口調査官の報告書(1995年)でリアルに書かれている。
 それによれば、宮崎は公安調査官・樋口にとくとくと語っている。「中核派政治局員の金山克巳と懇意にしており、毎回会うたびに三〇〜五〇万円をカンパしている」「一二〇〇万円を革共同(中核派)に貸した」「非公然政治局員のアジトを十カ所ほど調達してやった」「彼らは一度も金を払ったことがない」「あなたのところでウオッチする(見張る)なら引き渡す前に場所を教えてもいい」などなどと。
 口先では「公安調査庁の腐敗を追及する」などといいながら、その実、秘密アジトや黒い金の提供で手玉に取った中核派の情報を公安に売り飛ばしていたのが宮崎なのだ。こんな極悪のスパイをいったい誰の責任で集会に呼んで壇上から発言させたのだ。今年も「11月労働者集会」に労働者を欺いて連れて行こうとしている労組幹部は、「(スパイかどうかは)本人に聞いてみないとわからない」「今年は来ないからいいでしょう」などと破廉恥なごまかしをはかっている。ふざけるな。二年も続けてスパイのご託宣を労働者に聞かせた責任をどうとるのだ。宮崎がスパイであった事実さえ組合員に隠しているではないか。
 宮崎がスパイであったことは、本人自身がすでに認めていることなのだ。「スパイぐらい居ないと健康なサヨク運動ではない」「自分は清く正しく生きているつもりはない」(宮崎のホームページ)などと平然とうそぶいているではないか。この宮崎はCIAの工作員であることを自分から問わず語りに語っている輩なのだ。しかも宮崎学がスパイ活動をおこなっていたことは「われわれにたいして宮崎が告白したところから完全に明らかである」(「前進」同)と中核派じしんも認めているのだ。

 「11月労働者集会」を許すな!

 「11月労働者集会」をとりしきっている「労組交流センター」の役員連中は、今、「宮崎のスパイ問題は中核派の問題、党の問題だ。自分たちは関係ない」などと居直っている。だが「労交センター」や千葉動労じしんが何度も宮崎を呼んで講演させてきたではないか。このことをまったく自己批判していないのだ。宮崎とはもう手を切った、というのもまったく嘘ではないか。公調の工作員である小野田猛史と密通しているのが「労交センター」代表の三角忠ではないか! ここに「11月労働者集会」のうさんくささが示されているではないか。小野田猛史と密通していることを隠して、今なお「11月労働者集会」の主催者づらをしてふるまっているのが三角忠なのだ!国家権力・公調のスパイ分子に操られた集会を、労働組合の名で開催することなど絶対に許すべきではないのだ。

 闘う戦列をうちかためよう!

 こういうスパイ連中に「戦争反対」などと口にする資格はどこにもない。「11月労働者集会」の呼びかけで「アメリカの戦争政策に反対する」とか「公安調査庁の破防法調査に反対する」などとうたっていても、それは労働者をだまくらかすための嘘八百でしかないのだ。
 組織犯罪対策法・破防法反対の運動に名を連ねていた宮崎学は、公安警察・公安調査庁によるスパイ工作・諜報活動に進んで協力していたではないか。アメリカや日本の侵略戦争に反対して闘う戦列の内にもぐり込み、スパイ化させた集団を利用しながら真に闘う部隊に敵対させたり戦線を分断させたりしているではないか。公安警察・公安調査庁による弾圧・スパイ工作の手引き者を、労働運動・反対運動の戦列から今こそ叩き出そう!「労交センター」を操る三角忠、日本国家権力の走狗=中核派の幹部でもある三角忠を追放しよう!
 労働組合の団結を真に強化し、労働運動の再生を勝ちとろう! アメリカのアフガニスタン・イラク侵略戦争反対! 日本の参戦を阻止するために総決起しよう! ともに闘おう!

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