第2345号(2014年11月24日)の内容

<1面>
労学の実力で安倍政権を打倒せよ
 解散・総選挙によるアベノミクス総破産の隠蔽を断じて許すな!
<4面>
空前の人員不足下での年賀業務の強制 日本郵政
<6面>
大幅賃下げ・人事制度の大改悪阻止! 自治体労働者委員会
中高年労働者の賃金切り下げを推奨
 ―第2回政労使会議―
Topics 賃上げ≠ダシに法人税減税を要求する経団連会長・榊原
<5面>
アメリカ中間選挙が示したもの
<2面>
「改憲やめろ! 安倍政権打倒!」
 7000人が国会を包囲 11・11
<3面>
11・9「とめよう! 戦争への道」関西集会
大矢野原での日米共同演習を阻止せよ!
<7面>
研究ノート
 出版産業の資本制的特殊性についての一考察(下)
<8面>
万華鏡2014――情勢の断層を読む
◆米中宇宙戦争
◆ワルはどこでもワル
◆究極の無責任
◆エボラより凶悪
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
 「解放」最新号





































  


労学の実力で安倍政権を打倒せよ

 解散・総選挙によるアベノミクス総破産の隠蔽を断じて許すな!

12・1全学連緊急闘争に総決起し首相官邸に怒りの拳を叩きつけよ

 すべてのたたかう労働者・学生諸君!
 十一月十八日夜、首相・安倍は、十一月二十一日に衆議院を解散し総選挙をおこなうことを宣言した(十二月二日公示、十四日が投開票日となる見通し)。十一月十七日に公表された七〜九月期のGDP(国内総生産)速報値が、年率換算で一・六%減、事前に流布されてきた「二%程度のプラス」という予測とは真逆≠フマイナス成長となった。この「想定外」の事態に直面した安倍は、消費税税率一〇%への引き上げを一年半先延ばしすると表明し、その「信を問う」などとおしだしている。なんというオタメゴカシな言いぐさか! もはや誰の目にも明らかとなった「アベノミクスによる経済好循環」などというシナリオの破綻を、総選挙になだれこむことによって糊塗しのりきろうという魂胆なのだ。
 それだけではない。巨万の人民の怒りのデモに包囲されながら「集団的自衛権行使」を合憲とする閣議決定を強行した安倍政権は、新たな日米ガイドラインの策定、集団的自衛権行使の関連法の制定、米海兵隊辺野古新基地の建設、秘密保護法の施行、そして原発再稼働などの、ありとあらゆる反動諸攻撃を、労働者・人民の反対運動を踏みにじりながら強行しようとしている。まさにこのような反動諸攻撃を貫徹してゆくためにこそ、そして悲願である「自主憲法制定」をなんとしても自分の手でなしとげるためにこそ、みずからの政権を長期政権たらしめる基盤を築きあげることを企んでいるのだ。そのために安倍は、労働者・人民の政権への怒りがさらに高まり爆発するその前に、かつ野党の選挙準備が整っていない今このときを狙えば自民党(および公明党)の安定多数は確保できるとふんで、解散・総選挙にうってでたのである。
 わが同盟は、すべての労働者・人民に訴える!
 日本帝国主義最高権力者・安倍の解散・総選挙に込めた反人民的な野望を断じて許してはならない。日本の労働者階級・人民の現在と未来をかけて、安倍ネオ・ファシスト政権を打倒する闘いに今こそ総決起しようではないか!<戦争と貧困>の強制、そして日本型ネオ・ファシズム支配体制の強化に反対する闘いに起ちあがれ!
 十一月十六日の沖縄県知事選では、辺野古への米軍新基地建設推進派の仲井真が、保守系ではあるが基地建設反対を訴えた翁長に約一〇万票差をつけられて大敗した。沖縄の労働者・人民がつきつけた圧倒的な「基地建設反対」の声が、安倍政権を震えあがらせているのだ。知事選の結果を無視抹殺して「辺野古移設が普天間問題の唯一の解決策であり、粛々と進める」(官房長官・菅)などとほざいている安倍政権に、弾劾の嵐を浴びせよ!
 消費税税率引き上げ直後の四〜六月期のGDPマイナスは「一時的」と強弁してきた安倍は、二期連続でマイナス成長となったことに顔面蒼白になっている。アベノミクスの金看板のメッキが完全にはがれ落ちたのだ。だが安倍は、この歴然たるパンクをあくまでも認めようとはしない。それどころか、生活苦に叩きこまれている労働者・勤労人民の怒りの矛先が政権に向かうのを回避することを目論んで、解散・総選挙にあたっては「消費税再増税の延期」をおしだしておきながら、自公両党で過半数を確保したならば、一年半後の一七年四月には消費税税率一〇%への引き上げを「確実に」強行するとほざいているのだ。盗っ人猛々しいにもほどがあるというものではないか!
 すべての労働者・学生・市民諸君、今こそ目覚めよ! <戦争と貧困>を強制する安倍政権への怒りに燃えて、今ただちに、辺野古新基地建設阻止、日米新ガイドラインの策定阻止、原発再稼働阻止、アベノミクス粉砕・消費税再増税反対の諸闘争に決起せよ!
 没落帝国主義アメリカと対米挑戦を強める中・露とが角逐する現代世界の新たな局面のもとで、安倍政権は、オバマ政権とともに、日米新ガイドラインの策定をつうじて日米新軍事同盟を対中国(対ロシア)の攻守同盟として本格的に構築しようとしている。しかもそれを、「集団的自衛権行使」を合憲とする閣議決定(七月一日)を跳躍台として日本を一流の軍事強国へと飛躍させ、「日米同盟における日本の役割」を拡大するかたちでおしすすめようとしているのだ。われわれは、日米新ガイドラインの策定・日米新軍事同盟のグローバル・アライアンスとしての強化を断固として阻止するのでなければならない。
 アメリカとともに戦争をやれる軍事強国≠フ財政基盤を確立し、そして同時に独占資本のための法人税の二〇%台までの大幅減税による税収減を穴埋めするために、安倍政権は――一年半のタイムラグの後に――消費税の再増税をあくまで強行しようとしている。すでに安倍政権が強行した消費税税率の八%への引き上げと円安による輸入品価格の上昇によって、労働者・人民の生活は困窮を極めていることなど一顧だにせず、だ。「消費税増税延期」の欺瞞を満天下に暴きだし、税率一〇%への引き上げを絶対に阻止しようではないか。
 このうえさらに、安倍政府は、アベノミクスの破綻を覆い隠すために、黒田日銀当局に追加金融緩和策を発表させると同時に、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に運用資金の株式に投じる割合を約二倍に引き上げる決定をおこなわせた。「景気回復」ムードを少しでもかきたてるために「円安・株高」局面をつくりだすことを狙ったこの「ダブルバズーカ」なるものは、「円安・株高」そして法人税の減税によって一部の資本家と一握りの富裕層とヘッジファンドに利殖の機会を与え、労働者・人民にありとあらゆる犠牲を強制する、というアベノミクスの反人民的本質を示してあまりあるではないか。しかも「株高」の演出のために、労働者・人民が積み立ててきた年金積立金を注ぎこむとは、断じて許すことはできない。
 すべての労働者・学生諸君、身構えよ! 安保強化、増税、そして改憲に向けて新たな突進を開始した安倍政権は、そのネオ・ファシストとしての本性をむき出しにして、反対運動にたいしてその凶暴な刃を向けている。安倍の意を受けた右派ジャーナリズムは、「民間労組は官公労と決別し、『連合』を分裂させよ」などと叫びたてている。安倍政権・自民党は、総選挙をつうじて、労組を基盤にしているとみなした民主党を徹底的に攻撃してあわよくば分解に追いこみ、さらには原発反対や反基地の運動を担ってきた自治労や日教組などの労組にたいする徹底的な弾圧にのりだそうとしているのだ。革命的警戒心を研ぎすませ、一切のファシズム的弾圧を、労働者・学生・人民の団結の力で粉砕せよ! 労働組合破壊の攻撃を打ち砕け! 革命的学生運動破壊の攻撃を粉砕せよ!
 わが同盟は、二〇一二年十二月に安倍自民党政権が成立したまさにその瞬間から、この政権の日本型ネオ・ファシズム政権としての階級的本質を満天下に暴露しつつ、<反ファシズム統一戦線を構築せよ!>という呼びかけを全労働者階級・人民に熱烈に発してきた。このわが同盟の闘いに鼓舞されて、そしてたたかう労働者・学生の奮闘に牽引されて、安倍政権による秘密保護法制定の攻撃にたいして、さらには「集団的自衛権行使」の合憲化の攻撃にたいして、万余の労働者・学生・人民が反対して起ちあがり、「ファシズム反対」「安倍政権打倒」を掲げて国会・首相官邸を包囲した。沖縄においては、県学連の学生とたたかう労働者の奮闘によって、辺野古への新基地建設を阻止する海と陸での闘いが全島を揺るがすかたちで爆発している。そして原発再稼働に突進する安倍政権への怒りに燃えて、日本全国において、反対のうねりが巻き起こっている。安倍政権が恐れているのは、労働者・人民の大衆的闘いのさらなる高揚と階級的団結の強化なのだ。すべての労働者・学生・人民は、「ファシズム反対」の旗の下に団結せよ!

 日共中央の議会主義的闘争歪曲をのりこえ闘おう

 解散・総選挙にうってでた安倍政権にたいして、日共の不破=志位指導部は、「安倍暴走政治に対して、主権者・国民が直接ストップの審判を下す、またとないチャンス」と応え、「日本共産党の躍進こそが、安倍暴走政治に最も厳しい痛打をあたえることになる」と叫んでいる。大衆的闘いの一切を日共への集票に収れんし解消しようとしているのだ。
 代々木官僚は「反ファシズムを掲げないのか」というわが同盟の批判に屈服し、老党首・不破が安倍政権は「日本版ネオナチ」などとおずおずと口にしはじめた。だがその内実は、「ファシズムと軍国主義の侵略戦争の断罪の上に築かれた世界の戦後秩序」を「くつがえそうとしている」ものだ、というように、せいぜいのところ過去の日本の侵略戦争を「是とする」のは「亡国政治」だ、と指摘しているだけなのだ。彼らは、「大東亜戦争=聖戦」を鼓吹し<軍国日本>再興に突進している安倍政権のもとで現にいま吹き荒れている新たなファシズムの嵐――日本型ネオ・ファシズム体制を強化するための「日本社会を戦前と同様の三猿主義≠フ社会にする」攻撃――そのものにはなんらの危機感も持つことなく、労働者・人民に「反ファシズム」の闘いに決起することを呼びかけもしていない。安倍が解散・総選挙に踏みきる意志を固めるや否や完全に浮き足立ち、日共を除く野党のあいだでの選挙協力の動きが強まっていることに焦りを募らせながら、議会内における「共産党の躍進」のための集票活動に一切のとりくみを従属させているのだ。安倍政権にたいする怒りを沸きたたせている労働者・人民をたんなる「一票」におとしめ、日共党員・支持者を集票マシーンとして機能主義的にひきまわす代々木官僚の議会主義的腐敗を許すな!
 選挙に向けて彼ら代々木官僚は、「消費税一〇%の先送り実施でなくきっぱり中止、と主張しているのは共産党だけ」とかという「国民的対案」なるものの宣伝に力を入れている。その内実は、「日本経済を再生させるため」の「消費税に頼らない別の道」=財政再建の代案を示すというものにほかならない。貧困に苦しむ労働者・勤労人民から大衆収奪をさらに強化しようとしている安倍政権への怒りもなく、「保守層」向けに「日本経済のあり方」に責任を持つ党としてアピールすることに腐心するとは、実に許し難いではないか。このように「日本経済再生」を基準としてみずからの代案の有効性≠おしだすのは、安倍政権による消費税再増税の攻撃を打ち砕く階級的団結の創造を決定的に阻害する以外のなにものでもないのだ。
 すべての諸君! 労働者・人民の闘いを議会主義的に歪曲する日共中央を弾劾し、安倍ネオ・ファシスト政権を打ち倒すために、労働者・人民の階級的力を今こそ総結集せよ! 煮えたぎるわれらの怒りの拳で安倍をして震撼せしめ、解散・総選挙にうってでたるは己れの墓穴掘りたりと思いしらせよ。新ガイドライン策定阻止、辺野古新基地建設阻止、原発再稼働反対の闘いのさらなる高揚をかちとれ! 労働者・勤労人民を徹底的に貧困に突き落としてきた安倍政権への怒りに燃えて、アベノミクス粉砕・消費税再増税阻止の闘いに決起せよ! これらの闘いを一つに結びつけ、労働者階級を中核とする<反ファシズム統一戦線>を構築せよ! 極反動・安倍ネオ・ファシスト政権を、労働者・学生の実力で打倒せよ!
 全学連のたたかう学生は12・1緊急闘争に総決起し、首相官邸に向けて進撃せよ!

 (以下、見出し)

 APECを舞台とした米・日―中の角逐

   FTAAP構築の主導権獲得に狂奔する中国

   「大国間の協力」「関係改善」の演出

 労働者人民の階級的底力で安倍政権を打ち倒せ!
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空前の人員不足下での年賀業務の強制

日本郵政経営陣による極限的な労働強化・長時間労働強要を許すな!

 日本郵政経営陣は、全国のすべての郵政職場が空前で絶対的な人員不足にたたきこまれているにもかかわらず、「コストの低減」と「品質の向上」を基本方針として掲げ、ゆうパック配達と年賀状配達を中心とする年末年始業務を、郵政労働者に極限的な労働強化と長時間労働を強制しておこなおうとしている。だが、連日、配達区画の人員が埋まらない(欠区)、夜勤の要員配置がなされない、など要員配置を表示する「分担簿」は穴だらけ≠ナある。そのために、集配労働者は自分の配達区の配達を終わらせてから時間外労働で穴埋め≠ノかりだされている始末なのだ。経営陣は、集配部門の労働者に限っても数千人を超える人員が不足していることは重々承知のうえで、「コスト低減」を第一の目的とした「年末年始業務運行計画」を策定し、その諸施策を貫徹しようとしている。これにたいしてJP労組本部は、現場労働者の「こんな状況のなかで年賀なんかできるか!」の怒り声を押しつぶして早ばやと年末交渉を妥結し、全面的に協力する構えをとっている。われわれ戦闘的・革命的労働者は、JP労組本部の裏切り妥結≠弾劾し、極限的な労働強化と長時間労働に反対する闘いを推進するのでなければならない。

 (以下見出し)

 1 「年末年始業務運行計画」の反労働者性

  (1) 書状区分機フル稼働による年賀戸別組立工程再編と期間短縮

  (2) 作業能率管理の徹底化、毎日四時間の時間外労働

 2 JP労組本部の裏切り妥結を弾劾し闘おう!
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死に体と化したオバマ政権

 アメリカ中間選挙が示したもの

 十一月四日に投開票されたアメリカ中間選挙において、オバマ政権与党・米民主党は惨敗を喫した。この日、大統領バラク・オバマは憔悴しきった面持ちでつぶやいた――「最悪だ……」。下院ではもともと多数を占めていた共和党がさらに議席を増やし、民主党がかろうじて過半数を維持してきた上院でも共和党が八年ぶりに逆転。かくしてオバマ政権は、上下両院ともに過半数を制した共和党の合意なしには何ひとつ法案を議会で通すことができないという状況に追いこまれた。大統領オバマは完全にレイムダック=死に体と化したのだ。
 民主党の歴史的大敗こそ、オバマ政権がアメリカ労働者・人民に貧富の格差の度しがたいまでの拡大をおしつけてきたことにたいする、そして「イスラム国」掃討の名でイラク・シリア空爆に手を染めていることにたいする、労働者・人民の怒りの鉄槌にほかならない。同時に、共和党が上下両院を制した今、新たな危機がさし迫っている。オバマは、中間選挙当日の夜に共和党の当選者に祝電をかけまくり、翌日の記者会見では「われわれは共通項を見いだせる。ベイナー下院議長と、マコネル上院院内総務とともに仕事をするのを楽しみにしている」などとほざいてみせた。勝利の凱歌をあげている共和党指導部にたいするレイムダック大統領の媚び売りをみよ。独占資本優遇の法人税減税やTPP(環太平洋経済連携協定)推進、対中・対露の核軍事力増強・軍事同盟強化、対「イスラム国」掃討戦強化など……。オバマが言う共和党との「共通項」とは、<戦争と貧困>をこれまでにも増して労働者・人民に強制することの謂いにほかならないのである。
 本稿では、苦闘するアメリカの労働者・学生と連帯する意志を込めて、アメリカ中間選挙にしめされたものは何かを見てゆきたい。

 (以下見出し)

 オバマ民主党の自滅的大敗

 貧富の格差拡大に沸騰する人民の怒り

 「弱腰」非難と対IS戦争の泥沼化

 四〇億ドル金権選挙と政治ニヒリズム

 アメリカ政治の機能不全と右旋回
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大矢野原での日米共同演習を阻止せよ!

 安倍政権とオバマ政権は、十二月一日から熊本の大矢野原(おおやのはら)演習場と高遊原(たかゆうばる)分屯地において、九州ではじめてオスプレイを使用した陸上自衛隊と米海兵隊の共同軍事演習「フォレスト・ライト」を強行しようとしている。彼らは、十一月八日から強行している日米共同統合演習「キーンソード2014」をはじめとする日本全土での一連の軍事演習の一環としてこの演習を位置づけている。日米新ガイドラインを対中国戦争マニュアルとして策定しつつある日米両政府は、まさしく対中国の日米共同作戦体制を構築するために、対中国戦争を想定した一大軍事演習をいま連続的に強行しているのだ。
 われわれは、「反安保」を放棄した日共中央による闘争歪曲をのりこえ、大矢野原演習阻止の闘いを日米新軍事同盟の対中・対露攻守同盟としての本格的構築に反対してたたかおう。オバマ政権とともに対中国戦争準備に突進する安倍ネオ・ファシスト政権の打倒にむけて反戦・反安保の一大奔流をまきおこせ。

 (以下、見出し)

九州初のオスプレイを使った軍事演習

対中国戦争計画にもとづく日米共同演習の連続的強行

新ガイドライン策定と軌を一にした日米統合軍創出の策動

「反安保」ぬきの日共系演習反対闘争をのりこえ闘おう
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 「改憲やめろ! 安倍政権打倒!」
 
7000人が国会を包囲 11・11
 十一月十一日に、「戦争をさせない一〇〇〇人委員会」と「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」の共催で「戦争をさせない・9条壊すな! 11・11総がかり国会包囲行動」が開催された。
 労働者・人民の闘いによって追いつめられた首相・安倍は、アベノミクスの大破綻が露わになりつつあるなかで、このアベノミクスの破綻を隠蔽し、そして憲法改悪を強行するまでの長期政権の座を獲得するというどす黒い野望をたぎらせて、衆院解散・総選挙にうってでようとしている。このようななかで革命的・戦闘的労働者・学生は、労働者・人民に戦争と極貧化を強いる極悪反動攻撃を粉砕し安倍政権を打倒する決意に燃えて、この日の国会包囲行動を全力で牽引しぬいたのだ。
革命的・戦闘的労働者・学生は、安倍政権を打倒する決意に燃えて、この日の国会包囲行動を全力で牽引しぬいた。
横断歩道を封鎖する鉄柵の壁≠破り労働者・人民が合流!
全国各地から多数の労組員が労働組合旗を掲げて結集した
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 11・9「とめよう! 戦争への道」関西集会
 十一月九日、大阪で「とめよう!戦争への道 めざそう! アジアの平和 2014関西のつどい」が開催され、労働者・学生・市民一五〇〇人が結集した。神戸大学、奈良女子大学のたたかう学生たちはこの集会・デモに参加し、職場深部での闘いを基礎にして結集した革命的・戦闘的労働者と固く連帯して、闘いの戦闘的高揚のために奮闘した。
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