第2068号(2009年5月11日)の内容

<1面>
「核軍縮」への幻想を煽る日共中央を弾劾し反戦反安保闘争の高揚をかちとれ!
<4〜5面>
「資本主義の健全な発展」の妄想
 転向スターリン主義者の腐敗の極致

<2面>
「いまこそ麻生内閣を倒そう!」
 首都圏の学生が怒りのデモ(4・25)

<3面>第80回メーデー
 闘う労働者が沈滞突き破る
 4・29「連合」/5・1「全労連」/5・1「全労協」

<6面>
Topics 赤字の病院はどんどんつぶせ
医療労働者・住民に犠牲強いる北海道の公立病院の解体・再編成
◇「ワーキング大阪ネット」発足セレモニー
<7面>
中野一派の最後の延命策を粉砕せよ 下
<8面>
南シナ海で米中が洋上の攻防
万華鏡2009
 ◆「ウイルス防止」?
 ◆ポチ公の宇宙軍拡
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」 最新号



























 

  


「核軍縮」への幻想を煽る日共中央を弾劾し反戦反安保闘争の高揚をかちとれ!

 麻生臨死$ュ権は今、アメリカ帝国主義のオバマ政権とともに日米新軍事同盟を強化するための反動諸攻撃を矢継ぎ早にふりおろしている。
 すでに衆院を通過させた「海賊対処法」という名の海外派兵新法の今国会中の制定、および「グアム協定」の批准。ソマリア沖へのP3C部隊などの自衛隊の増派。沖縄・辺野古での米軍新基地の建設をはじめとする在日米軍基地の再編と強化。かの北朝鮮ミサイル発射を口実としてなされたミサイル防衛(MD)システムの実戦的運用とその強化。アメリカの「四年ごとの国防計画の見直し(QDR)」(二〇一〇年二月)に見合うかたちでの、日本の「防衛計画の大綱(二〇一〇―一四年度)」の策定(〇九年末)。そして「集団的自衛権の行使は現行憲法においても可能」とする政府見解づくり。さらには憲法改悪のための憲法審査会における「審査会規程」づくりへの着手とその衆参両院本会議への上程の策動。……
 みずからの延命のために、日本国家がアメリカ帝国主義国家に隷従≠キる道をひたすら歩んでいるのが、断末魔の麻生反動政権なのだ。
 だがこの時に、オバマの「核兵器廃絶」を高唱しての対ロシア「核軍縮」提案にたいする幻想にとりつかれてしまっているのが、既成平和運動指導部、とりわけ日共中央にほかならない。彼ら代々木官僚は今、「ついに核兵器廃絶の願いがアメリカ大統領にも届いた」とばかりに、オバマの「核兵器廃絶」発言に有頂天になり、「オバマ大統領宛の書簡」なるものを喧伝してまわっているありさまなのだ。
 「核軍縮」の幻想に浸る既成指導部翼下の惨めきわまりない平和運動をのりこえ、われわれは今こそ、反戦反安保闘争の革命的高揚をきりひらくのでなければならない。そして労働者・学生・人民の力で一刻も早く麻生極反動政権を打倒するのでなければならない。

「海賊対処法」=海外派兵新法の制定阻止!

日米「グアム協定」の国会批准阻止!

日米新軍事同盟の現実的強化反対!

米―中露の核軍事力増強競争反対!
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「資本主義の健全な発展」の妄想

転向スターリン主義者の腐敗の極致

 「私たちが政権に参画したとしても、大企業との関係では共存していく。大企業には健全に発展していってもらわないと、困ります。」(三月十六日、BSイレブン・インタビュー)――日共委員長・志位和夫は今、口を開けばこう吹聴してまわっている。いまだに「共産党」の看板をブラさげている徒輩が、こともあろうに「大企業の健全な発展」を祈念する言辞を公然と吐いて恥じぬとは! このC調委員長の戯(ざ)れ言(ごと)こそは、代々木官僚がもはや身も心も完全に日本独占ブルジョアジーに売りわたしたことの醜悪な自己暴露と言わずして何というべきか。
 次期衆議院選挙が迫りつつあるなかで、代々木官僚は、西松建設違法献金問題での民主党代表・小沢一郎の公設第一秘書の逮捕・起訴という事態に直面して、政権交代が遠のいてしまう≠ニ内心では消耗感を募らせている。そうであるがゆえに彼らは、「政党・政治家としての自浄努力」なるものを小沢民主党に懇願(こんがん)しているのだ。
 動揺を隠せない代々木官僚は、「自民党はもちろん、民主党とも政権協力の条件はない」と口先では語っている。だが、チャッカリとこうつけ加えることを忘れない。「一致点で他党と協力し、政治を動かす努力を大いにおこなう」と(志位、四月十二日)。もしも民主党主力の連立政権が成立するならば、みずからもなんらかのかたちで「政権に参画」したい、という願望を代々木官僚がなお募らせていることはアリアリではないか。そうであるからこそ彼らは、衆院選後に政権樹立をめぐってキャスティングボートを握ることができるだけの議席を確保するための票田開拓に血眼になっているのだ。とりわけ、彼らが開明的≠ニみなした独占ブルジョアたちからの支持をとりつけるために、代々木官僚はなりふりかまわぬ媚売りに狂奔しているのである。
 彼らが叫びたてている売りこみ文句は、こうだ――「大企業の健全な発展」を!「健全な金融」を!「資本主義の健全な発展」を! いまなおアメリカ帝国主義を震源として深まっている国際金融大破綻・世界的大不況のもとで、まさに現代資本主義の限界が露呈している今日このときに、なんと資本主義よ健(すこ)やかに永遠なれ≠ニ謳いあげる讃美歌を、代々木官僚はブルジョアジーに捧げているのである。
 代々木官僚は、「保守層との共同」を第一義とするにふさわしく修正資本主義路線をますます右翼的に緻密化している。おぞましいほどまでにイデオロギー的変質を極限的に深め、その害毒を日本労働者階級にまきちらしているのが、転向スターリニスト党の不破=志位指導部なのである。この徒輩がうちだしている「健全な資本主義への改良」路線の犯罪性・反動性を、われわれは怒りを込めて徹底的に暴きだすのでなければならない。

(以下、各章の見出し)
T 「日本経済の体質改善」の御注進

U 「カジノ資本主義からの決別」提言の理論的虚飾

(つづく)
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第80回メーデー 選挙カンパニアへの歪曲に抗して奮闘

「大量解雇・大幅賃下げ粉砕! 麻生政権打倒!

闘う労働者が沈滞突き破る

 
労働貴族の抑圧に抗し奮闘する労働者たち
(4・29、代々木公園)

日共中央の選挙カンパニアへの歪曲に怒り広がる
(5・1、代々木公園)
結集する東京地公労傘下労組の労働者に檄をおくる
(4・29、明治公園)
日共中央を批判するビラが次々と参加者の手に
(5・1、代々木公園
大量解雇・大幅賃下げを許すな!
(5・1、日比谷公園)

 日本において八十回目を迎える今年のメーデー集会は、世界同時不況下の経営危機を口実とした資本家どもによる大量解雇・賃下げ攻撃の嵐の中で開催された。
 JC系労働貴族の大裏切りによって、〇九春闘は「ベースアップ・ゼロ」のみならず一時金の大幅削減という大惨敗を決定づけられた。しかも、独占資本家どもや中小企業の資本家どもは今、労働貴族の協力を得て、さらなる賃金カット・大量首切りの攻撃の刃を労働者の頭上にふりおろしている。民間企業の春闘結果(一時金の大幅引き下げ)を受けて政府・各自治体当局もまた、昨年末にすでに決定していた公務員の今年度夏の一時金大幅引き下げも目論んでいる(五月一日に、人事院は国家公務員の夏季一時金の約一割カットを緊急勧告した)。
 麻生政権は、金融諸機関・大企業を救済するために公的資金=血税を投入しているのみならず、オバマ政権を支えるために「ドル基軸通貨体制維持」の大義名分のもとに米国債を大量購入しようとしている。さらにグアムの米軍海兵隊基地建設・整備費やアフガニスタン占領支配を維持するための巨額の資金を拠出しようとしてもいる。これらの財政負担のツケを二年後の消費税増税によって労働者・人民に転嫁することを目論んでいるのが麻生政権なのだ。さらに彼らは、「海賊対策」を大義名分とした海外派兵新法の制定にも突進している。
 こうした危機的情勢のもとで開催された今年のメーデーは、しかし、「連合」「全労連」「全労協」それぞれの中央集会のすべてが、七月の都議選と、九月までにおこなわれる予定の衆院選にむけての「政権交代」を掲げた選挙カンパニア一色に染めあげられようとしていた。各ナショナルセンター指導部によるこうした歪曲に抗してわが革命的・戦闘的労働者たちは、メーデーを戦闘的につくりかえるために奮闘した。独占資本家どもの賃下げ・首切り攻撃に協力している「連合」労働貴族や「大企業の健全な発展」を唱える「全労連」日共系指導部の犯罪性を暴きだし、それぞれの単組・支部・分会において創意あふれる闘いを創造してきたことを基礎として、怒りあふれる仲間とともに決起したのだ。

以下、見出し
「政権交代によるパラダイム転換」を叫ぶ労働貴族
 ――4・29「連合」中央集会

オバマ賞賛と「国民本位の政治への転換」の呼号
 ――5・1「全労連」中央集会

「新自由主義政策の転換」を空叫びした「全労協」ダラ幹
 ――5・1日比谷メーデー
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「体制内労働運動との対決」を喚く中野一派の最後の延命策を粉砕せよ <下>

目  次
T 「連合」や「全労連」傘下の諸労組に潜りこむための策謀

U 「大恐慌をプロレタリア世界革命へ」という新=珍テーゼの捻出

 (第二〇六七号)

V サンジカリズムの戯画
 (本 号)
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「いまこそ麻生内閣を倒そう!」  首都圏の学生が怒りのデモ(4・25)
 四月二十五日、早稲田大学社会科学部自治会委員長や国学院大学自治会委員長ら首都圏五大学の各自治会委員長の呼びかけのもと、「とめろ! 戦争への暴走 許すな! 貧困の強制 いまこそ麻生内閣を倒そう! 4・25学生マーチ」が開催された。早稲田大学に集まった首都圏各大学のたたかう学生たちは、「ソマリア沖への自衛隊派遣反対!」「海兵隊グアム移転協定の国会批准反対!」「学費値上げ反対!」などを掲げ、早稲田・高田馬場界隈においてデモを実現した。

「麻生政権打倒!」の意気高く(4月25日、新宿・高田馬場)
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