改憲阻止の大闘争を創造せよ

日米核安保同盟の強化反対！

「連合」「全労連」指導部の闘争抑圧・歪曲に抗して闘おう！

　九月二十日におこなわれる自民党総裁選での三選をほぼ手中にしたネオ・ファシスト安倍は、いよいよ憲法改悪に猛突進している。「二十一世紀の超大国」をめざし対米・対日の核戦力増強に突き進む習近平中国との対峙の最前線に立たされている日本帝国主義の安倍政権は、アメリカ帝国主義トランプ政権にいっそう忠誠を誓いながら、日米核軍事同盟の強化と、そのための日本国軍の大増強および米軍への一体化に拍車をかけている。日本を��アメリカとともに戦争をやる国家�≠ﾖと飛躍させるためにこの政権は、いままさに日本労働者階級・人民の頭上に憲法大改悪の一大攻撃をふりおろそうとしているのだ。
　すべての労働者・学生諸君、いまこそ改憲阻止の一大闘争に起ちあがるときだ！　傘下諸労働組合の改憲反対の闘いを抑圧することにのみ精をだす「連合」神津指導部を弾劾せよ！　ひたすら「市民と野党の共闘」を叫び、来年の参議院選挙にむけた票田開拓と署名あつめに下部党員・労組員をひきまわす日共中央を弾劾したたかおう！　すべてのたたかう労働者・学生は＜憲法改悪阻止＞の巨大な闘いをまきおこし、＜辺野古新基地建設阻止＞などの反戦反安保の闘いと一体のものとして戦列を広げ強化し、安倍政権打倒に突き進め！　＜反改憲・反戦反安保＞の闘いを戦闘的に創造せよ！

（以下、見出し）

総裁三選をテコとして改憲に突進するネオ・ファシスト

＜米中対決＞下でジレンマに立たされる安倍政権

既成労働運動指導部の腐敗を弾劾せよ！

議会主義・市民主義に陥没する日共系反対運動をのりこえ闘おう！

全学連第８８回大会に結集せよ

憲法改悪阻止、反戦・反安保の強固な闘争態勢を築け！

　全学連は、来たる九月十八・十九日の両日、首都・東京において全学連第八十八回定期全国大会を開催する。
　全学連の学生諸君！　首相・安倍は、秋の臨時国会での改憲発議をめざし猛突進している。戦後史を画する一大反動攻撃を阻止するために、全力で改憲阻止の闘いを創造せよ！　安倍政権が労働者・人民の闘いを踏みにじり強行しようとしている辺野古沿岸部への土砂投入＝本格埋め立てを絶対に阻止せよ！
　全学連のたたかう学生は、たたかう労働者階級とともに、反動攻撃に狂奔する安倍政権を包囲せよ！　改憲阻止、辺野古新基地建設阻止、朝鮮戦争阻止などの闘いの指針を練りあげ、闘争態勢を築くために、すべてのたたかう学生は全学連大会に結集せよ！

（以下、見出し）

激動する内外情勢の分析の深化を

今秋期闘争の革命的指針を練り上げよ

憲法改悪阻止の闘いを構築しよう！

「公務の生産性向上」の名による極限的な労働強化を許すな！

　自治体労働者委員会

　全国から自治労第九十一回大会に結集されたすべてのみなさん！
　自民党総裁三選を狙う首相・安倍は、「いよいよ憲法改正にとりくむ時だ」と、自衛隊を明記する九条改憲を一気に断行する決意をブチあげた。「いつまでも論議だけを続けるわけにいかない」と、秋の臨時国会への改憲案提出の野望をむきだしにした。安倍との区別だてをおしだす石破を叩き潰し党内の異論を封殺したうえで、国会での改憲論議を加速させ、来春にも発議・国民投票にもちこもうというのだ。首相・安倍は、日本をトランプのアメリカとともに世界中で戦争する一流の軍事強国に飛躍させるために、九条改憲に突進しているのだ。絶対に許すな！
　「連合」神津指導部は、「改憲賛成」を声高に公言するＵＡゼンセン労働貴族を先頭に、「改憲支持」へと傘下の産別諸労組を導こうとしている。そのためにも、戦闘的な仲間たちの奮闘に支えられて国会前闘争に労組として決起している自治労・日教組などのとりくみを陰に陽に抑圧し破壊することをたくらんでいる。さらに神津らは、「連合」内右派産別を支持基盤とする国民民主党に「抵抗野党からの脱却」「与野党合意の重視」を宣言するように指南してもいる。まさに、安倍の改憲策動に棹さす行為だ！　「連合」神津指導部の裏切りを許さずたたかおう！
　今こそ自治労は改憲阻止闘争の先頭に立とう！　ナショナルセンターの違いを超えて労組の共同行動を積み重ね、たたかう学生・市民とも連帯し、反改憲の大闘争を創造しよう！　その力をもって安倍政権打倒に突き進もう！

見出し

超低額の人事院勧告弾劾！　定年延長をテコとする賃下げ・労務管理強化反対！

会計年度任用職員制度創設にともなう非正規労働者の労働条件切り下げ反対！　正規職員削減を許すな！

各単組に責任転嫁する本部弾劾！

ＡＩ・ＩＣＴを活用した新たな人員削減・労働強化を許すな！

改憲・日本国軍大増強を許すな！　辺野古新基地建設・土砂投入阻止！

＜スローガン＞
安倍ネオ・ファシスト政権打倒！
◆安倍政権による��戦争する国づくり�≠ﾌための地方行政機構のネオ・ファシズム的大再編反対！
◆非正規労働者への置き換え・民間委託の拡大による大量人員削減反対！
◆労務管理の飛躍的強化を許すな！
◆労使協議に一切を解消する自治労本部の裏切りに抗し、職場・分会から団結をうち固め闘おう！

朝鮮戦争と日本共産党

スターリニスト党による戦後日本革命の裏切り

　帝国主義とスターリン主義とによる朝鮮労働者階級の南北朝鮮への分断支配・その固定化をもたらした朝鮮戦争。朝鮮人民に血の犠牲と悲劇をもたらしたこの朝鮮戦争のただなかで、アメリカ帝国主義占領下の敗戦帝国主義国・日本の資本制国家権力としての法的独立がなされた。しかも、独立と同時に締結された旧日米安全保障条約＝日米軍事同盟を媒介としてアメリカ帝国主義に軍事的政治的に、かつ、経済的に規制されるかたちにおいて日本帝国主義の再建がめざされた。
　一九五〇年六月に勃発した朝鮮戦争を今ふりかえるとき、日本階級闘争の歴史における日本共産党の戦略戦術の驚くべき反プロレタリア的・反マルクス主義的な本質とこれにもとづく指導の階級的犯罪を同時にふりかえらざるをえない。一九五〇年一月のスターリンによる日共・野坂の��占領下の平和革命論�≠�否定する「論評」を契機として、いわゆる��五〇年分裂�≠�引き起こした日共。この党は、朝鮮侵略戦争前夜にすでに壊滅的危機に陥り、侵略戦争反対闘争をたたかうことすらできなかった。敗戦帝国主義日本の「再建」を同時に日本の��戦後革命�≠ﾌ挫折として、とりわけアメリカ占領軍＝「解放軍」規定にもとづく日本共産党の指導の誤謬として根本から暴きだすことができるのは、スターリニスト党たる代々木共産党の組織的解体をつうじて真実の前衛党を拡大強化するために苦闘しているわれわれ以外にありえないのだ。このような観点から朝鮮戦争の背後における戦後日本階級闘争に焦点をあわせてふりかえってみたい。

以下、見出し

アメリカ帝国主義の侵略戦争に何の反撃もできず

　コミンフォルムの批判を受けて大混乱

「占領下の平和革命」路線とその裏返しとしての中共式根拠地革命路線