第2670号(2021年5月31日)の内容

<1面>
5・19 ガザ空爆・人民虐殺を弾劾
 
  全学連がイスラエル大使館に怒りの拳

5・15沖縄 「新基地建設阻止! 菅政権打倒!」

 県学連が辺野古現地デモ
<2面>
後期高齢者の医療費窓口負担倍増

クラスター連続発生の旭川市基幹病院

「土地規制法」制定を阻止せよ!
<3面>
柏崎刈羽原発 破産した再稼働策動
◇新潟県当局が再稼働反対派委員を解任
<4面>
電機春闘の低額妥結弾劾!
<5面>
Topics リストラ促進の「事業再構築補助金」制度
「コロナ禍」を活用して事業拡大を図るICT独占体
死亡事故頻発――自動運転車の公道走行に狂奔する独占資本家
<6面>
国民投票法改定阻止! 5・11
 大阪/金沢
5・15闘う鹿大生が日米仏合同演習反対現地闘争に決起
◎防衛相が軍事費GDP比1%超え公言
週間日誌〈世界の動き・日本の動き〉
 「解放」最新号   




































  

5・19 ガザ空爆・人民虐殺を弾劾
         
        全学連がイスラエル大使館に怒りの拳

 
 ネタニヤフ政権によるパレスチナ人民大虐殺弾劾!
イスラエル大使館に向け怒りのシュプレヒコールをあげる闘う学生たち
(5月19日、東京・麹町)
 五月十九日、全学連のたたかう学生たちは、イスラエル・ネタニヤフ政権によるガザ軍事攻撃・パレスチナ人民虐殺を満腔の怒りをこめて弾劾し、イスラエル大使館にたいする断固たる闘争に決起した。
 ネタニヤフ政権は、連日の猛空爆・砲撃によってすでに二〇〇名をこすパレスチナ人民を虐殺した。さらにこの血に飢えたシオニスト政権は、「全力で攻撃を続ける」などと叫びたて、ハマスの拠点壊滅をねらった狂気の爆撃に突き進むとともに、ガザ地区との境界に地上部隊を集結させ軍事侵攻の機をうかがっていた。そしてこのネタニヤフ政権を、「自衛の権利を支持する」などと庇護していたのがアメリカ帝国主義・バイデン政権だ。
 この局面で、全学連のたたかう学生たちは、闘争放棄を決めこむ日共中央をのりこえ、イスラエル権力者の蛮行にたいする怒りに燃えて闘いに決起するパレスチナ人民と固く連帯して、イスラエル大使館にたいして怒りの巨弾を叩きこんだのだ。
 午前十一時二十分、千代田区麹町のイスラエル大使館前に登場した学生たちは、真紅の全学連旗を翻し、「イスラエルによるパレスチナ人民虐殺弾劾! ガザへの軍事侵攻を許すな!」と書いた横断幕をひろげただちに闘争を開始した。
 「イスラエルによる人民虐殺を許さないぞ!」「イスラエルを庇護するバイデン政権弾劾!」「米中冷戦下の戦乱勃発の危機を突き破るぞ!」
 学生たちのシュプレヒコールが辺り一帯に轟きわたる。
 有木全学連委員長がマイクを握り、腹の底から怒りをたぎらせ訴えた。「いまこのときもイスラエル・ネタニヤフ政権は、パレスチナ・ガザ人民の頭上に爆弾を雨霰とたたきこみ血の海に沈めている。わが全学連は、この暴挙を満腔の怒りをこめて弾劾する! ネタニヤフ政権が、パレスチナ解放闘争を圧殺し、全エルサレムを支配下におくというシオニスト的野望を燃やして軍事攻撃に突き進むことを断じて許すな! 国連安保理決議をことごとく葬りさりイスラエルの人民殺戮に手を貸すアメリカ帝国主義・バイデン政権を弾劾せよ! いまこそ全世界人民に、イスラエルの軍事攻撃を阻止する反戦闘争への総決起を呼びかけつつたたかおうではないか!」有木委員長の烈火のごときアジテーションに、学生たちは大きな拍手で応えた。
 午前十一時五十分、たたかう学生たちは、警察権力の規制をはねのけ、イスラエル大使館の正門正面に抗議団を送った。
 「イスラエルのガザ軍事攻撃弾劾!」「パレスチナ人民虐殺を許さないぞ!」「<反米・反シオニズム>をたたかうムスリム人民と連帯してたたかうぞ!」
 二波にわたる抗議団の学生たちは眼前の大使館に波状的にシュプレヒコールを叩きつけた。
 さらに、たたかう学生たちは、菅政権の防衛副大臣・中山が「イスラエルとともにある」などとネタニヤフ政権への支持を表明したこと、菅政権がイスラエルとの兵器共同開発を推進していることをも弾劾してたたかいぬいた。
 こうして全学連のたたかう学生たちは、既成反対運動指導部の闘争放棄をのりこえるかたちで、断固たる弾劾闘争を戦闘的に貫徹した。パレスチナ独立国家樹立をめざして闘いに決起するパレスチナ人民、そして反米・反シオニズムの闘いに起ちあがるムスリム人民と連帯して、全学連は、イスラエル国家の暴虐を弾劾する闘いの烽火を日本の地に燃えあがらせたのである。

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5・15 沖縄 「新基地建設阻止! 菅政権打倒!」
   
      
県学連が辺野古現地デモ

 五月十五日、沖縄県学連のたたかう学生たちは、名護市・辺野古現地で学生デモに決起した。おりしも五月十四日から、九州においてアメリカ・日本・フランスの陸軍部隊が、東シナ海では十一日から米・日・仏そしてオーストラリアの海軍部隊が、合同演習をおこなっていた。アメリカのバイデン政権は、「属国」日本の菅政権をしたがえ、台湾海峡有事≠ノおいて中国軍を撃破する作戦構想にもとづく実戦的な訓練を連続的に強行しているのだ。
 まさに台湾・南シナ海・東シナ海を焦点にして戦争的危機が高まるなかで、沖縄では連日連夜、米軍が演習を激しくくりひろげている。たたかう学生たちは、まさに対中国の最前線基地がフル稼働する<核基地の島・沖縄>の地から、反戦・反安保の火柱をぶち上げたのだ。

 
 「日米軍事同盟の強化反対!」キャンプ・シュワブに闘う学生がシュプレヒコール
(5月15日、名護市・辺野古)

キャンプ・シュワブに〈反戦反安保〉の声轟く

 午前十時、沖縄県学連のたたかう学生たちは、米軍キャンプ・シュワブの辺野古弾薬庫ゲート前に登場した。眼下には辺野古弾薬庫が、その先には大浦湾が広がり複数の作業台船が見える。学生たちはただちに抗議集会をおこなう。最初に琉球大のたたかう学生が発言に立つ。彼は開口一番、東シナ海でおこなわれている米日豪仏の共同演習を弾劾した。「アメリカと中国との軍事的緊張が高まるなかで、バイデン政権はわれわれの眼前にある辺野古弾薬庫をはじめとして、南西諸島からフィリピンにかけて新型中距離ミサイルを配備しようとしている。これに積極的に協力・加担しているのが菅政権だ。われわれは敵基地先制攻撃体制の構築・強化を絶対に許してはならない!」
 さらに彼は、菅政権がアメリカのバイデン政権に尻をたたかれつつ辺野古埋め立て工事を加速していることを弾劾した。「われわれは『反安保』を放棄する日共系反対運動をのりこえ、日米軍事同盟の対中国攻守同盟としての強化に反対しよう! 安保強化と改憲に突進する菅政権を打倒せよ!」「ヨシ!」熱烈な呼びかけに学生たちも力強く呼応する。
 たたかう学生たちはデモ行進にうって出る。キャンプ・シュワブ第一ゲートにむけて国道三二九号線を元気よく行進する。「辺野古新基地建設阻止! 中距離核ミサイル配備阻止! 先制攻撃体制づくり反対! 日米軍事同盟の強化反対!」澄みきった青空のもと、はつらつとした学生たちの声がキャンプ・シュワブ一帯に響きわたる。道行く車からドライバーが笑顔でクラクションを鳴らし手を振って応える。「憲法改悪阻止! 国民投票法改定阻止! 新たなファシズム粉砕! 菅政権を打倒するぞ!」
 デモ隊は工事車両用ゲートにさしかかる。学生がマイクで呼びかける。「菅政権は、コロナ蔓延下で感染地獄と貧窮に苦しむ人民を切り捨てる他方で、辺野古埋め立て工事を加速している。しかも沖縄戦犠牲者の遺骨が埋もれている沖縄本島南部の土砂をも辺野古沿岸海域に投入しようとしているのだ!」「許さないぞ!」学生たちは菅政権への怒りに燃えてシュプレヒコールをたたきつける。「辺野古新基地建設阻止! 埋め立て工事を中止せよ!」
 デモ隊がキャンプ・シュワブ第一ゲートに到着するや、地元でねばり強くたたかう住民がかけつけた。たたかう学生たちはキャンパスで呼びかけ集めた反戦・平和のメッセージカードをウチワにはりつけた「反戦ウチワ」を住民に手渡す。「ともにがんばりましょう!」住民は満面の笑みを浮かべ、「一緒に阻止しようね!」と力強く応える。学生たちと住民は、今後も連帯してたたかうことを誓いあったのだ。

 
 「中距離ミサイル配備阻止!」辺野古弾薬庫に怒りの声
(5月15日、名護市)
「埋め立てを中止せよ!」力強いシュプレヒコール                     

 住民とエールを交換したあと、デモ隊は辺野古の浜に到着した。テトラポットを積みあげた護岸の向こうではクレーンがせわしく動いている。琉球大のたたかう学生がマイクをとる。「日米首脳会談の声明に『台湾海峡の平和と安定』を明記した米・日両権力者は、対中国作戦計画にのっとって連日激しい軍事訓練をおこなっている。対中国の戦争準備を許すな! 対抗的に軍事行動を激化する中国・習近平政権を弾劾せよ! まさに米中角逐の狭間にある沖縄の地から、米―中・露核戦力強化競争に反対する革命的反戦闘争を推進しよう!」
 つづいて沖縄国際大の学生が発言に立つ。彼女はまずもって菅政権が改定国民投票法案を衆院通過させたことを弾劾した。「菅政権・自民党は『コロナはチャンス』などとファシスト的言辞を吐きながら改憲に突進している。その核心は『戦争放棄』をうたう第九条の破棄と緊急事態条項の新設にほかならない! 対中国攻守同盟としての強化に見合うかたちで改憲を成し遂げようとする菅政権を許すな!」
 たたかう学生たちは再度シュプレヒコールをたたきつける。「辺野古新基地建設阻止! 日米軍事同盟の対中国攻守同盟としての強化反対! 憲法改悪阻止! 中国の対抗的核軍拡弾劾! イスラエルのガザ空爆弾劾! 米―中・露の核戦力強化競争反対! <基地撤去・安保破棄>めざしてたたかうぞ!」
 こうして、たたかう学生たちは辺野古現地における学生デモを戦闘的にたたかいぬいた。今日、日共系指導部がいっさいの闘いを放棄し、かつ立憲民主党にすり寄るために「反安保」を完全に放棄している。沖縄県学連のたたかう学生たちは、腐敗きわまる既成反対運動をのりこえ、<反安保>の旗幟鮮明にたたかいぬいたのだ。

 この日、北中城村・石平にある在沖米軍司令部前で「5・15アピール行動」(主催・沖縄平和運動センター)が開催された。多くの労組員が結集して辺野古新基地建設に反対する怒りのこぶしを日・米両政府につきつけた。沖縄県学連のたたかう学生たちは、職場深部から闘いを創造し集会に結集した革命的・戦闘的労働者とあい固く連帯して、5・15闘争の爆発をかちとるべく奮闘したのだ。

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後期高齢者の医療費窓口負担の倍増を許すな!

 菅ネオ・ファシズム政権は、コロナパンデミックのただなかで「医療制度改革関連法案」を五月十一日の衆院本会議で強行採決した。菅政権は貧窮に苦しむ後期高齢者の医療費窓口負担を倍増するこの法案を今国会で可決・成立させ、二〇二二年度後半には施行しようとしている。多くの労働者・人民が菅政権による生活補償なき緊急事態宣言のもとで資本家どもによる首切り・賃下げのゆえに生活苦に突き落とされている。困窮する人民にたいして追い打ちをかける極反動攻撃を絶対に許してはならない。

以下、見出し

菅政権による困窮人民の切り捨て

「自助」イデオロギーはナチス優生思想と同根

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「土地規制法」制定阻止!

 人民監視・弾圧体制の強化を許すな


基地機能を「阻害」したとみなせば「懲役二年」!
 菅政権は、今国会で「土地利用規制法」なるものを制定せんとしている。在日米軍基地・自衛隊基地や原発などの「機能を阻害する」と政府がみなしたならば、その周辺区域の土地・建物の使用禁止を所有者・利用者に命ずる。平時から周辺区域住民の個人情報を調査し政府のもとに集約する。――これこそ、反基地運動や原発反対運動の破壊のための極反動の人民弾圧立法いがいの何ものでもない。すべての労働者・学生・人民諸君! この「土地利用規制法案」の可決・成立を絶対に阻止しようではないか!
 この法案(「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律案」)には次のような条項がならべられている。
 米軍基地・自衛隊基地や原発など「重要施設」の周囲一`b内や「国境離島」を首相が「注視区域」に指定し、この区域内の土地・建物の「所有者・利用者・関係者」にかんする情報を政府が調査・収集する。――調査項目は「政令で定める」とされているのであって、「関係者」とみなした労働者・人民の個人情報を洗いざらい調べあげ常時監視するということだ。
 基地などの「機能を阻害する行為」またはその「明らかなおそれがある」とみなした場合は、区域内の土地・建物を「当該行為の用に供しないこと」を利用者に勧告・命令する。命令に違反した者には懲役・罰金を科す。――この条項にかんして「機能を阻害するおそれがない態様の単なる座り込みは対象にしない」などと菅政府は国会で答弁している。こうした言辞は、労働者・人民の反基地闘争が戦闘的に高揚し「基地機能を阻害するおそれ」が生じたとみなしたならば強権的に弾圧し排除する、ということの言い換え以外の何ものでもない。実際、自民党議員は国会質問において、この条項を辺野古新基地建設阻止の反対運動に適用すべきことをあからさまに政府に要求している。
 しかも、右のような勧告・命令を受けた者が申し出れば国が当該の土地を買い入れる、とされている。――政府が土地・建物の使用を禁じる勧告・命令を出し所有者に圧力をかけて、当該の土地を政府に売却させるということだ。これこそ事実上の強制的土地収用にほかならない。
 右のような「土地利用規制法案」の内実は、天皇制軍事ボナパルティズム権力下で軍事施設区域への立ち入りを制限し撮影・模写・築造物変更などを禁じた「要塞地帯法」、軍事機密の探知・収集・漏洩や軍事施設の測量・撮影・模写などを禁じた「軍機保護法」などの戦前・戦中の治安弾圧法をほうふつとさせる。まさに軍靴の響きが聞こえてくるではないか。日本型ネオ・ファシズム政権の戦争準備策動を断じて許してはならない!
 この極反動法の制定を正当化するために菅政権は、中国などの外国資本が自衛隊基地周辺の土地を購入している事例をことさらにやり玉にあげて、米軍基地・自衛隊基地や原発などの「重要施設」の「機能を阻害する行為を防止するため」に、周辺の土地売買・利用に法的規制をかけるべきことをがなりたてている。それが、アメリカ権力者の対中国の強硬的対応を手本としていることは明らかだ。〔オレゴン州の米海軍基地近接地に風力発電所を建設しようとしていたアメリカ企業の買収をすすめていた中国籍の経営者にたいして、当時のオバマ政権は「国家安全保障上の脅威」を理由にして強引に買収を中止させた(二〇一二年)。昨年には、外国資本による軍事施設近くの不動産購入を停止させる権限が大統領に付与された。〕
 アメリカ帝国主義のバイデン政権とこれに忠誠を誓う菅政権による対中国の日米攻守同盟の強化反対! 憲法第九条の実質的破棄・「緊急事態条項」新設を核心とする憲法改悪阻止! 今日版の国家総動員体制の構築を許すな!「土地利用規制法」の制定を断固として阻止せよ!

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東京電力柏崎刈羽原発 

 
破産した六月再稼働策動

 
菅政権の原発・核開発を阻止せよ!

 原子力規制委員会は、四月十四日に、東京電力にたいして、柏崎刈羽原発の核燃料の移動を禁じる是正措置命令を発した。東電社員が他人のIDカードを使って中央制御室に入ったり、原発敷地内への侵入者を検知する装置が長期間故障したまま放置されていたりしたことは、原子炉等規制法に違反しているとして、行政処分に踏みきったのである。
 規制委は、東電の「事業改善」を見極めるためには追加検査も含めて今後一年以上かかるとしている。新潟県民をはじめとする労働者・人民の怒りに包囲された規制委がこの処分を決定せざるをえなくなったことのゆえに、本年六月には準備を完了し今年中に柏崎刈羽原発の再稼働を実現するという菅政権・東電経営陣の目論見は頓挫させられたのである。
 福島第一原発事故をひきおこした当事者たる東電の原発を再稼働し、もって事故発生十年を東電の復活≠ナ飾ろうとしていたのが首相・菅であった。この企みが潰えたことに歯ぎしりしながら、なおもこの輩は、柏崎刈羽原発の早期再稼働に向けて執念を燃やしている。
 規制委が東電への行政処分を発令する前日の四月十三日に菅政権は、福島第一原発のトリチウム・放射能汚染水の海洋放出を急きょ決定した。彼らは、汚染水タンク群の存在を、福島第一原発事故処理の遅滞を象徴するものと、したがってまた原発再稼働の障害≠ノなっているものとみなしてきた。この汚染水の海洋投棄の強行を、圧倒的な労働者・人民の反対の声を押しつぶして決定するという挙にうって出たのだ。
 さらに四月二十八日には、福井県知事・杉本が菅政権の強力な尻押しを受けて、関西電力の老朽原発三基の再稼働への同意を表明した〔本紙第二六六七―六八号五面参照〕。関電経営陣は、この六月にも、日本で史上初の四十年超原発の運転となる美浜3号機の再稼働を強行しようとしている。菅政権はいま、「脱炭素」政策の中核に原子力発電を位置づけて、停止中原発の再稼働に躍起になっているのだ。わが革命的左翼は、原発・核開発反対闘争の爆発をもって、これに応えるのでなければならない。

以下、見出し

「不正・不備」が次々と発覚

保身にかられた規制委が運転禁止≠フ行政処分

新潟県「検証委員会」を骨抜き化した花角県当局

柏崎刈羽原発の再稼働を許すな!

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電機春闘の低額妥結弾劾!

「企業の持続的発展のための労使協議」に歪曲した労働貴族を許すな!

 電機職場でたたかう革命的・戦闘的労働者は今、大手企業の職場・生産点において、経営者のわずか「一〇〇〇円」という超低額回答の受け入れを組合員に押しつけた労働貴族を弾劾し組合運動を戦闘的につくりかえる決意を組合員にうながす思想闘争を開始している。それとともに、中小企業においてこの電機大手の低額妥結を弾劾しつつ大幅一律賃上げを獲得するためにたたかいつづけている。われわれは、電機大手の超低額妥結を徹底的に弾劾し、「企業の持続的発展のための労使協議」にいよいよ純化しつつある電機春闘を突き破るために奮闘しているのだ。

以下見出し

「春闘の破壊」に狂奔した電機連合指導部

「企業発展のための労使協議」への収斂

「政策制度課題」共有のための産別労使交渉

「電機産業の発展」のための労働運動を突き破れ!

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国民投票法改定阻止!  5・11
   五月十一日、関西のたたかう学生たちは、菅政権による国民投票法改定案の衆院本会議での採決を絶対に阻止する決意に燃え、自民党大阪府連にたいする抗議闘争に決起した。風雲急を告げる情勢において、神戸大学と奈良女子大学のたたかう学生は、菅政権の極反動攻撃を打ち砕く烈々たる闘志を漲らせ闘いに起ちあがった。
 「国民投票法改定阻止!」自民党大阪府連抗議闘争に起つ関西の闘う学生たち
(5月11日、大阪市)
   五月十一日、たたかう金沢大生は、菅政権が衆院本会議において国民投票法の改定案を採決しようとしていたまさにその時に、自民党石川県連にたいする抗議闘争に決起した。午前十時三十分、県連前に登場した金大生たちは「国民投票法改定案の採決阻止! 改憲阻止! 対中攻守同盟反対!」の横断幕、金沢大学共通教育学生自治会ののぼりをかかげ、抗議行動に決起した。 
 自民党石川県連に対して怒りの拳をたたきつける闘う金沢大生たち
(5月11日、金沢市)
 

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5・15闘う鹿大生が日米仏合同演習反対現地闘争に決起
 宮崎県えびの市・陸自霧島演習場ゲート前

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