第1972号(2007年6月11日)の内容

<1面>
6・17労学統一行動に総決起せよ

改憲総攻撃粉砕! MDシステムの日本配備反対!
<米―中露>新対決下の戦乱を突き破る革命的反戦闘争を創造せよ

<4〜5面>
グローバル経済下の中国経済の危機
<2面>
自掃海艦投入に反撃写真へ
5・18―20辺野古現地闘争
鹿大生が改憲阻止に連続決起写真へ
5・8平和運動センター集会/5・3憲法記念日講演会
4・27反戦WALK
掲示物規制に怒り爆発4・24鹿大写真へ
<6面>
教育関連四法の改悪を阻止せよ
教育三法案の衆院採決を弾劾(5・18 天神)
福岡公聴会阻止に起つ(5・9)
Topics 自民党による日教組バッシング
<7面>
政府、人事院による新たな賃下げ強要を許すな!
◇溶解する九州ブクロ派
<8面>
新自由主義反対を叫ぶエクアドル・反米<Rレア政権
<3面>
万華鏡2007――情勢の断層を読む
◆雷帝の野望
◆ぶんご道断
◆ミッション・インポシブル
◆クジラ戦争

週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉

すべてのたたかう仲間に夏季一時金の三割カンパを訴える
 「解放」 最新号
 





  


6・17労学統一行動に総決起せよ


改憲総攻撃粉砕! MDシステムの日本配備反対!

<米―中露>新対決下の戦乱を突き破る革命的反戦闘争を創造せよ

 六月六〜八日にドイツ・ハイリゲンダムで開催される主要国首脳会議=G8を前にして、MD(ミサイル防衛)システムの中欧配備とセルビア・コソボ自治州の独立問題をめぐる米露間の非和解的対立が露わになっている。ポツダムでのG8外相会合(五月三十日)において、米国務長官ライスは、全欧安保会議の全参加国にコソボ独立の承認を要請した。これにたいして、ロシア外相ラズロフは、「コソボの運命はニューヨーク〔国連〕やポツダムで決めるものではない」とうちあげ、コソボ独立反対の意志を鮮明にしめした。しかもロシア権力者は、多弾頭搭載の新型ICBM「R24」の発射実験を遂行し、これを「MDシステムに打ち勝つ戦略兵器を手に入れた」と傲然と宣言したのだ。
 このことは、MDシステムの中欧配備に危機意識を高ぶらせているプーチン政権が、胡錦濤政権と結託して対米の大逆襲にうって出ていることの如実なあらわれにほからならない。これにたいして、ヤンキー帝国主義は、イラク内戦問題やイラン・北朝鮮の核開発問題では中露に泣きつき・彼らと政治的に瞞着しあいながらも、同時に、中露を封じこめ核軍事力における圧倒的優位を誇示するために中欧・日本へのMDシステム配備に突進しているのである。このMDシステム配備と中露の対抗的核軍事力の増強を最焦点とした<米―中露>の冷戦的熱戦、これは、新たな形態での世界大戦勃発の危機を一挙に高めるものいがいのなにものでもない。
 日本版ネオコン安倍政権は、ブッシュ帝国につき従い、東欧・中欧や中東の親米諸国をつなぎとめるための補完外交≠ノ狂奔している。と同時に、ブッシュ帝国への誓約にもとづいて、日米新軍事同盟の強化とブッシュおしつけ憲法≠フ制定という一大攻撃を労働者・人民の頭上にふり下ろしているのだ。
 けれども、日本階級闘争は、その指導部の腐敗のゆえに、未曽有の危機に叩きこまれている。「連合」労働貴族どもは、「鉄の六角錐」の一員として、改憲翼賛・安保強化支持の旗を振っている。日共中央は、「保守層との共同」路線にもとづいて提唱してきた「九条改悪反対の一点での共同」なるものの破産をのりきり・なおも護持する思惑から、「靖国派」と反「靖国派」なる対立図式をデッチあげている。そして、この反「靖国派」=保守リベラルとみなした部分に秋波を送ることに血眼となっているにすぎない。
 われわれは、いまこそ、改憲翼賛の「連合」指導部を弾劾し、「反安保」を完全放棄した日共系「護憲」運動をのりこえて、改憲阻止・反戦反安保の一大奔流を創造するのでなければならない。<ネオ・ファシズム反動化阻止>の方向性を鮮明にさししめしつつ、世界大戦勃発の危機をはらんだ現代世界危機を根底から突破することのできる真の階級的・主体的力を創造するために奮闘するのでなければならない。すべての労働者・学生は、全国各地で6・17労学統一行動に総決起せよ。

以下、見出し
仇敵イランに屈服した「大悪魔」=米帝国主義

三つの正面≠ヨの対応を強いられるブッシュ帝国

 「一超」支配に挑戦する中露

ブッシュおしつけ憲法$ァ定に突進する安倍政権

「鉄の六角錐」にあみこまれた既成反対運動指導部を弾劾し改憲阻止・反戦反安保の火柱を
Top

   


グローバル経済下の中国経済の危機

 外に向かっては「調和世界」を、内に向かっては「調和社会」を……二十一世紀世界に飛翔する昇龍£国の輝やける展望を謳歌しているのが、胡錦濤=温家宝政権である。胡弓の音(ね)にのって奏でられるこのバラライカは、しかし、二十一世紀現世界を覆っている漆黒の闇に喧ましい不協和音の軋みを轟かせている。その軋みの源は、「美帝」(アメリカ帝国主義)の「一極支配」の打破を叫び「超大国化」への野望をたぎらせる徒輩と、これを抑えこまんとする「美帝」の悪鬼どもとの、政治・軍事・経済のあらゆる分野における相互衝突にある。
 たしかに、ヤンキー帝国主義の「一超」世界支配は根幹から打ち破られ崩落しつつある。国際政治場裡においてプーチン雷帝のロシアと結託してBRICs連合(経済新興国・途上諸国連合)を形成し、その盟主としての地位を確立しつつある胡錦濤の中国は、「一超」支配を突き崩す原動力として台頭している。昇龍のこの台頭の基礎となっているものこそ、「市場経済化」という名の政治経済構造の資本主義化の促進にもとづく高度経済成長の奏功にほかならない。
 しかしながら、中国の経済的奏功の暗部では、資本主義的毒素をタップリと喰らっているがゆえの社会経済的諸矛盾が激成されている。新自由主義を奉じるアメリカン・グローバライゼーションに対抗し、その荒波から国家資本主義の政治経済システムを防衛するための隔壁≠設置しているとしても、これは米・日・欧帝国主義の圧力のまえに早晩とりのぞかねばならなくなること必定なのである。それゆえに、溜まりに溜まっている中国の社会経済的諸矛盾の爆発は必至である。そしてまた、その爆発は、中国がすでに「世界の工場」としての地位を築きあげていることからして、グローバル化した世界経済に甚大な反作用を及ぼさずにはおかない。
 こうした危機爆発の予兆こそ、隔壁≠スる中国政府の人民元安誘導政策を争点とする米・中間の攻防戦であり、今年二月末に勃発した<中国発世界同時株暴落>にほかならない。

目 次
T 人民元相場をめぐる米・中の攻防

U 高度成長下の社会経済的諸矛盾の激成
 A 中国発世界同時株暴落の衝撃
 B <外需依存型>産業構造の再編成

V <米中新対決>下の新たな経済的争闘戦
Top
 

   

愛国心教育の制度化反対! 憲法改悪阻止!

教育関連四法の改悪を阻止せよ



・教員免許更新制の導入阻止!

・教育の国家統制強化反対!

・能力主義教育の徹底化反対!

・全国学力テスト実施弾劾!
Top

    


すべてのたたかう仲間に夏季一時金の三割カンパを訴える

日本革命的共産主義者同盟(革マル派)

 改憲のための国民投票法制定を強行した日本版ネオコン安倍政権は、改憲をさえ待たずに「集団的自衛権の行使」の現憲法下での合憲解釈を今秋にもうちだそうとしている。これをもステップとして彼らは、改憲の任期内達成をめざして突進している。日米新軍事同盟の対中・対露攻守同盟としての現実的強化を要求するブッシュ政権に応えて、アメリカとともに「戦争をやれる国」として日本国家を飛躍させようとしているのだ。
 これにたいして、「連合」労働貴族どもは、労働者たちの改憲反対の声をおし潰すことに狂奔している。改憲翼賛勢力としての本性を露わにしているのだ。また、日共中央とこれに盲従する「全労連」指導部は、「九条改悪反対の一点での共同」を掲げて「保守層との共同」を自己目的化しているがゆえに、「反安保」を完全に投げ捨てている。
 既成指導部のこの腐敗のゆえにもたらされている日本階級闘争の危機を根底から突破するために、いまこそ奮闘しようではないか。憲法改悪阻止・反戦反安保闘争を断固として推進しよう。
 同志諸君! たたかう労働者・市民のみなさん!
 改憲を頂点とする「戦後レジーム」の最後的破壊に突進する安倍政権は、独占資本家どもの要求をも受けつつ、「労働ビッグバン」と称する労働諸法制の大改悪攻撃をもかけてきている。こうした政府の政策に支えられつつ、独占資本家どもは、リストラ諸施策の強行を基礎にした「高付加価値生産への特化」を追求し、空前の増益をむさぼっているのであり、この裏面で労働者・勤労大衆は、超低賃金の非正規雇用労働者を中心に、日々の生活諸手段の確保にも事欠く生活苦と苛酷な疎外労働に叩きこまれている。
 だが、産業資本主義時代の<古典的貧困>への先祖がえりのごときこうした事態の現出をつきつけられてもなお、「連合」労働貴族どもは、産業・企業の「競争力の強化」のための「賃金改善」要求を掲げ、独占資本家どもの経営・労務施策への積極的協力を労働者に強要しているのだ。
 まさしくこの<日本労働運動の破滅>の危機を突破するために、われわれは全力でたたかうのでなければならない。「超格差社会」というかたちにおいて階級矛盾が直接的に露出しているいまこそ、労働者の階級的覚醒と組織的団結をつくりだすために奮闘しよう。
 同志諸君! たたかう労働者・市民のみなさん!
 九十年前にレーニンとボリシェビキがロシアの地において現実的に切り拓いた労働者階級解放の闘いをいまこそ甦らせ<戦争と暗黒支配>を覆すために、わが反スターリン主義運動の飛躍とインターナショナルな前進をかちとろう! そのためにわれわれは、ソ連邦崩壊以後の転向スターリン主義者どもの腐敗をあばきだし弾劾してたたかうのでなければならない。
 これらの闘いを財政的に支えるために、すべてのみなさんが夏季一時金の三割カンパを寄せられんことを心から訴えます。
 二〇〇七年六月

 <送り先>
東京都新宿区早稲田鶴巻町五二五―三  吉田正雄
(振替・〇〇一七〇―四―一四四一一五)
Top
 
  

海自掃海艦投入に反撃


5・18―20辺野古現地闘争
 政府・防衛省は、五月十八日から三日間にわたって、米海兵隊辺野古新基地建設のための「環境現況調査」用の調査機器設置を強行した。在沖米軍基地の建設のために沖縄に日本国軍=自衛隊を出動させるという、歴史上かつてないこの暴挙にたいして、ヘリ基地反対協と、その呼びかけに応えた沖縄平和運動センター傘下の労働者、住民、そして県学連のたたかう学生たちは、怒りに燃えて連日連夜の現地実力阻止闘争を果敢にたたかいぬいた。

海上保安庁に守られた作業船に肉迫するカヌー隊

作業船にとりつき抗議する阻止隊


  

鹿大生が改憲阻止に連続決起


5・8平和運動センター集会
 鹿児島大学のたたかう学生たちは、五月八日、「鹿児島県憲法を守る会」(県平和運動センター・社民党などで構成)が主催しておこなわれた「改憲国民投票法案を廃案へ! 5・8県民集会」に参加し、結集した労組員と連帯して闘いを戦闘的に実現すべく奮闘した。

5月8日、港大通り公園


4・27反戦WALK
 鹿児島大学のたたかう学生たちは、「ストップ! 改憲・国民投票法 4・27反戦WALK」と銘打った市街デモを、多くの新入生の参加をかちとり、学生・市民の圧倒的な共感をまきおこしながら実現した。



  

掲示物規制に怒り爆発 4・24鹿大


 四月二十四日、鹿児島大学の文連・音連などのたたかうサークル員たちは、鹿大当局が開始した立て看板やポスターなどの掲示物規制をはねかえすために、抗議行動に起ちあがった。

決起したサークル員たち(郡元キャンパス)
Top