第2736号(2022年9月19日)の内容

<1面>
<プーチンの戦争>を打ち砕け!
    
ウクライナ反戦の大爆発を!

「安倍国葬」反対の声轟く
四〇〇〇人の先頭で闘う学生が奮闘
8・31国会正門前大行動

<4〜5面>
反革命=北井一味を粉砕せよ!
第四回
北井の組織実践の狂いと異常な精神世界

<2面>
安倍の「国葬」反対!
<第4回>
首相・NSC専決の強権的支配体制の飛躍的強化

<3面>
「日米共同軍事演習反対!」
鹿大生が労働者と共に街宣
8・28 鹿児島

プーチンの侵略に加担するハンガリー・オルバン政権
<6面>
トラック貨物輸送労働者の苛酷な実態
利権争いのドロ沼 デジタル庁
Topics 岸田が原発推進を呼号――GX実行会議

 「解放」最新号


































  


<プーチンの戦争>を打ち砕け!

 ウクライナ反戦の大爆発を!

 ロシアによるウクライナ侵略開始から半年余、いま、ウクライナ軍と人民は、ロシアの侵略軍をウクライナから叩き出す決定的な反撃にうってでた。
 東部ハルキウ(ハリコフ)州において、ウクライナ軍と領土防衛隊は電撃的な一大反攻を完遂し、戦略的要衝イジュームを侵略軍から奪還した。それのみならずいまやハルキウ州のほぼ全域から侵略軍部隊を一掃しつくし、占領下にあった数多くの街や村々を奪回し解放したのだ。
 ウクライナ軍の反攻開始から五日後、ロシア国防省は「ドンバス解放を達成するため、兵力をイジューム周辺からドネツクに再配置した」と発表した。この苦しまぎれの大本営発表≠アそは、ウクライナ軍と人民によるこの反撃戦がプーチン政権をいかに震撼させているかを、まさに雄弁に物語っているではないか!
 そして、プーチン政権が九月十一日のロシア地方選挙に合わせて強行しようと策していた、ウクライナ東南部・北東部合わせて五州をロシア連邦に編入する「住民投票」をも、ウクライナ軍と領土防衛隊およびこれと連携する占領地域の住民パルチザンは、完膚無きまでに粉砕したのだ。

東部ハルキウ州全域を奪還したウクライナ軍・人民

 ウクライナ軍と領土防衛隊は、九月六日を期して、ハルキウ州におけるロシア軍占領地域に一気に攻めこむ大規模な反攻作戦を開始した。
 ウクライナ機甲部隊の主力は、ロシア軍の防衛線を突破してイジューム北方の丘陵地帯に一気に突き進み、ロシア軍部隊の連絡補給線をズタズタに寸断して孤立化させたうえ、各個撃破する機動戦を次つぎとくりひろげた。そして十日未明までに、ロシア国境から武器・弾薬を運びこむ一大補給基地として使われてきた鉄道分岐点の街をほぼ制圧し解放した。こうして東部戦線におけるロシア軍部隊の生命線≠完全に断ち切ったのである。
 ウクライナ軍のこの電撃的な大反攻に直面したロシア軍のイジューム駐留部隊は、統制不能に陥り装備も弾薬も捨ておいたまま、這々(ほうほう)の体で林野のなかへと逃走しさった。こうしてイジュームの街をウクライナ軍が完全に掌握し、侵略軍部隊を辺り一帯からもののみごとに叩き出したのだ。
 七月いこう、南部のヘルソン州とザポリージャ州におけるウクライナ軍とパルチザン部隊の反転攻勢に直面し、クリミア半島のロシア軍拠点にたいする攻撃にも直撃されたプーチン政権は、東部戦線に投入してきた主力機甲部隊の大部分を南部戦線に移動・再配置せざるをえなくなった。まさにこれによって生じた東部戦線の軍事的空隙≠的確にとらえ、ウクライナ軍は嵐のような電撃戦を敢行したのだ。
 ハルキウ州全域をロシア軍の占領下から奪還し解放したウクライナ軍と労働者・人民の果敢な戦い。この勝利によって、彼らはウクライナ全土からプーチンの侵略軍を叩き出す戦いの決定的な転回点を切り拓いたのである。

侵略ロシア軍の潰走

 プーチンは東部ハルキウ州においてウクライナ軍と人民にたいする決定的な大敗北を喫した。
 ロシア侵略軍はこのかん、ウクライナ軍部隊の反転攻勢のまえに、大損失を被って兵員の不足と装備・弾薬の涸渇にたたきこまれている。弾薬の集積拠点と兵站線をウクライナ軍と住民パルチザン部隊にことごとく破壊されてきたことのゆえに、ロシア侵略軍の弾薬不足とくに精密誘導弾の不足は、いまやかつてなく深刻の度を増しているのだ。米欧諸国の経済制裁によって半導体などの基幹部品や精密工作機械の部品が入手できなくなり、精密加工を必要とする兵器類を国内で生産することは不可能になって久しい。
 そのゆえにプーチンは、ミサイル開発を支援して恩を売ってきた金正恩の北朝鮮に泣きついて数百万発もの砲弾やロケット弾を購入したり、反米共闘♀ヨ係を強化してきたイランに懇願して数百機のドローンを急きょ購入したりして、当座の兵器不足をしのがなければならなくなっているほどなのだ。
 それだけではない。ロシア軍上層部の腐敗と旧ソ連軍由来の軍機構そのものの官僚的硬直性のゆえに、前線兵士への装備品や食糧の補給、兵士の給与や戦闘手当の支給も長期にわたり滞りつづけている。こうした状況のなかで、「ネオ・ナチからの東部地域の解放」などというデマを吹きこまれプーチンに欺され前線に送りこまれたロシア軍兵士たちの多くが、いまや一気に戦意≠喪失しつつあるのだ。いまではクリミアをはじめ各地で、指揮官の命令を拒否したり部隊から脱走したりする兵士が続出し、部隊そのものが崩壊寸前に陥っている。
 このロシア侵略軍の大惨敗の実態は、すでにSNSをつうじてロシア国内にあまねく知れわたりつつある。もはやどのようにしても、プーチン政権がこれをおし隠すことは不可能なのだ。
 まさにそれゆえにいま、プーチンの出身地サンクトペテルブルクの区議会グループが、「ウクライナへの侵攻により、若い兵士を死なせNATOの拡大までも招いた」「国家反逆の罪」で、プーチンを弾劾するようロシア連邦下院に求める要請書を提出した(九月七日)。首都モスクワの地区議会も、プーチンが「ロシアを冷戦時代に逆戻りさせ、世界を核兵器で脅し、ロシアの発展を妨げている」として大統領辞任を要求した(九月九日)。ここに噴きあがりはじめたプーチン弾劾の声は、プーチンがいかに強権をもって抑えつけようとも、戦争の長期化とともにやがて必ずや燎原の炎と化し、ロシア全土に燃え広がるにちがいない。わが同盟がつとにあばきだしてきたように、ウクライナへの侵略に踏みだした戦争狂プーチンに、もはや未来はないのである!

 プーチンの核恫喝≠許すな

 深まるロシア経済の危機

いまこそウクライナ反戦闘争を強力に展開せよ!
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「安倍国葬」反対の声轟く

 四〇〇〇人の先頭で闘う学生が奮闘

 9・27「国葬」強行を許すな  8・31国会正門前大行動


 
 「改憲阻止・大軍拡反対」を掲げ労働者・市民を鼓舞する学生たち
(8月31日、国会前)
 八月三十一日、岸田政権による「安倍国葬」の強行に反対する「国会正門前大行動」(実行委主催)に、四〇〇〇人の労働者・学生・市民が結集し、「国葬反対」の声を轟かせた。
 労働者・人民の囂々たる「国葬反対」の声を前にして首相・岸田は、「丁寧に説明する」などという居直りの言を弄しつつ、あくまでも日本武道館での「国葬」(九月二十七日)を強行しようとしている。「国葬」強行を跳躍台として岸田政権は、日本型ネオ・ファシズム支配体制を強化し、<軍国日本>再興のための軍事強国化と改憲の道を突き進もうとしている。
 わが同盟とたたかう労働者・学生は、8・31集会を、ファシズムと改憲、軍事強国化に反対する集会として戦闘的に高揚させるために奮闘した。

 わが同盟が革命的檄

 集会開始時刻の午後六時をめざして、労組の旗を持って参加する労働者たちや多くの人民が続々と国会正門前に結集してくる。瞬く間に国会前の歩道は労働者・学生・市民で埋めつくされた。平和フォーラム系や「全労連」傘下の組合の旗が林立し、「国葬」に抗議する横断幕もある。
 たたかう労働者たちは、「国葬」に口を噤(つぐ)む「連合」指導部に抗して、組合員や職場の仲間と「国葬」反対の論議を重ねて、本集会に結集した。首都圏のたたかう学生たちも、「国葬反対」の横断幕と各大学の旗を掲げて、正門前左側に並ぶ。
 わが同盟情宣隊は、「『安倍国葬』に反対せよ!」と大きく書かれたビラを、結集する労働者・人民にくまなく配布した。
 「国葬反対!」と呼びかけながら情宣隊がビラを手渡すと、「もっとください」と戻ってくる労働者。ビラを手にして、情宣隊と熱心に話しあう労働者。「連合」指導部が事実上「国葬」に協力するなかで、わが同盟の「ネオ・ファシズム強化反対! 改憲・軍事強国化阻止!」の熱い檄が、参加した労働者・人民のなかに響きわたった。
 アベノミクス政策によって労働者・人民を貧窮地獄につきおとした安倍。さらに、霊感商法で人民を食い物にした反共集団=統一協会と自民党との癒着を深めた張本人である安倍。この安倍を奉り、数十億円の血税を投じて「国葬」を強行しようとする岸田政権にたいして、労働者・人民の怒りが燃え広がっている。わが同盟は、労働者・人民に、「国葬」を跳躍台とした岸田政権の反動攻撃に断固として反撃し、反改憲・反戦反安保のうねりをつくりだすべきことを訴えたのだ。
 午後六時に集会が開始された。冒頭の主催者挨拶や「コール」につづいて、日共書記局長・小池が発言した。
 小池はまず、日共議員五名を演壇の後ろに並べて、その紹介から始めた。七月参議院選挙で敗北した日共中央にとって、本集会は、票目当ての宣伝の場でしかないのだ。彼らが「国葬」に怒る労働者・人民とは無縁な存在であることはあきらかではないか。
 小池は言った。「弔意というものは強制されてはいけない。内心の自由にかかわる問題であります」と。ブルジョア民主主義に骨の髄まで冒された日共官僚どものおめでたいこと、このうえもない。彼らには、「国葬」を跳躍台とした改憲、軍事強国化の攻撃にたいする危機意識のひとかけらもない。この小池の発言は、労働者・人民の怒りに水をかけるものでしかなかったのだ。
 集会は、その後、社民党の福島瑞穂や市民団体代表の発言などがなされ、午後七時に終了した。主催者からは、「国葬」当日に再び国会正門前に集まることが呼びかけられた。

 <反ファシズム>の巨大なうねりを創りだそう

 早稲田大学をはじめとする首都圏のたたかう学生たちは、「大行動」をまえにした午後五時半、国会正門前に登場した。彼らはただちに、「『安倍国葬』反対! ファシズム反対! 憲法改悪阻止! 大軍拡を許すな! 岸田政権打倒めざしてたたかおう!」と大書した横断幕をひろげ、国会前を戦闘的雰囲気に塗りかえる。
 たたかう学生たちは「安倍の国葬反対!」「統一協会と癒着する政府・自民党弾劾!」「NSC専制体制反対!」とシュプレヒコールをあげた。学生たちのかかげる「日本の軍事強国化反対!」などののぼり、「ファシズム反対」の一文字プラカードは参加者の大きな注目を集める。たたかう学生たちの勇姿は、岸田による「国葬」強行に反対するために結集した労働者・市民を鼓舞したのだ。
 集会後、たたかう学生たちは、悪逆の限りを尽くした安倍の「国葬」を強行しようとする岸田政権を許さず、さらにシュプレヒコールをあげた。「憲法改悪反対!」「国会発議を許すな!」「先制攻撃体制の構築反対!」これに多くの労働者・市民が拳を振りあげ呼応した。
 こうしてたたかう学生たちは、「国葬反対」の内実を「内心の自由」や「民主主義」を守ることにきりちぢめる日共中央をのりこえ、反ファシズム、軍事強国化反対の方向性を鮮明にして、集会を戦闘的につくりかえるべく奮闘したのだ。
 今こそ日共をはじめとした既成指導部の腐敗をのりこえ「連合」労働貴族の闘争抑圧をはねのけて、9・27「安倍国葬」反対の巨大なうねりを創りだそう! 岸田自民党による統一協会問題の幕引き″動を絶対に許すな! 労働者・人民を貧窮地獄につきおとす岸田政権に怒りを叩きつけよ! ネオ・ファシズム支配体制の強化反対、反改憲・反戦反安保の巨大な闘いを創造しよう! 岸田ネオ・ファシズム政権の打倒めざしてたたかおうではないか!
 すべての労働者・学生・人民は「安倍国葬」反対の闘いに総決起せよ!

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反革命=北井一味を粉砕せよ! 第4回

 座談会U 北井の組織実践の狂いと異常な精神世界


スパイ一味への純化

糸色言いなりの北井一味

組織実践の狂い

精神世界の異常性

居直りと嘘で塗り固めた歴史の偽造

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ネオ・ファシスト安倍の「国葬」反対!

第4回 首相・NSC専決の強権的支配体制の飛躍的強化

 首相・岸田は、囂々たる労働者・人民の反対の声をふみにじり、九月二十七日に安倍の「国葬」を強行しようとしている。「法的根拠がない」という野党の追及を歯牙にもかけず、この「国葬」なるものを、一片の閣議決定のみをもって正当化し警察権力の厳戒体制のもとで強行せんとしているのが、日本型ネオ・ファシズム政権である。まさしく安倍がくりかえしてきたところの首相・内閣官房専決の強権的手法をフルに発揮して岸田政権が安倍の「国葬」を強行しようとしているのは、<軍国日本>再興をもくろんできた安倍を奉り、この輩への「追悼」を労働者・人民に強制することをもって日本型ネオ・ファシズム支配体制を一挙に強化することを策しているからにほかならない。
 立法府を傲然と無視し蹂躙する・首相を頭とする行政府および国家暴力装置のすさまじき突出ぶりこそは、チビ・ヒトラー=安倍晋三によって構築・強化されてきたネオ・ファシズム支配体制の反動性のあらわれいがいのなにものでもない。
 すべての労働者・学生・人民は、いまこそ岸田自民党政権のどす黒い策謀を暴きだし、安倍の「国葬」に反対する闘いを全国各地で巻き起こそうではないか。日本型ネオ・ファシズム支配体制強化反対の炎を燃えあがらせよ!

日本版NSC=戦争司令部≠フ構築

 二〇一二年暮れに首相の座についた安倍は、「官邸の司令塔機能の強化」を旗印にして、日本国家をアメリカとともに戦争を遂行しうる軍事強国へとおしあげていくための国家改造″\想を策定し、それにもとづいて国家安全保障会議(NSC)設置法など反動諸法を矢継ぎ早に制定した(一三年十一〜十二月)。
 この日本版NSCこそは「全員一致」を慣習とする閣議よりも上に位置づけられているものであり、また国会審議に拘束されることなく、「有事」にさいして首相・内閣官房が、国家諸機構・暴力装置を戦争準備・戦争遂行にむけて一元的かつ迅速に動員・統制する戦争司令部≠ノほかならない。現に安倍は、首相を頭とするNSCを、国会や閣議をも超えた最高意志決定機関として機能させてきた。この日本版NSCをアメリカ帝国主義のNSCと一体化した今日版の「最高戦争指導会議」として創設し、もって労働者・人民を国家総動員体制のもとに組みこむための体制を構築してきたのだ。
 こうした戦争遂行体制の具体的な陣容はこうである。
 @首相を議長とし・官房長官および外相・防衛相を加えた「四大臣会合」を常設した。Aこの「四大臣会合」を中核とする会議を、安全保障担当総理補佐官、および国家安全保障局(NSS)の局長が幹事として取り仕切ると同時に、米NSCとの連絡を恒常的におこなってきた。
 Bこの会合には、国家暴力装置のトップである自衛隊統合幕僚長と警察庁長官、および内閣情報調査室などの情報機関のトップがほぼ常時参加している。CこのNSCの「事務局」として、自衛官十数名を中軸とする約七十名の職員を擁するNSSを内閣官房に設置した。
 かつて国会において「立法府の長は首相の私だ」と吠えたてたのが安倍であった。それは、「三権分立」などというブルジョア民主主義の形式さえも投げ捨て、立法府の上に首相・内閣官房を頂点とする国家行政機構をうち立て、反動的諸政策を迅速にトップダウンで貫徹する強権体制を構築してきたネオ・ファシストの本性の露出にほかならない。

 以下 見出し

「内閣人事局」の設置――官僚の生殺与奪の権を掌握

今日版治安維持法をふりかざした凶暴な弾圧


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プーチンの侵略に加担するハンガリー・オルバン政権

「自国利害」をゴリ押ししEUの対露制裁に抜け穴

 ハンガリーのオルバン政権は、EUとNATOの加盟国でありロシアのウクライナ侵攻に反対する意志を一応は表明したにもかかわらず、一貫してEUとしての対露経済制裁に反対し、ウクライナを支援する外国製兵器の自国内通過にも反対している。
 EUの主要諸国がロシア産石油の輸入禁止を決定しようとしたのにたいしてオルバン政権は、石油禁輸は「ハンガリーへの核爆弾だ」と主張して頑強に反対した。これに直面した他のEU諸国の権力者は、重要政策を全会一致で決定するというEUの原則のゆえに、ハンガリーのロシア産石油輸入は例外扱いにすることでオルバン政権との妥協を図らざるをえなかった。ハンガリーはロシア産石油をパイプライン経由で輸入している。EUとしてはこれを禁止対象にはせず海上輸送分のロシア産石油のみを輸入禁止にするというかたちで制裁措置を決定したのだ(五月末の緊急首脳会議)。
 それだけではない。EUの主要諸国は、プーチン政権のウクライナ侵攻を支持し軍事行動を擁護しているとしてロシア正教会トップの総主教キリルに制裁を科そうとした。これにたいしてもオルバン政権は強硬に反対した。それゆえキリルにたいするEUとしての制裁は決定できなかった。また、プーチン政権が米欧の対露金融制裁に対抗するためにうちだした「ルーブルでの貿易決済」要求にも、ハンガリーはEU内で唯一応じている。EU財務相・中央銀行総裁会議においてロシアの「ルーブル決済」要求を拒否することが決定されているにもかかわらず、これをオルバン政権は完全に無視しているのだ。
 こうしてオルバン政権は、EUとしての結束≠ともかくも維持したい独・仏などの権力者の足下をみすかして、EUの対露経済制裁に抜け穴を空けているのである。

 以下 見出し

 ハンガリー系住民を巡るウクライナ政府との対立

 強権的支配の斧をふるうオルバン政権を許すな


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「日米共同軍事演習(オリエント・シールド22)反対!」
鹿大生が労働者と共に街宣   8・28 鹿児島
 八月二十八日、鹿児島県下の十一ヵ所で「オリエント・シールド22 日米軍事訓練反対! 8・28県内統一行動」と銘打った街頭情宣がとりくまれた(主催は「米軍はいらない県民の会」と社民党)。鹿児島大学のたたかう学生たちは、会場の一つであるJR鹿児島中央駅前での「スタンディングアピール」に参加し、集まった組合員とともに「演習反対」を訴えた。
「日米グローバル同盟反対」を掲げ鹿大生が労働者と共に奮闘
(8・28、鹿児島中央駅前)
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