第2140号(2010年10月18日)の内容

<1〜3面>
労働戦線から10・24闘争の炎を
大増税と首切り・賃下げ攻撃を打ち砕け
政府・独占資本家と一体で「法人税減税」を叫ぶ「連合」労働貴族を弾劾せよ!
 <上>
 中央労働者組織委員会

<3面>
ブラジル・ルラ政権への幻想を断て!
独占資本救済のための「攻めの農業政策」
<4面>
10・24反戦反安保―怒りの爆発を  下
 中央学生組織委員会

<5面>
「中国政府の尖閣諸島『領有』策動弾劾!」
 全学連 中国大使館に緊急抗議 10・8

国学院大 300名の決起で若木祭開催・学生会費支給をかちとる
<6面>
自民党と文科省・道教委の新たな北教組弾圧を許すな
「指導力不足教員」研修の実態(石川県)
Topics 派遣法「改正案」、さらに骨抜きに
<7面>
ヨレヨレ菅・民主党政権の下支えに血眼の自治労本部
 自治労第82回定期大会
<8面>
万華鏡2010――情勢の断層を読む
◆因循苟且(いんじゅんこうしょ)
◆誤爆の代償
◆ドン解任
◆徳島県教組襲撃事件
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
  「解放」 最新号



































  


労働戦線から10・24闘争の炎を

大増税と首切り・賃下げ攻撃を打ち砕け

政府・独占資本家と一体で「法人税減税」を叫ぶ「連合」労働貴族を弾劾せよ!  <上>

中央労働者組織委員会

 尖閣諸島(中国名=釣魚島)近海での海上保安庁巡視船にたいする中国漁船の体当たり℃膜盾めぐる政治的攻防において、菅の民主党政権は、強硬な対日制裁にうってでた中国・胡錦濤政権に惨めな屈服を喫した。勝ち誇った胡錦濤政権は、いよいよおごり高ぶりながら、東シナ海・南シナ海の海底資源を占有支配するためにも同海域の制海権をアメリカ帝国主義から奪取する野望をむきだしにして、尖閣諸島近海での中国艦船の常時徘徊や軍事演習の連続的強行にうってでている。これに危機感を募らせているアメリカ帝国主義のオバマ政権は、韓国・李明博政権とともに黄海において米韓合同軍事演習(九月末)を強行したのに続いて、十月以降も李明博政権や菅政権とともに黄海・日本海・日本周辺などでの米韓や米日韓の合同軍事演習を次々と強行しようとしている。こうして今、米・日・韓―中の軍事的衝突の危機がいよいよ高まっているのである。
 対中屈服の屈辱を喫した菅政権は、ことさらに「中国の脅威」への対抗を叫び立てながら、オバマ政権とともに日米新軍事同盟の対中・対露攻守同盟としての強化に突進している。それと同時に、円独歩高に直撃されて不況のいっそうの深刻化に見舞われている日本経済のこの危機を打開するために、「新成長戦略」の実現の名のもとに、法人税減税の強行実施をはじめとする諸独占体支援に血道をあげているのだ。法人税減税を実施するならば一段と深刻化すること必至の財政収支赤字を、消費税大増税によってのりきる意図をも露骨に示しながら、である。
 この菅政権にたいして、独占資本家どもと唱和しながら、「円高対策・法人税減税」という大独占体支援策の実施を声高に求めているのが、「政権与党を支える労働運動」を標榜している「連合」の労働貴族どもにほかならない。「国難突破」のための労・使・政協力の名のもとに日本労働運動を「救国」産報運動におとしめている「連合」労働貴族を弾劾しつつ、われわれは、菅政権と独占資本家どもが経済危機を突破するために労働者・人民にたいして仕掛けている犠牲転嫁の攻撃を粉砕する闘いを労働戦線において断固としておしすすめるのでなければならない。この闘いと同時一体的に<米・日―中・露の相互対抗的軍事演習反対! 辺野古新基地建設阻止!>の反戦反安保闘争を断固として推進するのでなければならない。
 すべての闘う労働者は、10・24労学統一行動に勇躍決起せよ! 労働者・人民に新たな<戦争と貧困>を強制する菅政権の打倒をめざしてたたかおうではないか!

(以下見出し)
T 労働者に経済危機の犠牲転嫁を企む菅政権・独占ブルジョアジー

 A <米・中本格対決>の狭間での日本帝国主義の死の苦悶

 B 諸独占体庇護=支援に血道を上げる菅民主党政権

 C 海外進出と労働者への犠牲転嫁をはかる日本独占ブルジョアジー

 D 「救国」産報運動に抗する革命的・戦闘的労働者の闘い
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10・24反戦反安保―怒りの爆発を

 労学の力を結集し菅対米追従$ュ権打倒をめざし決起せよ   <下>

 中央学生組織委員会

目 次

T 米日―中露の対峙下で高まる戦争勃発の危機

U <米・中本格対決>の狭間で苦悶する日本帝国主義
  (第二一三九号)

V 米・日―中激突下の戦争・戦乱勃発の危機を突き破れ
  (本 号)
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「中国政府の尖閣諸島『領有』策動弾劾!」
全学連 中国大使館に緊急抗議 10・8
弾圧を突き破り、中国大使館正門前でシュプレヒコール(10月8日)
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国学院大 300名の決起で若木祭開催・学生会費支給をかちとる
大学当局(学生部)による右翼学生を活用した自治破壊攻撃を粉砕
国学院大生300名が、学生部に「若木祭開催・学生会費支給」を要求(9月29日)
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