第1688号( 2001年10月8日)の内容



<1面>
10・14革共同政治集会に結集せよ

米帝国主義のアフガン・イラク侵略と日本の参戦を阻止せよ
米軍支援法の制定を許すな!

<4面〜5面>
「テロ撲滅戦」への太鼓持ち的唱和
侵略戦争補強勢力・日共中央を弾劾せよ


「構造改革」破綻の危機の軍事的突破に走る小泉政権

<2面>
侵略・参戦阻止! 全学連が全国で一斉決起

9・24小泉訪米阻止闘争/9・24社民党系集会で情宣(東京)
9・19―26戦争放火に弾劾の嵐(名古屋、大阪、金沢、沖縄、札幌、佐世保)

<3面>
万華鏡2001――情勢の断層を読む

特集 アメリカの落日
嘲笑、冷笑……
弔獣戯画
瞬間湯沸器型解雇

スパイ宮崎問題でブクロ派を追及(9・20)

<6面>
Topics 米航空資本が大量解雇攻撃
リポート労働戦線 中学生に自衛隊の戦車搭乗体験=i札幌)/西鉄バスで事故続発
週間日誌<世界の動き・日本の動き>

<7面>
公務員制度のネオ・ファシズム的改悪を補完する自治労本部
――自治労第71回定期大会――
自治労大会で情宣

<8面>
10・14革共同政治集会に結集せよ
         (1面からの続き)

9・27「テロ非難決議」採決を弾劾(国会前)

「解放」最新号


  


  

10・14革共同政治集会に結集せよ

米帝国主義のアフガン・イラク侵略と日本の参戦を阻止せよ

米軍支援法の制定を許すな!

 「米軍支援法の制定を許すな!」全学連が国会前闘争に決起(9月27日
 アメリカ帝国主義のブッシュ政権は、九月三十日現在、空母機動部隊をアフガニスタン周辺海域に集結させた。しかも、事前工作のために米軍の特殊部隊をイギリス軍の特殊部隊SASとともにアフガニスタンに侵入させている。彼らからの「情報」にもとづいて、対アフガン軍事攻撃の準備を整えたのだ。いよいよブッシュ政権は、アフガニスタンが厳しい冬を迎えイスラムのラマダン(聖なる断食月)に入る前に、すなわち十月上旬にも、第一波攻撃を仕掛けようとしているのだ。しかも、日本帝国主義の小泉政権は、「後方支援」などと称して参戦しようとしているのである。
 だが、この「テロ根絶」の名によるアメリカ帝国主義のアフガニスタン軍事攻撃の策動は、アフガニスタンやパキスタンのみならず全世界のムスリムたちの怒りをかきたてている。すでにパキスタンをはじめとして対米協力を表明したイスラム諸国政府は、イスラム復興主義勢力のみならず他のムスリムたちにまで広がりつつある反米デモに、「アメリカにジハードを」という渦まく声に揺さぶられている。これを見たアメリカ大統領ブッシュは、苦虫をかみつぶしながら「テロリスト包囲網」を形成するためであって「敵はイスラムではない」とか、「文明戦争にしてはならない」とかと必死におしだしている。だがしかし、ブッシュ政権が軍事攻撃を正当化するために「自由と民主主義の防衛」だの「野蛮にたいする文明の戦い」だのと絶叫すればするほどに、アメリカ帝国主義の暴虐に苦しめられてきたパレスチナ人民をはじめとするムスリムや全世界の労働者・人民の怒りの炎は燃えあがるばかりなのである。
 アメリカ帝国主義の戦争放火と搾取・収奪に呻吟している全世界の同胞たちよ! 九月十一日にイスラム復興主義勢力のゲリラ部隊が敢行した<ジハード>は、アメリカ帝国主義の世界軍事支配の中枢とアメリカ中心のグローバル世界経済の心臓部を的確にうち砕き、世界の「一超支配」を狙うアメリカ帝国主義の政治的権威と威信を地の底にたたき落とした。
 だが、この「殉教攻撃」は、同時に、総じて「繁栄」を享受し帝国主義的秩序の防衛を翼賛しているアメリカをはじめとする帝国主義諸国の労働者階級の闘いの弱さを、とりわけその指導部の腐敗・堕落を衝撃的なかたちで突きだしているではないか。考えてもみよ。アメリカ帝国主義の戦争放火と搾取と収奪に反逆するムスリム、とりわけイスラム復興主義勢力が死を賭して「殉教攻撃」に身を投じているのは、一体なぜなのか。労働者階級の政党すら壊滅させられ、労働組合が民主党支持の利益団体と化しているアメリカ。西ヨーロッパや日本でも、祖国防衛主義を立党理念とする社民党と社民化したスターリニストのもとで、階級闘争は歪曲され変質・瓦解し去った。しかも、これをのりこえるべき革命的左翼の闘いがなお微弱であるがゆえに、アメリカ中心の帝国主義諸国が「自由と民主主義と市場経済」を全世界の発展途上の諸国家・人民に無慈悲に押しつけ暴虐のかぎりをつくすことが許されてきたのだ。だからこそ、われわれは、今回の<ジハード>を帝国主義諸国における階級闘争の腐敗にたいする告発として、したがってまた堕落した既成指導部をのりこえる階級的力をなお創造していないことにたいする屈辱感と悔しさをもって受けとめなければならない。
 折りしも、われわれは、ハンガリー革命四十五周年を迎える。今回の事態を考えるとき、われわれは、ソ連軍のハンガリー侵攻を弾劾した哲学者サルトルの「痛憤」を思い起こさないわけにはいかない。そしてまた、同志黒田寛一がハンガリー革命をどううけとめ反スターリン主義運動に起ちあがったのかを想起せずにはいられないのである。
 すべての仲間たちよ! 「テロ根絶」キャンペーンに唱和し戦争補強勢力≠ノ転落した社民主義者や社民化したスターリン主義者による闘争歪曲をのりこえて、アメリカ帝国主義のアフガン・イラク侵略戦争を阻止する闘いを、ブッシュ政権と結託するロシア・プーチン政権をも弾劾しつつ、日本の地で、そして全世界で展開しよう。さらにアメリカ帝国主義のアフガン侵略を「支持・支援」する小泉政権の参戦策動を断固としてうち砕こう。そしてまた、この闘いの中核部隊、すなわち、「地上の太陽」たらんとしているわが革マル派を真実の前衛党にふさわしく強化・拡大しようではないか。
 すべての労働者・学生は、10・14ハンガリー革命四十五周年記念政治集会に結集せよ!

以下、小見出し

T 米帝の戦争放火を打ち砕く国際的反戦闘争を構築せよ

 対アフガン軍事攻撃・侵略を策すブッシュ政権
 
 首相専決のもとに参戦に突進する小泉政権

戦争補強勢力≠ノ転落した日共中央を弾劾せよ!

U 戦乱の炎を革命のヒドラに転化せよ
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弔獣戯画

ジハード天国と地獄

(1)その日、テレビに映しだされた光景は、映画のワンシーンではありませぬ。これが現実の出来事と、誰がにわかに信じたでしょう。
 マンハッタンの空にそびえる摩天楼、ひときわ高くそそり立つWTCツインタワー。世界に君臨する巨大ビル、自由の女神の目の前で、灰と煙につつまれて瓦礫(がれき)の下に消え去った。誰が予測したでしょう。
 世界最強の軍事力、ペンタゴンの五角形ビル、こんなにもろくあっけなく火の海に沈没することを、誰が想像したでしょう。
 おごり高ぶるヤンキーの経済・軍事のシンボルは、特攻隊″U撃のターゲット。侵略・戦争・暴力と、搾取・強盗・人殺し、やりたい放題しほうだい、傲岸不遜ヤンキーへの怒りと恨みと憎しみの、これがシンボルであったとさ。
 炎さかまくペンタゴン。アメリカ以外の世界中にミサイル爆撃、戦争放火、人民を血の海に沈めた蛮行の、これが代償だったとさ。

(2)ほら見てごらん。煙もうもう煙突ビルに、Vサインして踊ってたパレスチナ難民の子供らの笑顔を。
全学連が小泉訪米阻止に決起(9月24日、首相官邸前)

 ほら聞いてごらん。ペンタゴン陥落にわくパレスチナ人民の歓喜の声を。
 アメリカの人非人的蛮行の歴史を、わたしら絶対に忘れられない、忘れちゃいけない。
 ヒロシマ・ナガサキのピカドンと、ベトナム戦争・ナパーム弾、イラクへのじゅうたん爆撃トマホーク、コソボ=ユーゴは劣化ウラン弾の雨あられ。おびただしい殺戮と破壊、みんなみんなアメリカの政府と資本家と軍隊のしわざ。「自由と民主主義」の名において。

(3)唯一の超大国のツインタワーとペンタゴン、爆砕されてあわてふためくゴーマン・ブッシュ、「新たな戦争」を号令し、同盟諸国はこぞって賛成。猫も杓子も「テロ弾劾」の大合唱。
 「自由主義」の看板かかげ市場万能主義におぼれるメリケンは、軍事力万能主義のキバをむく。
 ブレアとのアングロサクソン同盟を中軸に、仏・独・日をまきこんで、悪の帝国の暴虐を開き直るとはコッケイしごく。
 サウジにアフガンとの国交を断絶させ、犬猿の仲・イランの「テロル反対」に随喜(ずいき)の涙を流し、対イラン経済制裁を解くなんざ、ブッシュよ、あんたはホントにスケベ野郎。「テロリズムへの反撃だ」とわめきつつ、狙うはアフガン・イラクを標的にムスリムたちのジェノサイド。

(4)パパの手を握ってホッとする顔も、ダダこねるきかん気顔も三歳児。小心者のわがまま・ジュニア。父ブッシュは湾岸戦争の下手人だ。親子二代の犯罪人。
 ビビリスト・ブッシュの演説は、下品であさはかファナチック。赤い服着て興奮気味のヒステリー・ライスが書いたとさ。ブッシングリッシュにならぬよに、短いフレーズの金切り文句、迫力つけたつもりでも、恐怖と脅しと焦りがむき出し。「アメリカに反対する国はみなテロリスト」なんて、ユニラテラリズムの独裁者、獣・けだもの・ならず者。

(5)軍事・金融センターの爆砕を、能面クラツーラのプーチンはほくそ笑んでいるのではないかしら。
 「テロル・ゲリラにご用心」、せっかく教えてあげたのに、新KGBの忠告を無視したアメリカが悪いのよ、と腹の中でベロ出しているのではないかしら。
 IT革命に酔いしれたアメリカン・ドリームの幻想も、「サイバー戦争の時代にはMDシステムがあればよい」なんて見栄っぱりブッシュのご託宣も、ボーイング767の破壊力のまえにひとたまりもなく砕け散った。

(6)自爆攻撃に腰抜かし、「テロル弾劾」の空叫び。世界の軍事中枢と金融心臓はものの見事に破裂した。二十一世紀世界経済はお先真っ暗、破綻の運命をまっさかさま。
 こんなこともわからずに、甘っちょろいヒューマニズムをふりまくのはおよしなさい!「テロダンガイ」プラス「報復ハンタイ」ときたもんだ。ヒューマニストの面(つら)さげて、「両方反対」なんてゴマカシよ。アメ帝の人非人さに目をつむる、それってインチキ・ヒューマニティよ。
 それよりもっとひどいのが、「民間人をまきぞえにしたテロ弾劾」の一点張り。「無差別テロ」に泡ふいて「テロ糾弾」に大わらわ。
 ジョーダン言っちゃいけないよ。これが誰って、ヨヨッ、代々木共産党の言い分てんだから、聞いてアキレル、プッツンキレル、堪忍袋の緒が切れる。反米のハの字も捨てて、ファシスト小泉の参戦うかがう政府にすり寄り、メリケン擁護のお先棒かつぎ。スターリニストのなれの果て。ダンダン断固ぶっとばせ!

(7)憎むべきアメ帝によって攻撃されつづけてきたイラクのフセインは言っている。
 暴虐のかぎりをつくしてきた悪の帝国の「自業自得」と言っている。
 「アメリカはハイテク兵器で、数万人の、いや何百万人もの人間を傷つけ殺してきた。」
 「学校、工場、民家が、空爆で破壊され、それはいまもなお続いている。この被害はボーイング旅客機がぶつかった二つのビルと違わない。男や女、そして子供たちの遺体が累々と重なったイラクの惨状は、もっとむごたらしい。が、両者のあいだには違いがひとつ。イラクにミサイルを発射した者たちは、リモートコントロールで爆撃する。まるで楽しいゲームでもするように。九月十一日の行動をとった者たちは、直接目標に近づいて、そして不退転の決意をもって、身を捧げた」と。

(8)さんざっぱらアメリカの集中砲火をあびてきたフセインは、9・11の意味を知っている。
 反米の怒りが骨の髄までしみこんでいる。そりゃ、そうだよ。ド根性ものヨ。
 アメ帝の卑劣な迫害攻撃に、これっぽちも屈しない。反米たってハンパじゃない。なんたって先祖伝来の筋金入りだ。
 だけどもよ。アラー・アクバル、神の名において。全能の神が悪の帝国に罰をくだされた、これがフセインの神頼み。アラーの神の教えによって、イスラムの戦士はアメリカに体当たり。
 でもね、帝国主義の征伐は、神様のおぼし召し、じゃあないのよ。アラーの神とキリストの神様どうしのケンカじゃないのっ!
 そうさ、革マル主義者は、お見通し。もしかしたら、革マル主義者って神様以上なのかもよ。「あっらぁー・革マル!」
 わたしら革マル主義者は、知っている。世界一のならず者アメ帝の犯罪を、帝国主義者の悪だくみを。「報復」叫ぶ愚か者、米・欧・日の権力者の横暴を、許しちゃいけない、許せない。
 いざ、プロレタリア階級は、帝国主義を打倒せよ! <反帝・反スタ>の旗ひるがえせ! 万国のプロレタリアの団結力で、帝国主義者のどす黒い策謀をこっぱみじんにうち砕け!
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「テロ撲滅戦」への太鼓持ち的唱和

侵略戦争補強勢力と化した日共中央を弾劾せよ!

「イージス艦出撃阻止!」全学連九共闘と道共闘は佐世保現地に勇躍決起(9月26日)
 アメリカ帝国主義ブッシュ政権によるアフガニスタン軍事侵略の切迫と小泉ネオ・ファシスト政権の公然たる参戦、――アフガニスタン―中東人民を血の海に沈めかねない血に飢えた帝国主義権力者どものこの戦争放火が目前に迫っているこの時に、ブッシュや小泉に唱和して、「野蛮なテロの根絶」を喚きたて、「テロ組織を追いつめる国際的大同団結」をしたり顔で説いて回っているのが、代々木中央に君臨する不破哲三=志位和夫の日本共産党中央指導部なのだ。まさにそれは、ブッシュと小泉に塩を贈る以外のなにものでもないではないか! このような輩を侵略戦争補強勢力≠ニ言わずして、なんと言おうか!
 われわれは帝国主義権力者どもによる公然たる侵略戦争を阻止するための国際的な反戦闘争の火を燃えあがらせるために、持てるすべての力を振り絞ってたたかいぬくのでなければならない。いまや一刻の猶予も許されない。そして、日本のいや、全世界の労働者階級・人民の一大正念場において、このような闘いの組織化に真っ向から敵対して、いまや最悪の裏切り者としての姿をあらわにした代々木中央官僚どもを粉砕しつくそうではないか。

以下章見出し

「テロ根絶」の絶叫を下部党員に強要する日共官僚

<9・11の闘い>の背景と目的の無視抹殺

アメリカ帝国主義の蛮行の免罪――「反米」の党是の完全な消失

ブッシュ・小泉を擁護する「法にもとづく裁き」の呼号

人民の闘いへの憎悪をむき出しにする代々木官僚を粉砕せよ!
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「構造改革」破綻の危機の軍事的突破に走る小泉政権 <上>

一、アメリカのアフガニスタン侵略への参戦に突進

 「米軍機の出撃阻止!」嘉手納基地にシュプレヒコールを叩きつける
沖縄県学連(9月22日)
 イスラム復興主義勢力のゲリラ・グループがアメリカのペンタゴンと世界貿易センタービルを狙って敢行したハイジャック機もろともの自爆攻撃、――この<ジハード>によってアメリカ帝国主義は歴史上かつてない大打撃を被った。それはたんにこの攻撃がアメリカの軍事と経済の中枢を的確無比に機能麻痺に追いこんだという直接性にとどまるものではない。ソ連邦崩壊以降、唯一の核軍事超大国として、圧倒的な核軍事力をバックとしながら、政治的にも経済的にも全世界を「一超」的に支配してきた世界のスーパー・パワー≠ニしてのアメリカ帝国主義の国際的威信が、アメリカ権力者が本土中枢への攻撃を事前に察知し阻止することができず完全に敗北したがゆえに軍事面から完全に瓦解したのである。その意味において<9・11ジハード>は、アメリカ帝国主義の世界支配の根幹を揺るがしたのであり、まさに二十一世紀初頭における画歴史的大事件にほかならない。
 アメリカ帝国主義の国際的な威信の失墜は、ニューヨーク株式市場の大暴落と強いドル≠フ神話の崩壊としてもあらわれている。そして、このアメリカ経済の危機が、世界同時的にリセッションに突入していた帝国主義世界経済を直撃し、アメリカ発世界金融恐慌の危機が高まっているのだ。
 この帝国主義の盟主アメリカの軍事的・政治的・経済的威信の失墜のもとで、これの自国への反作用と国際的孤立化に脅え根底的に動揺しているのが、アメリカ帝国主義の目下の同盟者%本帝国主義の小泉政権である。ブッシュ政権に、「ショー・ザ・フラッグ(日の丸を見せろ)」(国務副長官アーミテージ)と恫喝された小泉政権は、アメリカ・イラク湾岸戦争時のように帝国主義諸国からのけ者にされる屈辱だけは味わいたくないという強迫観念にかられると同時に・日本帝国主義の軍事的飛躍のための絶好のチャンスともとらえて、「後方支援」と称する自衛隊艦船のインド洋派遣=参戦につきすすんでいるのだ。
 日本経済の危機も一挙に深まっている。アメリカの一挙的な景気後退の衝撃波をくらって、アメリカ依存体質を抱えた日本経済はまさに破局を迎えようとしているのだ。株価の一万円割れという不況の進行のもとで小泉政権が一枚看板として掲げてきた「聖域なき構造改革」の破産が決定的となり、彼らは「国債発行は三〇兆円以下」という公約をも投げ捨てて泥縄式に大型補正予算を組む方向へと軌道修正をはかりつつある。この経済危機を軍事的に突破するためにも、小泉政権は参戦につきすすんでいるのだ。
 だが、小泉政権のこれらの一切の対応は、「国難突破」を名目としての政府・支配階級内のこのかんの政策的諸対立をタナ上げにした事態対応的なものにすぎない。それゆえにまた、日本帝国主義の危機はますます深まっているのである。

以下、小見出し

首相専決でイージス艦のインド洋派兵を決定

政治的孤立化と経済危機の軍事的突破に狂奔
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