第2092号(2009年11月2日)の内容

<1面>
11・12日米首脳会談粉砕に起て!
米・露「核軍縮」交渉にすがりつく既成平和運動をのりこえ反戦反安保闘争の爆発を
 MDシステム撤去! 核基地撤去!
 安保条約破棄をめざして闘おう!

<4面>
<人民元経済圏>構築への奔走 
<5面>
米海兵隊の辺野古新基地建設阻止!
 11・8沖縄県民大会の戦闘的高揚を

<2面>
「『軍命』記述削除を撤回せよ」
 労学が県民集会で奮闘 9・29 那覇

<3面>
玄海原発3号機でのプルサーマル運転阻止に起て
<6面>
札幌市人事委の大幅賃下げ勧告弾劾
北海道 学校での「フッ化物洗口」実施の強制に反対しよう!
Topics 行刷相の口約束に有頂天の公務労協指導部
<7面>
11・8石川県七尾での「国民保護」実動訓練を阻止せよ
労政審 経営者代表が労働者派遣の規制強化反対を大合唱
<8面>
万華鏡2009――情勢の断層を読む
◆露はらい
◆米兵タクシー
◆一超支配
■事故調報告書の書き換えを策したJR西経営陣を弾劾せよ
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」 最新号
































 

  


11・12日米首脳会談粉砕に起て!

米・露「核軍縮」交渉にすがりつく既成平和運動をのりこえ反戦反安保闘争の爆発を


 MDシステム撤去! 核基地撤去!

 安保条約破棄をめざして闘おう!

反戦の熱き決意込め首都を席巻 10・25労学統一行動(東京・日比谷)
 十一月十二日に初めて来日するアメリカ大統領バラク・オバマは、首相・鳩山由紀夫との首脳会談において「揺るぎなき日米同盟」を謳いあげようとしている。日・米の両権力者は、「核軍縮・核拡散阻止」や「地球温暖化防止」に向けての日米協調≠世界にアピールすることを画策している。この両権力者は、さしあたり今回の首脳会談においては、日米の同盟関係のあり方をめぐる対立にフタをし<米・日連合>の亀裂をおし隠すことに腐心しているのだ。
 そもそも、日本国家をあくまでも対米隷従国家≠ニして日米新軍事同盟の鎖で縛りつけていくことをたくらんでいるのがオバマなのである。これにたいして鳩山は、「主体的な外交戦略」の名のもとに歴代自民党政権の対米追従一辺倒$ュ策から転換し対米自立≠なしとげていく旗幟を鮮明にしている。
 とはいえ、鳩山=小沢の民主党主力政権は、中・露の核軍事力増強にたいして、とりわけ覇権大国≠めざす中国の軍事力増強と<人民元経済圏>形成=アジア制覇の策動にたいして危機意識を高めているがゆえに、対中・対露の攻守同盟として強化されてきた日米新軍事同盟をみずからの安保=軍事政策の絶対的基礎にすえているのである。オバマ政権の強硬な恫喝をつきつけられ沖縄・普天間基地の「県外または海外への移転」という「政権公約(マニフェスト)」を早くも反古(ほご)にしつつある彼らの姿を見よ。日本全土に配備されたMD(ミサイル防衛)システムの実戦的運用のための訓練やソマリア沖派兵の継続を強行しているのが、鳩山の新政権ではないか。
 米と中・露との核軍事力増強競争が激化し日米新軍事同盟を現実的に強化していくための攻撃の斧(おの)がふりおろされているにもかかわらず、「連合」指導部や日本共産党の不破=志位指導部は、「核なき世界」を高唱するオバマへの幻想を労働者・人民に向かって煽りたてつつ各国権力者どもに「核軍縮」を請願する運動に闘いをネジ曲げている。鳩山政権にたいしては「国民の声に応える政府」と礼賛しながら、これを尻押しするという犯罪的な態度をとっているではないか。
 われわれは、無力な「核軍縮」請願運動をのりこえ、<米―中・露の核軍事力増強競争反対>の革命的反戦闘争を断固としておしすすめるのでなければならない。この反戦闘争のただなかで、われわれは、日本に配備されたMDシステムと核基地そのものの撤去を強く要求し、これらの法的根拠をなす安保条約の破棄をめざしてたたかおうではないか。たたかう労働者・学生・人民は日米新軍事同盟の新たな強化を策す日米首脳会談を粉砕するために総決起せよ! 首都中枢における11・12闘争に決意も固く起ちあがろうではないか。

以下、見出し
対立をおし隠しての「揺るぎなき日米同盟」の唱和

「核軍縮」の裏面で激化する米―中・露の核軍事力増強競争

首相=内閣官房専決システムの構築に突進する鳩山政権

既成指導部の「核軍縮」請願・鳩山政権翼賛運動をのりこえ闘おう
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<人民元経済圏>構築への奔走 

 胡錦濤政権の世界経済制覇戦略 (下)

目 次
T 「人民元の国際化」への試走

  人民元建て貿易の「試験」的開始

  「IMF改革」の名によるSDRの活用策

  立ちはだかる難題・難関

  <三極通貨体制>創出の企み
       (第二〇九一号)

U 東・東南アジア地域経済圏の<人民元経済圏>としての形成

  人民元建て貿易決済の段階的拡大

  FTAを活用した域内貿易の拡大と再編成

  中国主導の域内国際分業構造への再編
       (本  号)
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米海兵隊の辺野古新基地建設阻止!

11・8沖縄県民大会の戦闘的高揚を

既成指導部による鳩山政権尻押し運動をのりこえ闘おう

沖縄県委員会

 十一月十二日の大統領オバマの初訪日を前にしてオバマ政権はいま、米海兵隊普天間基地の辺野古移設を中軸とする米軍再編への全面協力=早期履行を、「日米両国家間の合意」をタテとして鳩山政権にたいして強硬に迫っている。この強圧を受けて鳩山政権は、海上自衛隊のインド洋での給油活動の来年一月停止(アフガニスタン「復興支援」策への転換)と引き替えに、辺野古新基地建設を容認≠キる方向に舵を切りはじめた。ただし、鳩山は、「日米合意も大事、選挙での約束も大事、沖縄県民の心も大事」などとおしだし、辺野古移設以外の「選択肢を調査する」などと突っ張っている(十月二十四日)。
 鳩山政権は歴代自民党政権の「過度な対米依存」から脱却し「緊密で対等な日米同盟関係」を構築するとぶちあげ、普天間基地問題でも「国外移設、最低でも県外移設」を公約≠ニしておしだしてきた。この鳩山の政策への「期待」が沖縄の労働者・人民のなかで高まるなかで、首相・鳩山はみずからの公約≠反古にすることへの反発をかわし最善を尽くした交渉の結果≠ニいう体裁をとりつくろうために、結論を急がない≠ネどとおしだしてみせているのだ。
 ところが、この鳩山政権への幻想になおも囚われている既成反対運動指導部は、オバマ政権と交渉する鳩山政権を尻押しするためのものとして位置づけつつ、十一月八日に沖縄県民大会を開催しようとしている。われわれは、鳩山政権の応援団≠ニ化している既成反対運動をのりこえ、県民大会の戦闘的高揚をかちとるために奮闘するのでなければならない。

以下、見出し
鳩山政権の辺野古移転容認≠ヨの転回

日米新軍事同盟の強化を絶対的基礎としての鳩山外交

鳩山政権の応援団と化した既成反対運動指導部

反戦・反基地・反安保闘争の高揚をかちとれ!
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玄海原発3号機でのプルサーマル運転阻止に起て

「CO2排出削減」の名による原発・核開発の推進を許すな!

 十月十五日から十九日にかけて、九州電力は、玄海原発3号機へのMOX燃料の装填を強行した。ついに九州電力は、十一月上旬にも国内初のプルサーマル運転に踏みきろうとしている。
 鳩山政権の閣僚どもは、就任早々から相次いで「高速増殖炉も含めて、中核エネルギーの一つと原子力を位置づける」(文部科学相・川端、九月十七日)とか「温室効果ガスの排出削減には……原子力発電の着実な推進が必要である」(環境相・小沢鋭仁、九月二十八日)とかと言いたてた。「温室効果ガスの排出を一九九〇年比で二五%削減する」という国際公約を華々しく掲げた鳩山=小沢の民主党政権は、「地球温暖化対策」の名において原発の新増設や「核燃料サイクル」開発を積極的におしすすめることを宣言したのだ。
 「原発推進」の旗幟を鮮明にした鳩山政権の成立を追い風にして、各電力資本は、九州電力玄海原発3号機を皮切りに、伊方原発3号機(四国電力)、浜岡原発4号機(中部電力)、高浜原発3、4号機(関西電力)などにおいて相次いでプルサーマル運転を開始しようとしている。それとともに、各電力資本は、川内原発3号機の建設(九州電力)や上関(かみのせき)原発建設予定地の埋め立て工事(中国電力)など、原発の新増設にも相次いで踏みだそうとしている。
 そればかりではない。日本原子力開発機構は、来年三月にも、高速増殖炉「もんじゅ」の運転を再開しようとしている。
 「温暖化防止」を金看板とした鳩山政府と電力諸資本とが一体となっての原発・核開発の加速度的な推進によって、新たな原発事故の危険性はいっそう高まっているのだ。
 この鳩山政権の成立にあわせて、現在計画中の原発九基の建設について「着実に推進」する姿勢を明らかにしたのが、「連合」指導部にほかならない(九月十七日)。この古賀指導部を弾劾せよ!
 日共の不破=志位指導部は、六ヶ所再処理工場の事故や高レベル放射性廃棄物処分場建設の見通しがたっていないことを「プルトニウム利用技術がきわめて未熟であることを示している」などととらえ、「核燃料サイクル政策」の「見直し」を政府にたいして要求している。けれども、鳩山=小沢の民主党政権が「地球温暖化対策」の名のもとに原発開発に突き進んでいることについては、日共中央は、これに反対することを曖昧にしているのだ。
 われわれはこうした「連合」指導部の犯罪的対応を弾劾し、日共中央翼下の「安全対策」要求運動をのりこえ、玄海原発3号機のプルサーマル運転を絶対に阻止するのでなければならない。「CO2排出削減」の名による原発・核開発の推進を打ち砕く闘いに、いざ全国各地で総決起しようではないか!

(以下、見出し)
プルサーマル運転・原発大増設に踏みだした鳩山政権

「核燃料サイクル」開発への突進

原発新増設の「着実な推進」をうたう「連合」指導部を弾劾せよ

日共系「安全対策」要求運動をのりこえ闘おう
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「『軍命』記述削除を撤回せよ」 労学が県民集会で奮闘 9・29 那覇
 九月二十九日、那覇市の県民広場において、「軍命」記述削除の検定意見撤回を求める県民集会が「県民大会決議を実現させる会」の呼びかけで開かれた。一一〇〇名(主催者発表)の労働者・学生・市民が結集し、文部科学省による高校歴史教科書からの沖縄戦集団自決の「軍命」記述削除糾弾! 検定意見撤回! の声をあげた。
 この日の集会とデモにおいて、琉球大学と沖縄国際大学の学生自治会のたたかう学生たちは、政権与党の社民党はもとより、「連合沖縄」、日本共産党までもが民主党政府への尻押しに終始するなかで、これと対決し、闘いを戦闘的に高揚させるために奮闘した。
琉大・沖国大の闘う学生が闘いの方向性示し奮闘
(9・29 那覇市)
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