第2603号(2020年1月27日)の内容

<1面>
2・9労働者総決起集会に結集せよ
 20春闘の戦闘的高揚をかちとれ
 「連合」指導部の春闘破壊を許すな
<3面>
日本国軍の中東派遣反対!
 P3C出撃阻止に決起 1・11那覇
 沖縄県庁前で緊急集会 1・10
「香港人民弾圧を許すな!」
 琉大・沖国大生が情宣 12・12
<4面>
「高レベル核廃棄物最終処分場建設阻止!」

 労・農・学900が幌延現地闘争 11・23
■AIで「群衆行動検知・解析」
漫画
<2面>
ピニェラ政権打倒を掲げたチリ労働者人民の闘い
◎引き裂かれたリビア
<5面>
「連合」労働貴族の「真の生産性運動」
Topics 企業発展に献身せよ≠ニ号令する電機・自動車の労働貴族
<6面>
『現代における平和と革命』第1章を学習して
日共・志位の民青大会講演
 「解放」最新号






























  

2・9労働者総決起集会に結集せよ

20春闘の戦闘的高揚をかちとれ

「連合」指導部の春闘破壊を許すな

 すべての労働者諸君! 独占資本家の総本山である経団連の会長・中西は、今春闘にむけて「もはや一律の賃上げを横並びで要求する時代ではない」と傲然とぶちあげ、大多数の労働者の賃上げを拒絶することを宣言した。彼らは、終身雇用制や定期昇給制度を最後的になきものとするために、「ジョブ型雇用の拡大」や「年功型賃金制度の見直し」を労使交渉の「重点課題」とすべきだ、とガナリたてている。この輩は、「生産性向上こそが最大の課題だ」などと言い放ってもいるのだ。
 ところが、「連合」指導部を牛耳る大企業労組の労働貴族どもは、全国の労働組合が統一した要求を掲げて産別勢ぞろい≠ナたたかうという戦後日本の賃金闘争=春闘方式をみずから破壊するという歴史的大裏切りに手を染め、独占資本家どもに応えている。いまこそすべての労働者は、「連合」指導部による春闘破壊を許さず、今春闘を戦闘的に高揚させるために奮闘しようではないか! 生活苦と労働苦を強いる経営者・資本家への怒りに燃え、労働者の団結した力で「一律大幅賃上げ」をかちとろう!「生産性向上」「働き方改革」の名による労働強化の強制を許すな!「雇用によらない働き方」なるものの促進や「解雇の金銭解決制度」導入などの労働法制の改悪に反対しよう!
 同時に、米軍によるイラン革命防衛隊司令官殺害を機にアメリカ・イラン戦争が勃発する危機が高まる中東への自衛隊派遣を絶対に阻止せよ! 辺野古への米軍新基地建設を許すな! 憲法改悪阻止!
 すべての労働者は、<二〇春闘勝利! 2・9労働者怒りの総決起集会>に集まれ!

独占ブルジョアどもによる低賃金・労働強化の強要

 米中貿易戦争の激化のもとで深まる世界経済の停滞と中東戦争勃発の危機切迫に怯え、「第四次産業革命」への立ち遅れに焦りを募らせている日本の独占資本家ども。彼らはいま、「ソサエティ5・0」という生き残り戦略の旗を振りつつ、産業・企業の存亡の危機の打開をかけてIoT・ビッグデータ・AIを活用した生産性向上と新たな製品・サービスの創出、さらに不採算部門の切り捨てを眼目とした事業再編を強行している。これに見合ったものへのサプライチェーンの再編、すなわち下請け中小企業の選別淘汰をもおしすすめている。こうして大量の労働者を容赦なく路頭に放り出そうとしているのだ。
 製造業・サービス業・商業などあらゆる業種の独占資本家どもは、ごく一部の「優秀」とみなしたAI研究者などを獲得するために、「高度人材処遇制度」などの名において彼らに高めの俸給を与える制度を創出することに躍起になっている。その他方で、大多数の労働者にはいっそうの低賃金を強いるとともにスキルアップの「自己努力」を強要し、また職種転換や早期退職などを迫っている。経営者どもは、生産過程や業務過程・流通機構にAIなどICT機器を導入し様ざまな「働き方改革」施策をおしつけることによって多くの労働者を削減し、彼らに配転・出向・首切りを強要している。残った労働者には、労働強度の極限的な増進を強制しつづけている。正社員労働者を、非正規雇用労働者や労働者保護規制がいっさい適用されない「個人請負・業務委託」なるもので働く労働者にどしどしおきかえている。電機や製薬など多くの業種の企業経営者は、「デジタル時代に即した人材を確保する」ために、労働者の強搾取を基礎に莫大な利潤を手にしている企業であっても、相対的に賃金の高い中高年の労働者にたいして「早期希望退職」という名の大量の解雇を強行しているのだ。
 経団連会長・中西は、「一律・横並びの賃上げ要求」を拒絶し、「日本型雇用慣行の見直し」と称して、「ジョブ型雇用の拡大」や「仕事・役割・貢献度」重視の賃金支払い形態の拡大をめぐって各企業で労使が議論することこそが今春闘の最大の課題だ、などと叫びたてている。「ジョブ型雇用」などの名において、現行の正規雇用労働者の多くを、格付けの高い仕事(職務)・役割に就き、高い評価を得ないかぎり賃金がまったく上がらず、仕事がなくなれば解雇される限定正社員≠ニするものへと、独占資本家どもは人事・賃金制度を改変することをもくろんでいる。彼らは、解雇のフリーハンドを手に入れることを切望し、そのために「限定正社員の解雇規制緩和」や「解雇の金銭解決制度」の導入を政府に要請している! ほとんどの労働者に低賃金と労働強化を強制し、大量の労働者を路頭に迷わせようとしているのだ。
 こうして労働者を搾りに搾ることによって企業が膨大な内部留保を溜めこみ、資本家・経営者は巨額の株式配当と役員報酬を手にしている。その他方で、この輩は労働者にいっそうの生活苦と労働苦を強いつづけているのだ。年収二〇〇万円以下のワーキングプアは二〇〇〇万人を超え、貯金ゼロ家庭が激増している。
 安倍政権は、資本家どもの要望に応えて、「雇用によらない働き方」や「副業・兼業」の促進、「解雇の金銭解決制度」の導入、裁量労働制の適用対象の拡大、日雇い派遣の解禁など、労働法制のさらなる改悪をもくろんでいる。昨秋に消費税増税を強行したことにつづいて、「全世代型社会保障」と銘打って高齢者の医療費、年金給付、介護などの負担増と給付減をはかろうとしている。こうした社会保障を大幅に削減し労働者からの収奪を強化する施策を、今二〇二〇年の「最大のチャレンジ」だと称して強行しようとしているのだ。安倍政権は、大独占資本にはありとあらゆる名目で税負担を軽減し、五兆円を大きく超える防衛費やトランプから大幅増額を迫られている米軍駐留経費などを確保するために、労働者・人民からさらに強収奪しようというのだ。
 いまこそすべての労働者は、労働強化を許さず、「一律かつ大幅な賃上げ」をかちとるために団結固く奮闘しよう! 安倍政権の労働法制改悪と社会保障の大削減を絶対に阻止しようではないか!

今日版「産業報国会」としての「連合」の脱構築を!

 「連合」の神津指導部は、今春闘において賃上げ闘争ならぬ「賃金水準闘争」なるものを標榜している。産別組織と加盟組合に「(統一要求の)縛りをかけることは難しい」(会長・神津)などとうそぶいてさえいる。これこそは、「連合」加盟労組全体が「統一要求基準」のもとに統一して賃上げをかちとるためにたたかうことを完全に放棄したことの表明にほかならない。
 彼らが一応は掲げている「二%程度(定昇相当分を含めて四%)」という「賃金要求」なるものは、実のところは中小企業労組・非正規雇用労働者を対象とした「底上げ」要求に限定され、しかも「参考指標」として社会的にアピールするものにすぎない。そもそも「底上げ」要求としてもそれは、消費税税率の二%引き上げが強行されたもとでは、賃上げどころか実質賃金の切り下げにしかならない超低率のものではないか。
 そればかりか彼らは、「働きの価値に見合った賃金水準」を要求すると称している。まさにこの言辞は、賃上げしてほしければ生産性向上に努力しろ≠ニ、資本家になりかわって組合員に号令しているものではないか。なにが「社会全体に賃上げを波及させる」だ! なにが「中小組合や有期・短期契約等で働く者の賃上げ」だ! ふざけるな! こうした「連合」の春闘方針は、産別・企業を超えて労働者が団結して賃上げをかちとる春闘という賃金闘争の方式を、労組ナショナルセンターの指導部みずからが否定し破壊するもの以外のなにものでもない。

「企業ごとの労使協議」に陥没する大企業労組指導部

 こうした「連合」方針のもとで、「連合」中央を牛耳る自動車や電機などの大企業労組の労働貴族は、それぞれに各企業経営陣との労使協議・経営協議に春季賃金闘争を解消している。独占資本家どもの反動的な賃金・雇用施策、経営施策に全面的に協力・加担しているのだ。
 電機連合指導部は「『人への投資』の柔軟性」と称して、「一定の条件を満たす場合に限り、妥結における柔軟性を認めることとします」と表明している。まさにこのことは、昨年までは形のうえだけは残してきた産別統一闘争における「統一妥結」を最後的に放棄することを宣言するものだ。自動車総連指導部は、「上げ幅」要求基準の設定を二年連続で放棄している。
 春闘の牽引役≠自任してきたトヨタ労組の労働貴族は、「メリハリのある配分」と称して人事考課によって個々の労働者の賃上げに大幅な差をつけることを、労組のがわから経営陣に要求するなどという方針を決定し大々的にブチあげた。「労使運命共同体思想」に染まりきり、企業の「第二労務部」として企業組織体に完全にあみこまれている彼ら大企業労組の指導部は、経営者にたいして、個々の労働者が企業の発展に寄与しているか否かを査定して賃上げ(賃下げ)を決定すべきであると、みずから要求しているのだ。賃金支払い形態の年功的要素を最後的に一掃し、「仕事・役割・貢献度」を基準としたそれへの改変を徹底しようとしている独占資本家に全面的につき従っているのが、トヨタ労組をはじめとした大企業労組の労働貴族なのだ。
 まさに労働貴族どもは、企業の発展に寄与する人事・賃金制度や「働き方改革」と称する「生産性向上」に資する働かせ方改革≠めぐる労使協議へと、今春闘を全面的に歪曲し解消しているのだ。
 他方、「全労連」の共産党中央盲従指導部は、職場からの賃金闘争の組織化を後景に押しやり、大企業に「内部留保の社会的還元」をお願いしたり、「全国一律最低賃金制度」導入の世論を創りだしたりすることに春闘を解消しようとしている。
 たたかう労働者諸君! 昨一九春闘において、わが革命的・戦闘的労働者の下からの奮闘に支えられて、「連合」指導部の春闘破壊を弾劾する声が広範につくりだされてきた。この地平にふまえ、今二〇春闘を戦闘的に高揚させよう!「連合」労働貴族による春闘破壊と「全労連」指導部による闘争歪曲を許さず、「一律大幅賃上げ」をかちとるために全力でたたかいぬこうではないか! 今こそ今日版産業報国会としての本性をムキダシにしている「連合」を脱構築しよう。「連合」結成いらい三十年、つねに「企業の生き残り」を大義名分として配転・出向・首切りや賃下げを唯々諾々と受け入れ組合員に強制してきた「連合」労働貴族を吹き飛ばそう!

中東派兵・安保強化・改憲を阻止しよう!

 二〇二〇年は、米軍によるイラン革命防衛隊司令官の爆殺という、アメリカのイスラム・シーア派国家イランへの新たな戦争放火によってはじまった。アメリカ大統領トランプの直接の指示のもとにイラク領内で平然と強行されたこの殺戮作戦は、アメリカ・イラン戦争勃発の危機を極限的に高めるとともに、ムスリム人民の「米軍叩き出し」の大闘争を現に呼び起こしつつある。「殉教者ソレイマニ」と名づけたイランによる米軍基地へのしたたかなミサイル攻撃、さらにイラクなどのシーア派反米武装勢力による米軍基地への攻撃が次々とおこなわれている。イランと結託して中東に経済的・軍事的に進出を強めている中国やロシアを抑えこむためにも、トランプ政権は、ウラン濃縮作業をおしすすめ・シーア派三日月地帯の反米武装勢力を背後で突き動かしているとみなしたイランにたいして、ふたたび軍事攻撃を仕掛けかねないのだ。
 こうした戦争勃発の危機が高まる中東・イラン近海にすでに自衛隊哨戒機を派遣し、さらに護衛艦を派遣しようとしているのが安倍政権である。この派遣される自衛隊という名の日本国軍は基本的にはアメリカ軍の指揮下におかれるのであって、アメリカとイランのあいだで戦端がきりひらかれたならば、日本はアメリカの対イラン攻撃に参戦するにちがいないのだ。
 それだけでなく安倍政権は、トランプ政権のありとあらゆる法外な要求を唯々諾々と受け入れている。沖縄・辺野古への米軍新基地建設を強引におしすすめるとともに、中国およびロシアを標的とする中距離核ミサイルの日本全土への配備をも受け入れるにちがいない。
 まさに日本国家をアメリカとともに「戦争をやれる国」として強化することに躍起になっている首相・安倍は、自民党議員に改憲発議にむけて草の根≠ゥらの改憲運動の組織化を号令している。自衛隊の明記による憲法第九条(戦争放棄条項)の破棄と、戦時に労働者・人民を動員しその諸権利を制限・剥奪する権限を首相に付与する「緊急事態条項」の創設を何がなんでも実現しようと狂奔しているのだ。
 議会での駆け引きに埋没する日共など既成反対運動指導部の闘争放棄・闘争歪曲を許さず、<中東派兵阻止・安保強化反対・改憲阻止>の闘いを職場・地域から大きくつくりだそう。

安倍ネオ・ファシスト政権を打倒しよう!

 NSC(国家安全保障会議)専制体制を強化してきた安倍政権は、安倍の極悪取り巻き分子を労働者・人民の血税で接待した「桜を見る会」問題や、IR(カジノ)疑獄にたいする追及を、――森友・加計疑獄と同様に――強権的に抑えこみのりきろうとしている。文科相・萩生田の「身の丈」発言や、前法相・河井夫妻の公職選挙法違反事件などの、政権・自民党の犯罪や腐敗――このネオ・ファシスト政権の横暴と傲岸を如実に示すそれ――のモミ消しと幕引きに必死になっている。
 すべての労働者・学生諸君! 海外派兵・改憲と労働法制・社会保障制度の改悪に突進する安倍政権の打倒へと突きすすもうではないか!
 われわれは、戦火と圧政と貧困に覆われ「暗黒の世紀」と化している二十一世紀世界を根底から覆すことをめざし、プロレタリア・インターナショナリズムにのっとって、<反政府>の闘いに起ちあがっている全世界の労働者・人民と連帯してたたかおう!
 すべての仲間は、<二〇春闘勝利! 2・9労働者怒りの総決起集会>に結集しよう!
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 中東に戦火を放つトランプ/安保の鎖でしめあげられ自衛隊を出撃させた安倍、ムスリムの敵/反米の炎をもやすイラン、これを支える中国・ロシアがトランプの前にたちふさがる/シリア・アレッポを攻撃するロシア・プーチン/香港人民への血の弾圧をおこなう中国・習近平。
 第三次大戦もが引きおこされかねない/全学連・反戦青年委のたたかう学生・労働者は、日本の地で反戦・反安保の闘いをつくりだすため、全力で奮闘する/ムスリムをはじめ全世界の人民と連帯してたたかおう!
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日共委員長・志位の反プロレタリア的言辞を許すな

党綱領改定にかんする民青大会での講演


 日共委員長・志位和夫は二〇一九年十一月二十三日に民青同盟第四十三回大会で「21世紀の世界をどうとらえ、どうたたかうか」と題する講演をおこなった。党綱領の「一部改定案」を発表した八中総から三週間後のこの講演で、志位は綱領改定案の内容を民青同盟員に教育≠オようとしたのだ。
 私は怒りを抑えることなしにはこの講演要旨を読みすすめることはできなかった。その感想的批判を三点に絞って記したい。

A ロシア革命の意義を抹殺した「20世紀論」

 第一は、「21世紀の世界をとらえる土台」だという「20世紀論」なるものについて。
 冒頭で志位はこう切りだしている。「一部改定案の根本的立場は、一言でいうと、『20世紀に進行した人類史の巨大な変化の分析にたって、21世紀の世界の発展的な展望をとらえる』ということです」と。
 志位がいう「巨大な変化」とは、@第二次世界大戦後に帝国主義の「植民地体制が崩壊」したこと、A「国民主権の民主主義の発展」、B「平和の国際秩序がつくられた」ことだそうである。これらをもって志位は、「世界の構造変化」だというのだ。
 大前提としての第二次世界大戦についても、その惨禍のなかから燃えあがった後進国・植民地人民の反帝・反植民地主義の闘い(スターリン主義的に変質を余儀なくされたそれ)についても、一言も触れないのだ。たったひとこと、「20世紀は『戦争の世紀』とも言われます」などと言及している。だがこの言い草はなんだ。ブルジョア・ジャーナリズムでさえ「革命と戦争の世紀」(『読売新聞』)と呼んだ。にもかかわらず、志位自身が「20世紀論」から<革命>を抹消しているのである。
 「20世紀論」と称して国連憲章だの世界人権宣言だのに論及し、その意義≠吹聴しながら、日本の、全世界のプロレタリアートの闘いにとっての<ロシア革命>の意義について何ひとつ語らないのは、なんたることか!「帝国主義戦争を内乱へ」の方針を提起したレーニン率いるボリシェビキの指導下で、ロシア労働者・農民・兵士によって実現された一九一七年のロシア革命。それは、マルクスが「労働者は祖国をもたない」「万国のプロレタリア団結せよ!」と呼びかけた一八四八年の『共産党宣言』に貫かれているプロレタリア国際主義の精神を、帝国主義戦争下の闘いに貫徹した画期的闘いであった。
 たとえスターリン主義ソ連邦が崩壊したのだとしても、<一九一七年ロシア革命>の歴史的意義はなんら潰え去るものではない。近代から現代への本質的転換を告知したマルクスの思想は、その現実的転換の結節点として時代を画したロシア革命によって世界史的意義を獲得した。にもかかわらず、この革命によってうちたてられたソ連労働者国家は、ドイツ革命の敗北による孤立化、世界革命の挫折、ロシアの経済的後進性を物質的基礎として官僚主義的に疎外された。レーニン亡き後、反レーニン主義的な「一国社会主義」論をうちだしたスターリンによって革命ロシアは完全に変質させられたのだ(一九二四年)。
 にもかかわらず、「20世紀論」と称しながら、こうしたロシア革命についての意義と意味についてまったく触れず抹殺するのは犯罪的なのである。

以下、見出し

B 中国評価を百八十度転換

C 「発達した資本主義国での社会変革」が「社会主義への大道」!?
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日本国軍の中東派遣反対!
1・11 海自P3C出撃阻止に決起
県学連 那覇基地ゲートに怒りの拳
 一月十一日、沖縄県学連のたたかう学生たちは、自衛隊の中東派遣阻止の闘いに決起した。安倍政権が中東派兵の第一陣として沖縄県の航空自衛隊那覇基地から海上自衛隊P3C哨戒機二機を戦乱の火が燃えさかる中東へと派遣するのを断じて許さない。こうした決意に燃えて那覇現地での抗議闘争に勇躍決起した。たたかう学生たちは、護衛のSPや県警の弾圧を断固としてはね返し、基地ゲートに入る防衛相・河野に肉迫して嵐のような弾劾のシュプレヒコールを断固としてたたきつけたのだ。県学連の学生たちは、日共中央の闘争放棄を弾劾し、<日米核安保粉砕>の旗幟鮮明にたたかいぬいた。
基地に入ろうとする防衛相・河野の車に肉迫
(1・11、那覇市)

空自那覇基地ゲート前で奮闘する沖縄県学連の学生たち
(1月11日)
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1・10那覇
中東派兵阻止の声轟く
県庁前で平和運動センター緊急集会
 一月十日、「自衛隊の中東派兵・那覇基地P3C出撃を許さない緊急集会」(沖縄平和運動センター主催)が那覇市の県庁前ひろばでおこなわれた。琉球大と沖縄国際大のたたかう学生たちは、結集した労働者とともに<反安保>の旗高く最先頭でたたかいぬいた。
闘う学生が労働者と連帯し「派兵反対」のシュプレヒコール
(1月10日、那覇市・県庁前)
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「習近平政権の香港人民弾圧を許すな!」
琉大・沖国大生が那覇で情宣
12・12
 昨二〇一九年十二月十二日、琉球大学と沖縄国際大学のたたかう学生たちは、「中国政府による香港人民への武力弾圧弾劾!」を訴えるとともに、「桜を見る会」をめぐる公金を使った不正接待を弾劾し「反安倍政権」を呼びかける情宣を那覇市の県庁前でおこなった。
通行中の香港人民と連帯のエールを交わす闘う学生
(19年12・12、那覇市)
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「高レベル核廃棄物最終処分場建設阻止!」
労・農・学九百が現地闘争
11・23幌延
 昨二〇一九年十一月二十三日、北海道宗谷管内幌延町において、「北海道への核持ち込みは許さない! 11・23幌延デー北海道集会」(主催・北海道平和運動フォーラム、共催・道北核廃棄物処分場反対連絡協議会)が開催された。集会には全道各地から九〇〇名の北教組、全道庁労連をはじめとした労働者・農民・市民・学生が結集した。「原発止めろ! 北海道学生連帯会議」のたたかう学生たちは、闘いの戦闘的高揚のために先頭で奮闘した。
闘う学生が労働者・農民と連帯し奮闘
(19年11・23、幌延町)

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