第2706号2022年2月21日)の内容

<1面>
労働者総決起集会をかちとる 2・6
 大幅一律賃上げ獲得! 改憲阻止!
 二二春闘の戦闘的爆発を!
<3面>
「NATO東方拡大」を巡る露・米の激突
<2面>
2・4
 「F15戦闘機墜落事故弾劾!」
 金大生 小松基地に怒りの拳
大幅一律賃上げ獲得! 春闘勝利!
 わが同盟の2022春闘スローガン
<4面>
電気自動車生産の拡大を宣言したトヨタ独占資本
<5面>
ベルコ不当解雇訴訟
 「高裁和解」の欺瞞性
困窮相談窓口に労働者が殺到 那覇市
Topics 独占資本家に「春闘の意義」を説く日共系労働総研
<6面>
「中華民族共同体」の名による漢族への同化政策の正当化
 中央民族工作会議での習近平演説
◆習近平の中共式「教育改革」
週間日誌は4面に掲載
 「解放」最新号





























  


ロシアのウクライナ軍事侵攻阻止!


アメリカ・NATOの軍事介入反対!

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労働者総決起集会をかちとる 2・6


大幅一律賃上げ獲得! 改憲阻止!

二二春闘の戦闘的爆発を!

 
 22春闘勝利! 改憲阻止! 決意固く「団結ガンバロー」
(2月6日、東京・練馬文化センター)
 二月六日、全国から結集した闘う労働者たちは、首都・東京において、<二二春闘勝利! 労働者怒りの総決起集会>を圧倒的に実現した。
 二〇二二春闘にむけて、独占資本家どもは、一握りのIT技術者以外の労働者にはビタ一文賃上げしないという構えをとっている。「連合」指導部は、資本家と一緒に「人への投資」をほざき、首切り・賃下げ攻撃への全面協力を誓っている。
 たたかう労働者たちは、「連合」指導部の裏切りへの怒りに燃え、二二春闘の戦闘的爆発をかちとる闘志をみなぎらせて、会場の練馬文化センターに結集した。会場はたたかう労働者たちの熱気にあふれ、場内に流れるインターナショナルやワルシャワ労働歌がいっそう闘志を高める。
 新型コロナ感染拡大の第六波のただなかで、たたかう労働者たちは、集会実行委員会の仲間と協力して十全なコロナ感染対策をおこない、万全の態勢をもって集会に臨んだ。
 午後一時ちょうど、集会実行委員会の代表が高らかに開会を宣言した。「資本家どもの賃下げ攻撃をはねかえし<大幅一律賃上げ>をかちとろう! 日米安保同盟強化反対、憲法改悪阻止のためにたたかおう! 本日の集会を総決起の場としよう!」

「人への投資」を懇願する「連合」指導部を許すな!
 ――第一基調報告

 ただちに郵政労働者の高山望氏が、「大幅一律賃上げ獲得! 二〇二二春闘の戦闘的爆発をかちとろう」と題する第一基調報告の提起にたつ。
 高山氏は冒頭、檄を発した。――「コロナ・パンデミックのもとでむきだしの階級対立と古典的貧困があらわとなった。いま貧困と戦争勃発の危機が深まるなかで、われわれの責務は重かつ大だ。今こそ大幅一律賃上げ獲得! 首切り・労働強化をうち砕け! 二二春闘の戦闘的高揚をかちとろう!」ヨシ! 会場の仲間は拍手で呼応する。
 コロナ・パンデミック下において、資本家どもは、「デジタル化」「脱炭素」の名のもとに事業転換に血道をあげ、IT関連などの一握りの技術者だけの賃金を引き上げ、大多数の労働者は「付加価値をうまない」とみなして首切り・賃下げを強制しているのだ。この独占体の事業転換の支援に巨額の国家財政を投入しているのが、「新しい資本主義の実現」とぬかす岸田政権だ。そのようななかで「連合」指導部は、たった二%の「賃上げ要求目安」なるものをかたちばかり掲げたにすぎない。
 高山氏は、解雇・賃下げ攻撃をはねかえすために、「連合」の二二春闘方針の反労働者性を徹底的に暴きだしていった。
 一つ目は、たった二%の「賃上げ要求目安」は、猛烈な物価高のもとでの労働者の困窮を無視した超低率のものでしかない。この要求すら、「産別自決・単組自決」と称して大企業諸労組の賃上げ要求放棄を容認して提起されている「目安」であって、彼らはかちとる気などないのだ。
 二つ目は「人への投資」についてである。
 「儲けたかったら人に投資しろだと! 労働者を愚弄するのもいい加減にしろ!」「『人への投資』、これは、岸田政権でも独占資本家でもなく、ほかでもない『連合』労働貴族の言葉だ。」「人への投資」こそは、「連合」指導部のあらたな変質の紋章だ。これこそは、「連合型労働運動」の行きつく先なのだ。――このように、高山氏は怒りをこめて喝破した。
 <労使政運命共同体>イデオロギーと階級協調主義に染めあげられた「連合型労働運動」とはいったい何であったか? 第一に賃金闘争の放棄。第二に「制度政策要求」の前面化。第三に合理化反対闘争の組織化の放棄。第四に労使協議の路線化。このゆえに、日本の労働者の実質賃金は下がりっぱなしとなった。膨大な非正規雇用労働者が生みだされた。この「連合型労働運動」によって、労働組合じたいが年々弱体化させられてきたのだ。――「連合」指導部の裏切りを許さないぞ! 会場の仲間は拍手に力をこめる。
 高山氏は、今春闘における戦闘的・革命的労働者の任務を提起した。
 第一に、<大幅一律賃上げ>をかちとるために全力でたたかおう。賃金労働者とはいかなる存在か? 賃金とは何か? このことをも組合員と論議しよう。われわれ賃金労働者は、みずからの力で、団結した力で賃上げをたたかいとるのだ。<大幅一律賃上げ獲得>というスローガンは、労働者階級の闘いの前進をきりひらく深紅の旗印なのだ。
 第二に、独占資本家どもによる解雇・雇い止め、出向・転籍・配転などの諸攻撃を阻止しよう!
 第三に、岸田政権の貧窮人民切り捨てを許すな!
 「独占資本家と岸田政権にたいして、労働者階級の総力を結集して一大反撃をつくりだそう。労使協議に春闘を歪曲する『連合』指導部を弾劾し、春闘の戦闘的高揚をかちとろう!」高山氏はこう力強く呼びかけて提起を終えた。会場の仲間たちは大きな拍手で応えた。



反改憲・反安保・反ファシズムの大闘争を創造しよう!
 ――第二基調報告
 
一言も聞きもらすまいと報告に集中する参加者たち(2・6)

 つづいて、教育労働者の春山俊二氏が、第二基調報告「岸田政権の憲法改悪を全力で阻止しよう」を提起した。
 春山氏はまず、「今春闘において憲法改悪阻止、反戦・反安保・反ファシズムの闘いの大爆発をかちとろう!」と呼びかけた。そしてただちに、世界の危機的な様相について提起する。
 世界はいまアメリカと中国・ロシアの激突下で戦争勃発の危機に直面している。ユーラシアの西ではウクライナをめぐりロシアと米・欧が対立している。ユーラシアの東では、台湾をめぐり中国とアメリカが相互に大軍事演習をくりかえしている。そして、この<新東西冷戦>のなかで、米中激突の最前線≠ノたたされているのが日本の岸田政権なのだ。
 首相・岸田は、アメリカの唯一の「属国」日本の宰相として、対中国の「敵基地先制攻撃」の体制を構築するための軍備増強にのりだしている。軍事費も「GDP比二%超」=一〇兆円以上への拡大を狙っている。まさに岸田政権は、米軍とともに戦争を遂行するために、日米軍事同盟の強化と憲法大改悪に突進しているのだ。
 自民党改憲案の核心は憲法第九条の破棄と緊急事態条項の新設だ。岸田自民党は下からの改憲推進運動をつくりつつ、「維新」をもまきこんで、参院選後の国民投票の実施を狙っている。この改憲攻撃こそは、日米グローバル同盟を担う軍事強国にふさわしいネオ・ファシズム憲法を制定する画歴史的な攻撃なのだ。
 春山氏は強く訴えた。「敵階級が全体重をかけてしかけている改憲攻撃を粉砕するためには、わが労働者階級は階級的団結をうちかためて奮闘しなければならない」と。反対運動の現実はきわめて危機的だ。――これを突破するために、たたかう教育労働者たちは、改憲反対にとりくまない日教組本部に抗して、職場や教研などの場において、下から粘り強く闘いを創造している。
 最後に春山氏は、同志黒田寛一の「憲法改悪と日本労働者階級の闘い」(『スターリン批判以後 下』所収)という論文の一節――「憲法改悪反対闘争は、本質的に階級 対 階級の白熱的な政治闘争、反権力の闘いとして組織され推進されなければならない。」を引いてこう述べた。「私はこれをガッチリと受けとめ、労働者階級の最先頭で力の限りたたかいぬくことを誓う」と。彼は「今こそ反改憲・反戦・反安保・反ファシズムの大闘争を創造しよう!」と訴えて発言をしめくくった。会場の仲間たちもまた、この気迫あふれる提起をガッチリと受けとめたのだ。

以下、見出し

今こそ<大幅一律賃上げ>を!
 ――革共同革マル派代表

闘う決意に燃えて全学連・各産別代表が決意表明
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「NATO東方拡大」をめぐるロシア・アメリカの激突

ロシアのウクライナ侵攻阻止!
米・NATOの軍事介入反対!

 ロシアのウクライナ軍事侵攻と米・NATOの軍事介入――この米・露の激突を発火点として、東欧全域を戦乱に叩きこむ危機が、第三次世界大戦勃発へと転化しかねない危機がさし迫っている。
 ウクライナの首都キエフの北方に位置するベラルーシ領内において、数万人規模のロシア軍がベラルーシ軍との合同演習を開始した(二月十日)。ロシア軍・プーチン政権は、防空兵器S400や短距離変則軌道ミサイル「イスカンデル」などをベラルーシに搬入している。「ロシアが核大国であることを忘れるな」という核恫喝を口にしながら(二月七日、プーチン発言)。ウクライナ南方のクリミア半島および黒海においても、また親露派武装勢力が支配する同国東部とその周辺においても、総計十数万人といわれるロシア軍がウクライナ侵攻態勢をとっているのだ。
 これに対抗するためにバイデンのアメリカ政府は、英・仏・独のNATO同盟諸国とともに、ウクライナ・ゼレンスキー政権に対戦車ミサイルなどの武器を供与している。ポーランド、ルーマニア、リトアニアなどに米軍部隊を続々と急派し、さらに米本土からの増援部隊を送りこもうとしている。イギリス軍は新型兵器の使用方法を教えるためにと称して公然とウクライナに部隊を進駐させている。おそらくはアメリカ軍も情報・諜報部隊や特殊部隊を同国内に送りこんでいるにちがいない。
 これに加えて、偽情報を流布するといった「諜報戦」やサイバー攻撃などを、ロシアとアメリカ双方が連日のようにくりひろげている。まさしく、ウクライナおよびその周辺の東欧諸国はすでにプレ戦争状態に突入しているといわなければならない。
 プーチンとバイデンは二月十二日に電話会談をおこなった。「NATO東方拡大停止を法的に保証せよ」というロシアの要求にたいしてあくまでもこれを拒否する意志をしめしたのがバイデンであった。こうしたバイデンの対応を見越していたプーチンは、ウクライナを包囲するロシア軍に侵攻の準備を加速させているのだ。「近日中に解決策を示す」というプーチンの通告は、まさにバイデン政権とゼレンスキー政権にたいする最後通牒という意味をもつ。
 すべての労働者・学生諸君! 厳冬のさなかにウクライナ・東欧の労働者人民を阿鼻叫喚の地獄に突き落とすロシアの軍事侵攻を絶対に許してはならない。いまこそ<ロシアのウクライナ軍事侵攻阻止! アメリカ・NATO軍の軍事介入反対!>の雄叫びをあげ、日本の地から革命的反戦闘争のうねりを全世界へ広げようではないか。

以下見出し

ウクライナを包囲するロシア軍の一大軍事演習
 諜報戦・サイバー戦の応酬――「グレーゾーン戦争」
旧ソ連の版図奪回をめざすプーチン・ロシアの反攻
NATOの結束に狂奔するバイデン政権
革命的反戦闘争の真価を発揮してたたかおう
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電気自動車生産の拡大を宣言したトヨタ独占資本

 昨年十二月十四日、トヨタ自動車経営陣はEV(電気自動車)の二〇三〇年の世界販売目標を、これまでの二〇〇万台から三五〇万台に引き上げることを宣言した。
 今後投入予定のEV十六モデルを一挙に披露し、従来のHV(ハイブリッド車)を主力とする「全方位戦略」を維持しつつもEV生産・販売の拡大――いわゆる「EVシフトの加速」――を国内外に示すために、トヨタが初めて開催した「EV戦略」説明会。その席上で、社長・豊田章男は、FCV(燃料電池車)と合わせて二〇〇万台だった従来計画を変更しEVのみで三五〇万台(うちレクサス一〇〇万台、二五年にはレクサスの全モデルをEV化)とする計画を公表した。あわせて車載電池向け投資を含むEVの研究開発に四兆円増額し、八兆円もの巨費を投資することをうちあげた。「EV三五〇万の台数は、ドイツ・ダイムラーやスズキの年間販売台数に匹敵する」ことを例にあげて、これまで「EVに後ろ向き」と非難されてきたトヨタのイメージを払拭するためのアッピールを大々的におこなったのだ。
 また、これに先立つ昨年十二月二日に豊田章男は、首相官邸で岸田と、つづいて自民党本部で麻生ら党幹部と面会し、「国の競争力を上げるために政府の力が必要」であり、自動車の電動化や発電・製鉄などの「脱炭素化」を政府が支援するように――「自動車産業の雇用維持」を大義名分にして――政府・自民党に要請したのだ。

以下見出し

全世界的な「EVシフト」の急進展
研究開発費・設備投資を八兆円に倍増した経営陣
労働者へのあらゆる犠牲の強制を許すな!
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「中華民族共同体」の名による漢族への同化政策の正当化

中央民族工作会議での習近平演説


以下見出し

「中華文化が幹、各民族文化は枝葉」と強弁
内モンゴル自治区でのモンゴル語教育の禁止
「社会の安定」の名による苛烈な治安弾圧体制の構築
総書記三期目を策す習近平
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2・4
「F15戦闘機墜落事故弾劾!」
 金大生 小松基地に怒りの拳
 
 二月四日、たたかう金沢大生は、航空自衛隊小松基地ゲート前において、アグレッサー部隊(飛行教導群)所属のF15戦闘機の墜落事故を弾劾する闘いにたちあがった。
闘う金沢大生が小松基地ゲート前で自衛隊機墜落事故を弾劾
(2月4日、石川県小松市)
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