第2151号(2011年1月17日)の内容

<1〜3面>
<米・中本格対決>下の戦乱の危機を突破する革命的反戦闘争の爆発を!
 中央学生組織委員会

労学市民600が菅来沖を弾劾 12・17
<4〜5面>
戦乱の世界を覆す革命的拠点を!
 <スターリン主義崩壊20周年>――真の前衛党建設の大道を切り開け(下)

<6〜7面>
年頭の決意
 沖縄/北海道/北陸
 交通運輸/郵政/マスコミ/社会事業
<8面>
沖縄県警による闘う学生四名の「不退去罪」デッチ上げ逮捕弾劾
幌延で闘う学生が労働者・農民と共に奮闘
週間日誌は7面に掲載
  「解放」 最新号



















  


<米・中本格対決>下の戦乱の危機を突破する革命的反戦闘争の爆発を!

<戦争と貧困>を強制する極反動・菅政権を打倒せよ

中央学生組織委員会

 二〇一一年の劈頭にあたり、革共同・中央学生組織委員会は、すべてのたたかう学生諸君に訴える! いまこそ、朝鮮戦争の勃発を阻止する革命的反戦闘争の大爆発をかちとるために総決起せよ! <米・中本格的対決>下で激成する世界的戦乱の危機を突破する闘いを、「連合」指導部の抑圧に抗してたたかう労働者と連帯して、全国各学園において断固として創造せよ!
 アメリカ帝国主義のオバマ政権は、「北朝鮮の軍事挑発を抑止する」と叫びたてながら、原子力空母カール・ビンソン(CV)を日本周辺海域に急派した。この空母機動部隊は九州西方沖で日本国軍・海上自衛隊との合同軍事演習を、続けて黄海に入り韓国海軍との合同演習を連続的に強行しようとしている。いまやオバマ政権は、整備のために米軍横須賀基地に帰港している原子力空母G・ワシントンとカール・ビンソンという二つの空母を擁する機動部隊を日本周辺に配備し、対中・対北朝鮮の臨戦態勢を強化しているのだ。対米追従政権≠ニしての姿をむきだしにしている日本帝国主義の菅政権も、オバマ政権による対北朝鮮の戦争挑発の策動に積極的に呼応している。日本国軍と米軍との合同軍事演習を連続的に実施している。そればかりではない。菅政権は、オバマ政権とともに、中国を主敵≠ノすえる「日米共通戦略目標」を明確にする内実の新たな日米安保共同宣言を謳いあげることを策している。そしてまた、オバマ政権のテコ入れのもとに、韓国の李明博政権とのあいだでも日本国軍と韓国軍との軍事的協力の強化を謳う日韓共同宣言を策定することを画策しているのだ。まさにこの政権は、日米新軍事同盟と米韓軍事同盟を結合して米・日・韓の三角軍事同盟を再構築・強化することを企むオバマ政権に積極的に呼応しているのである。
 いまこのときも北朝鮮国家を「体制崩壊」に追いこむことをも狙って戦争の業火を放とうとしているアメリカ帝国主義とその随伴者ども。この米・日・韓の権力者どもにたいして、金正日の北朝鮮は、「自制」を求めている中国権力者の圧力をも受けて、「六ヵ国協議の再開」を要求している。けれども、オバマ政権があくまでも金正日には「見返りを与えない」という「戦略的忍耐」の姿勢を堅持し対北朝鮮の臨戦態勢を飛躍的に強化していることのゆえに、金正日もまたアメリカ政府から「体制保証」を取りつけることを狙って戦争瀬戸際的政策をとらざるをえないのである。
 まさにいま、朝鮮戦争勃発の危機が切迫している。にもかかわらず、この期におよんでもなお転向スターリニストの党・代々木共産党の不破=志位指導部は、「平和の流れが滔々(とうとう)と広がっている」(新春インタビューでの委員長・志位)などと平和ボケした主張を開陳しているありさまではないか。この党は、朝鮮戦争の勃発を阻止する闘いの組織化も、米・日・韓と中・露との相互対抗的な軍事演習に反対する闘争の組織化も、いっさい放棄しているのだ。
 この度しがたい腐敗を露わにしている代々木官僚を弾劾し、その翼下にある平和運動をのりこえるかたちで、われわれは革命的反戦闘争を断固として推進している。まさにわが革命的反戦闘争は、朝鮮戦争勃発の危機を突破する方途を、日本の、そして南・北朝鮮の、そして全世界の労働者・人民に照らしだす珠玉の闘いなのである。
 まさにこうしたわが闘いの革命性のゆえにいま学生戦線においては、反動大学当局者が政府・文部科学省および警察権力からの指令のもとに新たな学生運動破壊のための悪辣な攻撃をしかけている。昨二〇一〇年十二月二十二日、沖縄県警・宜野湾署は、沖縄国際大学の自治会室において、沖縄県学連・全学連のたたかう学生四名を「建造物不退去罪」などという容疑をデッチあげて不当逮捕する暴挙にうってでた。警察権力と大学当局者は、機動隊員と大学職員あわせて数十名を動員して突如として自治会室を包囲し学生たちを自治会室に監禁したうえで、「建造物不退去罪」などという容疑をデッチあげたのだ。まさにこの不当逮捕事件は、警察権力と大学当局とが一体となって仕組んだ前代未聞の政治弾圧にほかならない。われわれは、沖縄における反戦・反基地闘争を先頭で牽引してきた沖国大の学生自治会を破壊することを狙ったこの12・22不当逮捕=政治弾圧を満腔の怒りをこめて弾劾する!
 いままさに沖国大をはじめとして全国の各学園で開始されたネオ・ファシズム的な学生自治会破壊の攻撃を粉砕するために、獄中闘争をたたかう学生たち、沖国大自治会・沖縄県学連のたたかう学生たちを先頭にして、全学連のたたかう学生はうって一丸となって総決起しようではないか!
 すべてのたたかう学生諸君!「反安保」を完全に放棄している日共翼下の反対運動をのりこえ、<朝鮮戦争勃発阻止! 日米合同軍事演習反対! 米・日・韓三角軍事同盟の強化反対!>の反戦反安保闘争を断固として推進せよ! この反戦闘争と法人税減税・消費税増税反対の政治経済闘争とを同時的・一体的に推進しようではないか。今こそ、<戦争と貧困>を労働者・人民・学生に強制する菅政権を打倒せよ! すべての全学連のたたかう学生は、1・23全学連闘争に決意も固く決起せよ!

(以下見出し)

一、光輝を放つわが革命的反戦闘争

二、情勢分析の的確さ

三、転向スターリン主義の党を解体する闘いの前進
Top

   


戦乱の世界を覆す革命的拠点を!

〈スターリン主義崩壊二十周年〉――真の前衛党建設の大道を切り開け

目次
一 朝鮮戦争勃発阻止に決起せよ
二 戦乱と経済大動乱の危機を深める現代世界
 A 現代世界の地殻変動
  (第二一五〇号)

 B 歴史の再逆転=\―現代世界の歴史的位相
三 反スターリン主義運動の怒濤の前進をかちとれ
 A 菅政権打倒に決起せよ
 B 強靱な前衛党への飛躍を
  (本号)
Top
 

   

沖縄県警による闘う学生四名の「不退去罪」デッチ上げ逮捕弾劾

沖縄県警・沖国大反動当局の一体となった革命的学生運動破壊攻撃を粉砕せよ!

日本マルクス主義学生同盟革マル派
同・沖縄県委員会

 二〇一〇年十二月二十二日、沖縄県警は、沖縄国際大学の自治会室において、沖縄県学連・全学連の闘う学生四名を、「建造物不退去」なる容疑をデッチあげて逮捕した。この「不退去罪」デッチあげ逮捕攻撃は、沖縄県警と沖国大反動当局が文字通り一体となり用意周到に仕組んだ、前代未聞の一大政治弾圧にほかならない。
 許しがたいことに、沖縄県警・那覇地検は、いまなお四名の仲間を「不退去罪」などというデッチあげ容疑を口実に不当にも勾留しつづけている。
 わが同盟は、沖縄県警・沖国大反動当局が一体となったこの前代未聞の一大政治弾圧を徹底的に弾劾する! すべてのたたかう学生は、革命的学生運動にしかけられた新たな攻撃をうち砕くために総決起せよ!

学生を自治会室に監禁し逮捕

 十二月二十二日正午ごろ、沖縄県警・宜野湾署員と沖国大当局・学生課職員あわせて約十名が、サークル棟の自治会室に突如乱入した。宜野湾署・刑事一課を名のるデカどもは、「大学から『不審者がいる』という通報があった」などと称し、その場に居合わせた九人の学生を自治会室の奥に暴力的に監禁した。そのうえで宜野湾署のデカどもは、「学外者は身分証明書を見せろ」などと騒ぎはじめた。
 わが仲間たちは、警察権力を自治会室に招き入れた学生課職員を弾劾しつつ、デカどもにたいして自治会室の封鎖を解くよう要求した。わが仲間は、「われわれは自治会室の外に出る。出させろ」と要求し、現に室外に出ることを追求した。ところが警察権力は、これを暴力的に阻止し、すでに五十人ものデカ・機動隊をサークル棟に動員し、自治会室の入口だけでなく自治会室の窓の外、サークル棟の裏口にまでも警察官を配置して、自治会室を完全に包囲していた。
 このように、警察が完全包囲の体制を敷いているなかで、村上学生部長が宜野湾署刑事一係長と一緒にあらわれて、「警告文」を読みあげた。この「警告文」は、宜野湾署のデカがその場で書いたものなのだ。そして、「学外者の身元を確認する」などと言いだした。これに続いて、富川学長(兼理事長)が理事会メンバーを引き連れて自治会室にあらわれた。富川学長は、――わが仲間たちを警察権力の力を借りてまったく身動きできないように監禁しておいたうえで――「学外者は退去しなさい」などという「退去要請」を、いけしゃあしゃあとおこないはじめたのだ。
 わが仲間たちは、沖縄県警とタイアップした沖国大当局の異常な弾圧に徹底的に抗議するとともに、「学生を警察に売り渡すのはやめろ」と富川学長を追及した。この怒りの追及の前に、富川学長は、顔色をなくし震えながら「日本は法治国家だから……」などと居直ったのだ。
 午後二時二十分すぎ、沖縄県警の指南を受けて形ばかりの「退去要請」をおこなっていた富川学長らが自治会室から出ていったまさにその時、宜野湾署刑事一課長の「不退去罪で逮捕する!」という号令のもとに、十数人のデカどもがわが仲間たち四人に襲いかかり逮捕=連行しさったのだ。
 この12・22事件は、沖国大自治会運動を暴力的に圧殺するために、警察権力と大学当局とが共謀してしくんだ悪辣な一大政治弾圧にほかならない。
 沖縄県学連の学生たちは、この前代未聞の政治弾圧に抗して、ただちに反撃の闘いを開始した。逮捕直後の午後四時半から自治会室においておこなわれた緊急記者会見の場において、沖縄県学連委員長と沖国大自治会長は、警察権力と大学当局が一体となってしかけた前代未聞の一大政治弾圧を徹底的に糾弾したのである。

沖縄県警が主導した一大政治弾圧

 沖国大当局はいま、「学生が退去勧告に従わず、立てこもったので、やむなく警察の力を借りた」などと宣伝している。だがこれは、事実とは百八十度異なる真っ赤な嘘なのだ。
 沖国大当局が自治会室に招き入れたデカどもは、自治会室に乱入するなりただちに学生の自由を暴力的に奪い去り、彼らを二時間以上も監禁した。また沖縄県警は、五十人近くもの警察官・機動隊員を動員して自治会室を包囲し、蟻一匹出られない態勢を敷いた。そのうえで、沖国大当局者が形ばかりの「退去要請」をおこない、これに学生が応じず立てこもった≠ネどという虚構をデッチあげて、「不退去罪」を口実に学生を逮捕したのだ。――これが真実なのであって、この事件は、何が何でも「不退去罪」をデッチあげるために沖縄県警と大学当局とが共謀してしくんだ謀略的な弾圧いがいの何ものでもない。
 「一一〇番通報したのは不審者がいたからだ」などという大学当局の言辞は、デタラメそのものである。事件直前の午前十時半ごろ、学生課職員が学生部長の辞任を求める自治会執行部・選挙管理委員会の掲示物を剥がしているのを、選挙管理委員会の女子学生が発見し、これを写真に収めた。するとこの職員は、女子学生の右腕をつかんで学生課に連れ込もうとした。この一部始終を別の学生が写真に撮った。――これをもって当局者は、「不審者がいた」と称して一一〇番通報し、ただちに警察権力を学内に引き入れたのだ。
 逮捕翌日の十二月二十三日に沖縄県警は、「不退去罪」容疑を口実にして沖国大自治会室を不当捜索した〔十二月三十日には琉球大学学生会室をはじめとする計七ヵ所を捜索した〕。この自治会室への不当捜索の現場に富川学長をはじめとする当局者・学生課職員が勢揃いし、村上学生部長が捜索に立ち会った。しかも学生課職員たちは、警察の押収物保管用の段ボール箱をいそいそと運んで手伝った。このように、警察権力との一体ぶりを誰はばかることなく露わにしているのが、沖国大反動当局者なのだ。

<自治会破壊反対>の闘いに追いつめられた沖国大当局の暴挙

 警察権力の指南を受けた沖国大反動当局者による学生四名の警察権力への売りわたし――彼らがこのような蛮行に手を染めたのは、このかんの沖国大のたたかう学生たちの<自治会破壊反対!>の闘いに決定的に追いつめられたからにほかならない。
 そもそも昨二〇一〇年十二月いらい、沖国大のたたかう学生は、新たな自治会破壊策動を開始した村上学生部長の辞任を求めて闘いを創造していた。昨年十二月三日、沖国大当局・学生部は、「学生自治会長選挙にこぞって立候補しよう! 現自治会長に代わってあげよう!」などという主旨の「文書」を学内に掲示する〔これを受けて「米軍の沖縄駐留に賛成」の当局派学生が立候補しようとした〕というような、あからさまな自治会長選挙への介入・妨害策動を開始した。それだけではない。村上学生部長は、選挙に介入する以前から、みずからの講義の場において、「平和とかいってるくせに火炎瓶」「親の顔一度はみたいあの二人」などという自治会役員を誹謗・中傷する「川柳」を読みあげ、その感想文を講義に出席している学生に提出させたり、自治会役員の実名をあげて彼らの「個人情報」を漏洩したりするなど、ヒステリックな反自治会の悪宣伝を日常的にくりひろげていた。わが沖国大の仲間たちは、こうした自治会破壊の張本人である村上学生部長の辞任を求める運動をまきおこしていた。すると、村上学生部長の親衛隊≠フ学生どもが自治会長に暴行を働き、全治二週間のケガを負わせるという暴力事件までをもひきおこしていたのだ(十二月十六日)。
 わが沖国大のたたかう学生は、これら村上学生部長を首謀者とする自治会破壊の動きを絶対に許さないために日夜奮闘していた。村上学生部長を背後で操ってきた沖国大・富川理事会は、この闘いに決定的に追いつめられ、ついに警察権力に泣きつき学生を逮捕させるという犯罪行為を働いたのだ。
 いま東アジアにおいては、北朝鮮の金正日政権による延坪島(ヨンピョンド)砲撃と、これを好機として米・韓・日各国権力者が実戦そのものの演習をくりひろげることによって、朝鮮戦争が勃発しかねない危機がさし迫っている。このような緊迫する情勢のなかにあって日本の菅政権は、アメリカ・オバマ政権によりいっそう追従し、日米新軍事同盟の対中国・対露攻守同盟としての強化に突進している。その最前線基地が沖縄の米軍基地にほかならない。しかも、オバマ政権は、菅政権にたいして、辺野古新基地建設を迫るとともに辺野古移転が無理ならば普天間に居座るだけだ≠ニ恫喝し、当面は普天間基地に居座ろうとしている。
 このような米・日権力者による攻撃がかけられているなかで、沖縄の地にガッチリと根を張ったわが革マル派は、いっさいの既成指導部が闘争放棄をきめこんでいる体たらくをのりこえ、<普天間基地即時撤去>の闘いを創造してきた。沖縄の地において革命的反戦闘争を創造してきた沖縄県学連、とりわけ普天間基地に隣接する沖国大のたたかう仲間たちは、二〇〇四年の米軍ヘリ墜落事故を徹底的に弾劾する闘いをはじめとして、反戦・反基地・反安保闘争をたたかいぬいてきた。いま、菅政権・警察権力は、朝鮮戦争勃発の危機の急切迫のもとで、<普天間基地撤去・辺野古新基地建設反対>をかかげて沖縄における革命的学生運動を領導しているわがマル学同沖縄県委員会とそのもとにたたかう沖縄県学連の部隊にたいして、凶暴な弾圧を開始しているのだ。
 朝鮮戦争勃発の危機が風雲急を告げるなかで、一切の既成反対運動の沈黙をのりこえ、唯一反戦の闘いをおしすすめているわが革命的左翼――このわが革命的左翼にたいする新たな弾圧と攻撃が開始されている。昨年十二月五日、東京における全学連のデモ隊には、国家権力のテコ入れを受けた右翼分子どもが許しがたい敵対策動をおこなったのであったが、今回の沖国大における「レッドパージ」攻撃もまたこの動きと軌を一にするものなのだ。
 それだけではない。沖国大・富川理事会がわが沖国大自治会を破壊する策動を一段と強めているのは、彼らが、私学資本としての生き残りにとってわが全学連派の自治会執行部を目の敵にしているからでもある。
 いま全国的にも超就職氷河期≠ニ少子化のもとで大学間の生き残り競争が熾烈化しており、特に沖縄ではいわゆる求人倍率が落ちこんでいるなかで、沖国大当局は就職率のアップと入学志願者の維持に汲々となっている(沖国大の就職率は、当局が就職率を公表できないほどに低下している)。それゆえに沖国大・村上学生部は、「就職サポート」が充実していることを一番の売り≠ニして宣伝したり、就職のための「キャリア・アップ」のためになる「課外活動」を積極的に奨励したりしている。その他方で大学当局は、村上学生部長が講義の場で自治会役員を誹謗する「川柳」を読みあげたりしていることに示されているように、わが革命的学生が執行部を担っている自治会の存在をば、その障碍とみなして排外的な憎悪を募らせ、ヒステリックな悪宣伝をおこないつつ自治会運動の暴力的圧殺=大学のアウシュビッツ化に血眼となっているのだ。

革命的学生運動破壊を狙った一大反動攻撃を粉砕せよ!

 現下、政府・文科省の指導のもとに、全国の国公私立大当局者は、革命的学生運動破壊の新たな攻撃を開始している。各大学当局者は、「政治活動禁止」とか「反社会的活動及びその支援活動を目的とする団体等の設立は認めない。」(沖国大「学生準則」第8条)とかと称して、政府や大学当局に批判的ないっさいの自治・サークル活動にたいする規制・統制を強化している。だがわれわれマル学同とその指導のもとにたたかう全学連のたたかう仲間たちは、「政治活動禁止」を掲げた自治会破壊攻撃や、自治会を「任意加盟団体」へと格下げする攻撃を敢然と打ち砕いてきた。
 日共=民青系が執行部を牛耳ってきた学生自治会組織がのきなみ崩壊し、また走狗系のインチキ学生運動は、警察権力の弾圧を引き出すためにのみ存在している。このような学生運動の総死滅状況のなかにあって、ひとりわがマル学同のもとにたたかう全学連の戦列のみが、革命的・戦闘的労働者の闘いと固く連帯するかたちにおいて、反戦反安保闘争をはじめとする大衆的な闘いを大胆に創造しているのだ。
 すべての諸君! 新たに開始された革命的学生運動破壊の攻撃にたいして、マル学同沖縄県委員会のもとにたたかう沖縄県学連のたたかう学生は、断固たる反撃の闘いを創造している。この闘いと連帯しつつ、すべてのたたかう学生は、革命的学生運動にかけられた一大反動攻撃を断固として粉砕するために奮闘しようではないか!
Top



  
労学市民600が菅来沖を弾劾 12・17
 昨二〇一〇年十二月十七日に、沖縄の労働者・学生・市民は、オバマ政権にネジを巻かれ辺野古新基地を沖縄労働者・人民にあくまでも押しつけることを企んで来沖した首相・菅を那覇市の県庁舎前で迎え撃ち、弾劾の嵐を浴びせかける闘いに決起した。
来沖した菅に怒りの拳を上げる沖縄の労学
(10年12月17日、那覇)
Top