第2205号(2012年2月13日)の内容

<1面>
日米新軍事同盟強化反対の炎を
  
普天間基地撤去! 辺野古新基地建設阻止!
  原発再稼働阻止! 消費税増税反対!
  野田対米隷従$ュ権を労学の実力で打倒せよ!
<4〜5面>
日本帝国主義生き残り≠ノ奉仕する「連合」労働貴族
<2面>
防衛相・田中の来沖に抗議 1・23 那覇
「ヤマサクラ61演習阻止!」
 伊丹駐屯地に反安保の拳 1・22

ヘリ空母「いせ」那覇新港寄港を弾劾 1・10
<6面>
文科省・道教委の「給与返納」「再調査」強行を許すな!
Topics 「『経労委報告』に対する連合見解」
<7面>
新たな「安全」神話=「放射線教育」反対!
「愛国心」教育・能力主義教育の徹底化反対!
 教研運動を創造的に実現しよう
電機諸独占体が大量首切り
NECが1万人削減の攻撃
<8面>
タイ大洪水で再び露呈したサプライチェーンの断絶 <下>
低賃金でこき使う外国企業にインドネシア労働者が反撃
<3面>
万華鏡2012――情勢の断層を読む
◆叩けばホコリ
◆C・D・Sな女
◆EUの鬼っ子
◆「共同」からの逃亡
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
 「解放」最新号



































  


日米新軍事同盟強化反対の炎を

普天間基地撤去! 辺野古新基地建設阻止!

原発再稼働阻止! 消費税増税反対!

野田対米隷従$ュ権を労学の実力で打倒せよ!

 アメリカ帝国主義のオバマ政権はいま、「イスラームの核」の保有に突進する反米シーア派宗教国家イランのアフマディネジャド政権にたいして核開発の放棄を迫るために、EU諸国と日本を従えての経済制裁と米空母機動部隊による軍事的威嚇とをくりひろげている。これにたいして、イラン権力者は、「イランは後退しない。西側の誇りは中東地域や世界で粉砕されるだろう」(ハメネイ)とあくまで退かない姿勢を堅持している。このイランの核兵器保有への突進にたいしていよいよ危機感のとりことなったイスラエルのネタニヤフ政権は、イラン核施設への空爆強行の機会を虎視眈々とうかがっている。まさに、中東における新たな戦乱=第五次中東戦争勃発の危機が切迫しているのだ。
 イランへの制裁に狂奔しているオバマ政権は、同時に、アメリカ帝国主義の没落を尻目に「二十一世紀の超大国」にのしあがることを企む中国にたいして、必死で巻き返しにうってでている。中国を主敵とする軍事戦略にのっとっての核軍事力強化と多国間軍事同盟の強化、そしてアジア諸国を抱き込みながらのTPP(環太平洋連携協定)にもとづく経済圏構築の策動――これらを死に物狂いでおしすすめている。
 こうしたオバマ政権の策動のことごとくに全面的に応える道をつきすすんでいるのが、日本帝国主義の野田民主党政権にほかならない。辺野古新基地建設への協力しかり、TPPへの参加しかり、対イラン制裁への同調しかり。そしてまた野田政権はいま、今通常国会において「社会保障と税の一体改革案」の法制化をなしとげようと狂奔している。消費税大増税の斧を、貧窮にあえぐ労働者・人民の頭上にふりおろそうとしているのだ。
 この対米隷従$ォ・反人民性をあらわにする野田政権への断固たる反撃に、すべての労働者・学生・勤労人民は今こそ起ちあがれ!「異常な対米隷属」と「大企業・財界の横暴な支配」をただす、などと呼号しながらも「倒閣」すら呼びかけぬ日共・不破=志位指導部を弾劾しつつ、反戦反安保闘争、原発・核開発反対の闘い、また消費税大増税反対を焦眉の課題とする政治経済闘争を同時的・一体的に推進し、もってウルトラ反動・野田政権を打倒せよ!

(以下見出し)
没落帝国主義アメリカの大統領オバマのサバイバル策

「膨張中国」を封じ込めるための米軍の再編配備

対イラン「経済制裁」への突進

労働者・人民に<戦争と貧困>を強制する野田政権

普天間基地撤去・辺野古新基地建設阻止! 野田反動政権を打倒せよ!
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日本帝国主義の生き残り≠ヨの全面的奉仕

民主党政権と独占資本家の忠犬ぶりを晒す「連合」労働貴族の二〇一二年春闘方針

 一月二十五日に開催された経団連とのトップ会談において会長・古賀伸明ら「連合」労働貴族は、「ベースアップなど論外」「定昇の延期・凍結も」と叫ぶ独占資本家どもにたいして、「ベースアップ要求」などはおくびにも出さずに、「定昇の凍結や延期を提起するのは踏みこみすぎ」という弱よわしい抗議=∴」訴に終始した。
 経団連会長・米倉弘昌は、会談直後に「危機感は共有できた」と満足げに語った。「『一%配分』を要求しているのは、企業の危機的な経営環境にたいする認識が甘い」(経団連『二〇一二年版経営労働政策委員会報告』)という傲岸きわまりない恫喝にたいして、「連合」労働貴族どもは「日本経済が復活と転落の明暗を分ける崖っぷちに立っている」(「『経労委報告』に対する連合見解」)ことは重々承知していると応え、この危機を突破するために資本家と一体となって邁進することをご主人様≠ノ宣誓した。――まさに今春闘は、日本帝国主義の生き残り≠フ方策をめぐって労使が協議する場として、また野田政権の「消費税大増税」を翼賛するものとして組織されようとしているのだ。
 すべての革命的・戦闘的労働者諸君! 今二〇一二年春闘は、独占ブルジョアジーの居丈高な攻撃と、「連合」労働貴族どもによる全面協力のもとで、かつてなく危機的な様相を呈している。われわれが「連合」指導部による闘いの抑圧と歪曲を突き破り各戦線・各労組から闘いの炎を燃えあがらせないならば、日本労働者階級はいっそうの失業と低賃金と労働強化と大衆収奪強化の地獄に叩きこまれること必至である。欧・米諸国において、中東諸国において圧政と貧困に抗して決起している労働者・人民との、とりわけアジア諸国において日本をはじめとした帝国主義各国の諸独占体の搾取と収奪にたいして陸続と決起しつつある労働者・勤労人民との熱い連帯のもとに、今二〇一二年春闘を日本労働運動の戦闘的再生の転回点とする決意をもって断固としてたたかいぬこうではないか!
 本稿では、「連合」指導部の「二〇一二春季生活闘争方針」の犯罪性を暴きだす。(批判対象は、昨年十二月一日の「連合」中央委員会で採択された「二〇一二春季生活闘争方針」、十二月発行の『連合白書』、一月二十四日にだされた「経団連『二〇一二年版経営労働政策委員会報告』に対する連合見解」など)

以下見出し
一 日本帝国主義の「危機突破」への挺身

二 独占資本家と同様の危機感にもとづく皮相な政治経済動向分析

三 独占ブルジョア的「危機突破」策への全面協力

四 「労使政協議」路線の徹底化
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防衛相・田中の来沖に抗議 1・23 那覇

・23那覇
「辺野古新基地建設阻止!」
防衛相・田中の来沖に抗議
対米隷従*田政権に労学の怒り爆発
県庁舎出入口で防衛相・田中をむかえうつ
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「ヤマサクラ61演習阻止!」  伊丹駐屯地に反安保の拳 1・22

1・22関西共闘
「ヤマサクラ61演習阻止!」
伊丹駐屯地に反安保の拳
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ヘリ空母「いせ」那覇新港寄港を弾劾 1・10

ヘリ空母「いせ」那覇新港寄港を弾劾
1・10 労学が緊急抗議行動に起つ
ヘリ空母「いせ」をにらみすえ怒りの拳を突き上げる
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