第2043号(2008年11月10日)の内容

<1面>
首都に麻生政権打倒の火柱 10・26
新テロ特措法の期限延長阻止! MD配備反対!
全学連・反戦 国会・首相官邸へ進撃

<4面>
公務労働者への実質上の賃下げを強要 08人事院勧告
麻生政権の「正規雇用促進」策のまやかし
<5面>
労働者に犠牲を強いる「次期書留システム」導入を許すな
文科省の道徳教育を補完するTOSS
<2面>
大阪市に麻生政権打倒の炎 10・26
10・21国際反戦デー福岡地区集会
金大生が熱気あふれるデモ 10・17
<3面>
世界大戦勃発の危機への対応不能をさらす中野一派
書記長ダメダの三文グルジア評論

東海豪雨災害をもたらした小泉「構造改革」
<6面>
全国学力テスト結果を公表(大阪)
学校給食業務を民間委託(那覇市)
Topics 教員免許更新制に不満噴出
<7面>
橋下式「大阪府庁改革」の反動性
日共系民医連の「医療再生プラン」なるもの
<8面>
万華鏡2008――情勢の断層を読む
JUDO哲学
反ブッシュで賞
非和諧社会
洋上管制塔

週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」 最新号
 






  


首都に麻生政権打倒の火柱 10・26

新テロ特措法の期限延長阻止! MD配備反対!

全学連・反戦 国会・首相官邸へ進撃
国会に向け「麻生内閣打倒!」の拳
(10月26日、霞が関)


米大使館・首相官邸に向けデモ行進する労・学
(10月26日、愛宕)

 十月二十六日、わが同盟に領導された全学連のたたかう学生たちと反戦青年委員会に結集する革命的・戦闘的労働者たちは、北海道、関西、九州において決起した労働者・学生と固く連帯しつつ、「新テロ特措法の期限延長阻止! MDシステム配備を中軸とする対中・対露準臨戦態勢の強化反対!」「金融大破綻・大不況の労働者・人民へのツケ回し=犠牲転嫁反対!」を掲げ、アメリカ大使館、国会・首相官邸に向けたデモンストレーションに勇躍決起した。
 現代世界は今、経済大動乱と世界大戦勃発の危機の暗雲に覆われ、日本の、そして全世界の人民は、<戦争と貧困>の地獄に突き落とされている。このことへの憤怒に燃えて、全学連と反戦青年委は、小沢民主党に依存する「連合」高木執行部や日共の不破=志位指導部翼下の反対運動をのりこえるかたちで反戦反安保・政治経済闘争の一大奔流を巻き起こし、政権居座りを策す麻生の対米隷従政権にたいする断固たる階級的反撃の烽火をぶちあげたのである。

(以下、各章の見出し)
「安保粉砕」の声高く戦闘的デモを貫徹

「金融大破綻の労働者・人民への犠牲転嫁を許すな」――総決起集会

日本階級闘争の危機を打ち破った労学の闘い

反戦反安保・政経闘争の爆発で麻生政権を打倒せよ
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世界大戦勃発の危機への対応不能をさらす中野一派
書記長ダメダの三文グルジア評論

 中野一派はスパイ通信こと『前進』第二三五七号(九月一日付)に「グルジア侵攻 帝国主義大国化を狙うロシア」と題する雑文を掲載した。中野一派のお飾り書記長・ダメダこと天田の執筆になるこの雑文において彼らは、ロシアによるグルジア侵攻は「石油・資源の確保」を動機とした「大ロシア主義的、帝国主義的な領土併合」であるなどと突如として喚きはじめた。そして「(これを契機にして)帝国主義間・大国間の争闘戦が侵略戦争=世界戦争へと転化」する危機が高まっている、などという主張を開陳しているのだ。
 この雑文は、グルジア侵略を強行したロシアをば「大国」と規定する小学校の社会科教科書以下的な驚くべき理論的低水準を露わにしている。それだけではなく、ロシア・グルジア戦争を契機にして激化している米―中・露の対立を「帝国主義間争闘戦の激化」という古色蒼然たるテーゼをあてがって裁断する機械論的・テーゼ的思考法に満ち満ちたシロモノなのである。
 ロシアのグルジア侵略とこれにたいする「人道援助」を名目としたアメリカ帝国主義による軍事介入は、いま新たな世界大戦の危機を呼び起こしている。まさしくこの時にわが同盟の革命的批判に仰天した中野に尻を叩かれることによって、天田は現実の世界的大戦の危機から完全に昇天した評論をものするにいたったのだ。われわれは、走狗残党を最後的に解体しつくすためにその犯罪性を断固として暴きだしてやるのでなければならない。

以下、見出し
わが同盟の革命的批判に完全屈服

「民族問題」へのヘッピリ腰

「帝国主義間・大国間の争闘戦」なる妄言

インチキ・サンジカリズムの破産の露呈
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大阪市に麻生政権打倒の炎 10・26
 十月二十六日、全学連関西共闘会議の学生と反戦青年委員会の労働者は、米・露激突―世界大戦勃発の危機を突き破り・反動麻生政権を打倒する決意も固く、全関西労学統一行動に起ちあがった。
「日米新軍事同盟の強化反対!」の声轟く
(10・26、自民党大阪府連前)
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