第2340号(2014年10月20日)の内容

<1面>
新ガイドライン策定を阻止せよ
日米新軍事同盟の対中攻守同盟としての本格的構築を許すな!

<4面>
新日鉄住金・名古屋製鉄所の爆発火災事故弾劾!
<5面>
JAM本部労働貴族の「人への投資」論の反労働者性
<2面>
「米軍Xバンドレーダー配備阻止!」
 労・学・市民500が抗議 9・28 京丹後

「新ガイドライン反対」の声 10・1 札幌
首都の国会包囲と連帯し決起 9・29 大阪
<3面>
特定秘密保護法の12月施行を阻止せよ!
<6面>
日共への集票のための「共同」づくりを号令
第36回自治労連大会
Topics 「女性が輝く社会」の欺瞞
<7面>
日立製作所も「役割給」を導入
原子力規制委がSPEEDIを実質廃止
<8面>
万華鏡2014――情勢の断層を読む
◆「切れ目のない」軍事協力
◆地震学者吼える
◆馬息嶺崩壊♂チ速
特定防衛調達特措法の制定を阻止せよ
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
 「解放」最新号





































  


新ガイドライン策定を阻止せよ

日米新軍事同盟の対中攻守同盟としての本格的構築を許すな!

「集団的自衛権行使容認を撤回せよ!」
労・学・市民3000が決起
閣議決定撤回! 憲法違反の集団的自衛権行使
に反対する10・8日比谷野音大集会&パレード
 十月八日にオバマ政権と安倍政権は、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」の再改定にむけた中間報告を発表した。ここにおいて両権力者は、策定中の新ガイドラインに「集団的自衛権行使」を合憲とした七月一日の閣議決定の内容を「反映し、同盟を強化する」などと謳いあげた。そして「日米防衛協力」という名の共同作戦行動を「アジア太平洋地域を越えた地域」においても展開することを、さらには「日本に対する武力攻撃」がなくても「日本の平和と安全を確保するために迅速で力強い対応が必要な場合もある」と明記したのだ。まさしく、世界中のどこでも・いつ・いかなる場合でも日米両軍が共同して戦争を強行するという意志を、時には中国や北朝鮮などにたいして先制攻撃にうってでる「場合もある」ことを、日米両権力者は居丈高に宣言したのである。
 こんにち、米―中・露対決の新たな局面のもとで、世界各地で戦争の火の手があがり新たな世界大戦の危機が迫っている。中東・東欧に戦争の火を放っているアメリカ帝国主義オバマ政権と<軍国日本>再興に突進する日本帝国主義・安倍政権。彼らはいま、新たな世界大戦勃発の導火線に火を放とうとしているのだ。これを断じて許してはならない! わが革命的左翼は、日本の、そして全世界の労働者階級・人民の未来をかけて、この新ガイドラインの策定を阻止する闘いを全力でたたかいぬくのでなければならない。
 いまこそ日米新ガイドライン策定に反対し日米新軍事同盟の対中国・対ロシア攻守同盟としての構築・強化の攻撃を打ち砕く<反戦・反安保>の嵐を巻き起こせ!辺野古新基地建設を絶対に阻止せよ! 日本国家をアメリカとともに「戦争のやれる国」へと飛躍させる策動に狂奔する安倍政権を、労働者・学生の実力で打倒せよ!すべての労働者・学生は、10・19労学統一行動に断固として起ちあがれ!

制約なき%米共同作戦の遂行を宣言――「中間報告」

対中軍事包囲網強化に狂奔する日米両帝国主義権力者

東欧・中東へのアメリカ帝国主義の軍事介入・侵略に協力加担する安倍政権

「戦争をやれる国」への突進を労・学の総力で阻止せよ
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新日鉄住金・名古屋製鉄所の爆発火災・重大災害を弾劾せよ

 九月三日午後零時三十五分ごろ、鉄鋼大手・新日鉄住金の名古屋製鉄所(愛知県東海市)で、コークス炉の関連設備が大音響をあげて爆発炎上し、黒煙をまた噴き上げた。この爆発によって、一度に十五名もの作業員(副所長・部長・工場長を含む)が重軽傷を負い、その内の六名は気道熱傷などの重傷で入院した。東海市当局は、たび重なる大量の黒煙噴き上げに怒りをあらわにして、すぐさま、設置してある市内二十二ヵ所のスピーカーで「臨海部で黒煙が発生。住宅などの窓を閉め、外出を控えてほしい」と市民に呼びかけた。
 名古屋製鉄所が、今年の一月から七月までに四回もコークス炉から大量の黒煙排出をくりかえし、さらにベルトコンベヤーの火災までも発生させてきたからである。だが新日鉄住金の資本家どもは、これまでも抜本的な再発防止策も採らずに、老朽化した生産諸設備をフル稼働させつつ自動車用鋼板などの増産を優先させてきた。彼らは、愛知県知事・大村や東海市長・鈴木などから何度もなんども再発防止策を策定し実施することを要請されてきていたにもかかわらず、それらをスリ抜けてきた。そのあげくに、今回の爆発火災と重大災害を発生させたのである。
 こんかい爆発した場所は、第一コークス炉の上部にある石炭塔(貯蔵施設)である。石炭を運ぶベルトコンベヤーにも燃え移って拡大した火災の鎮火には、約十五時間もかかり四日午前三時半すぎまでかかった。だが石炭塔の周辺一帯には、高い濃度の一酸化炭素(CO)が残りつづけた。このゆえに県警や消防本部などによる現場検証は、八日になるまでできなかった。にもかかわらず新日鉄住金の資本家どもは、許しがたいことに早くも五日の夜から、休止していた生産諸設備の操業再開を強行したのである。彼らは、表向きには「原因究明と再発防止を徹底する」などと平然と語りつつも、次々にあげられた「原因究明が先ではないか」「人の安全より利益の方を優先するのか」などの不安・疑問・非難の声はすべて無視して強行したのだ。彼らは、記者会見において「県警などの関係諸機関から了解を得た」などとデッチ上げの説明までもしながら、自動車メーカーへの「鋼材の供給責任」なるものを前面におしだして、操業再開を強行したのである。何という、独占資本家的な傲慢さであろうか。
 名古屋製鉄所は、自動車用鋼板の生産に特化した二基の高炉を持つ巨大製鉄所である。いま新日鉄住金の独占資本家どもは、「総合力で世界bPの鉄鋼メーカーをめざす」などと豪語し、自動車用鋼板などの海外現地生産を急拡大させ、その他面において国内関連諸設備を縮小再編する大リストラを強行している。われわれは、今回の名古屋製鉄所における重大災害の発生原因を具体的に分析することを通して、新日鉄住金の鉄鋼独占資本家どもが強行している大リストラの悪らつな実態を暴露し、この大リストラの強行に全面協力している鉄鋼労働貴族どもの反労働者性をこそ弾劾していかなければならない。

(以下、見出し)

製鉄所幹部の陣頭指揮による爆発火災

原因のすりかえ、安全を犠牲にしての悪らつなヤリ口

安全犠牲の大リストラに協力する労働貴族を弾劾せよ
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特定秘密保護法の十二月施行を阻止せよ

 運用基準と施行令の閣議決定弾劾!

 安倍政権は十月十四日の閣議において、特定秘密保護法を施行するための「運用基準」と「施行令(政令)」を決定した。「秘密保護法を撤廃せよ!」という労働者・学生・市民の抗議を傲然とふみにじって安倍政権が強行したこの閣議決定を、われわれは満身の怒りを込めて弾劾する。
 決定された「運用基準」には、自衛隊=日本国軍とアメリカ軍との「運用協力」「防衛協力」にかんする情報を「特定秘密」とすることが明記された。そして「施行令」には、「特定秘密を指定する行政機関」の筆頭が国家安全保障会議(日本版NSC)であることが明示された。これらは、昨年十二月の秘密保護法制定時には条文にも「別表」にもなんら記されていなかったものなのだ。反対運動の大高揚に直面したがゆえに意図的に明示しなかった右のような内容を、安倍政権は国会決議の必要のない「運用基準」と「施行令」に盛りこんだのである。
 いま安倍政権は、「集団的自衛権行使」の合憲化を突破口にして、日本国家をアメリカ帝国主義とともに戦争をやれる国家へと飛躍させるための諸攻撃を労働者・人民の頭上に次々とふりおろしている。これに反対する労働者・人民への大弾圧に狂奔している安倍政権は、同時に政府に批判的なジャーナリズムの圧殺に狂奔してもいるのだ。人民の目と耳をふさぐ今日版「軍機保護法」=特定秘密保護法の十二月施行を絶対に許してはならない!

(以下、見出し)

日米新軍事同盟に関する情報を「特定秘密」に指定

日本版NSCのもとでの情報の一元的管理

思想調査・身元調査の強権的実施反対!

戦争遂行のための治安弾圧体制の強化を粉砕せよ
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「米軍Xバンドレーダー配備阻止!」
労・学・市民500が抗議 9・28 京丹後
 九月二十八日に京都府京丹後市で「京都にも沖縄にも東アジアのどこにも米軍基地はいらない! Xバンドレーダー搬入反対! 9・28全国集会in京丹後」が開催された(主催は米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会)。神戸大、奈良女子大のたたかう学生は、この集会・デモに参加し、闘いの戦闘的高揚を切り開くために決意も固く奮闘した。
自衛隊経ヶ岬基地に向け海岸沿いを進むデモ隊
(9月28日、京丹後市)
米軍基地建設地に怒りを叩きつける(9・28)
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「新ガイドライン反対」の声 10・1 札幌
 十月一日、札幌・大通公園において、北海道平和運動フォーラムと戦争をさせない北海道委員会が「『集団的自衛権』行使容認の閣議決定の撤回を求める街頭抗議行動」を開催し、三〇〇名の労働者・学生・市民が結集した。北海道大学農学部学生自治会のたたかう学生たちは、この日の集会・デモの戦闘的高揚のために奮闘したのである。
「辺野古新基地建設阻止!」をも掲げて闘う学生が奮闘
(10月1日、札幌市)
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首都の国会包囲と連帯し決起 9・29 大阪
 国会開会日の九月二十九日、首都・東京でとりくまれた「国会包囲共同行動」と連帯して、大阪で「9・29安倍政権は退陣せよ!! 怒りのパレード」が開催された(主催は御堂筋パレード実行委員会)。この集会とデモには、労働者・学生・市民二〇〇名が結集した。神戸大と奈良女子大のたたかう学生たちは、アメリカによるシリア・イラク空爆を弾劾すべきことをも呼びかけつつ、この日の集会とデモの戦闘的高揚をかちとるために奮闘したのだ。 
「ファシズム反対! 安倍政権打倒!」
大阪市街をデモ行進する闘う学生(9月29日)
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