第2750号(2023年1月1日)新年特別号の内容

<1〜5面>
戦争の時代を革命の世紀へ
 革マル派結成六十年――
 世界大戦の危機を突破せよ
ウクライナ・ロシア――熱いメッセージ
<6〜7面>
漫画 戦争転変革命之圖
<8〜9面>
インフレに揺れ危機を深める世界経済
<10〜11面>
年頭の決意
 沖縄/九州/北陸
 自治体/郵政/交通運輸/電機/重工業
<12面>
写真特集 激闘 2022


 ≪お知らせ≫ 本号は二〇二二年十二月二十六日付にあたりますが、
二三年一月一日付新年特別号とします。
二三年一月二日付、同九日付は休刊にします。
 「解放」最新号
























  


        戦争の時代を革命の世紀へ

         
 
  「ウクライナ侵略粉砕! 憲法改悪阻止!」首都中枢を進撃する全学連と反戦(2022年6月19日)

 すべてのたたかう労働者・学生諸君! 同志諸君!
 二〇二三年新年の劈頭にあたって、わが革マル派は訴える。
 われわれは今、世界史的激動のまっただなかにおかれている。
 崩壊したスターリン主義ソ連邦の版図を回復するために、ウクライナの人民を大量に虐殺しその土地を焦土にし、もってロシア連邦に力ずくで組みこむことを企んだ「現代のロシア皇帝」プーチン。この<プーチンの戦争>は、ウクライナ人民の不撓不屈の反撃によって打ち砕かれつつある。
 だが同時に、この戦争は、台湾海峡および朝鮮半島における戦争的危機を一挙に高めた。
 スターリン主義ソ連邦の崩壊をば「共産主義にたいする資本主義の勝利」などと喧伝しつつ傲岸をほしいままにしてきたかつての「一超」帝国アメリカは、だがいまや、ネオ・スターリン主義中国の猛烈なキャッチアップに怯える落日帝国主義としての悲哀をにじませながら・そして大統領選挙ひとつまともにおこないえない荒廃を露わにしながら、「専制主義にたいする民主主義の闘争」などという白々しい旗印のもとに中国・ロシアにたいする対抗に血道をあげている。
 これにたいして習近平率いる中国は、破産国ロシアのあがきを横目で見ながら、武力をもってする「台湾の併合」を策すとともに、「冊封」的な関係づくりをもってするその対外膨張主義を同時に貫徹しようとしている。だがもちろんその足元は、ネオ・スターリニスト党の専制にたいする人民の造反によって揺さぶられつつある。
 こうして今、米―中・露の激突のなかで、<東西新冷戦>に孕まれていた世界大戦の危機・熱核戦争勃発の危機が、日々高まりつつあるのだ。
 そしてこうした<戦争の時代>への突入のなかで、日本のネオ・ファシズム政権は、ついに日米軍事同盟を名実ともに攻守同盟へと転換し、アメリカと共に戦争をする軍事強国へと突進することを・またそのために憲法を大改悪することを、みずからの針路として定めた。
 このような歴史の大転換のまっただなかにあって、われわれは、世界大戦の危機を革命的に突破し、まさに<プロレタリア革命の時代>を拓くために、全力を傾注してたたかわなければならない。今こそわが反スターリン主義運動の真価を遺憾なく発揮し、世界にはばたかなければならない。
 今年二〇二三年は、わが革マル派が誕生してから六〇周年にあたる。この年をわが革マル派のさらなる飛躍の年とするために、決意も新たに前進しようではないか!

革マル派結成六十年――世界大戦の危機を突破せよ

 すべての労働者・学生のみなさん!
 二〇二二年は、かつてないほど世界の歴史が大きく転回した年でした。
 今もなお続くプーチンのロシアによるウクライナへの残虐無比な侵略戦争、これによる熱核戦争勃発の危機、東アジアにおける台湾海峡および朝鮮半島での戦争的危機……。そしてこうした戦争の時代への突入と同時に、世界的に発生した狂乱的なインフレと経済的不況の深刻化、深まるばかりの労働者階級の貧困、さらにいわゆる南の途上国を襲う経済的破局と地球温暖化のゆえの生活基盤の崩壊、絶対的貧困と飢餓の蔓延――こうした未曽有の世界史的危機のなかで、まさに<反帝・反スターリン主義>を背骨としたわが革命的左翼は、この世界の根底からの転覆をめざして、一致団結してたたかいました。私たちは二〇二二年の一年間、本当によくたたかいました。そしてよく学びました。
 二〇二三年は、革マル派結成六〇周年にあたります。二〇二三年こそ<プーチンの戦争>を打ち砕きとどめを刺し、また来る春闘において日本労働者階級の一大反撃で「大幅一律賃上げ」をたたかいとる年にしなければならない。そのために私たちは、気合いを入れ、さらに奮闘しましょう。
 私もそういう決意で革マル派を代表し、発言させていただきたいと思います。

T 二〇二二年――世界にはばたくわが革命的左翼

 A ウクライナ反戦闘争の推進

 二〇二二年二月二十四日、プーチンのロシアの軍隊がウクライナへの侵攻を開始しました。わが同盟は、全学連と反戦青年委員会の仲間たちとともに、ロシア軍がウクライナに侵攻したこの第一報を耳にしたその瞬間に、「ロシアのウクライナ軍事侵略弾劾」の闘いに決起しました。
 全学連は即座に、首都・東京のロシア大使館ならびに全国各地のロシア総領事館に向けて、緊急の労学デモンストレーションと抗議闘争に決起。わが同盟は「ウクライナ侵略弾劾」の声明を発しました。この声明を掲載した『解放』号外を手に、全国各都市や学園において街頭情宣を連続的にくりひろげたのです。首都・東京においては、夕闇せまる新宿駅頭でわが同盟の真紅の旗を翻し、大規模な情宣をおこないました。帰宅途上の労働者人民にたいして、『解放』号外を手渡すとともに、ウクライナ反戦闘争に決起しようと訴えました。
 この声明においてわれわれは、ウクライナ人民を血の海に沈めようとしているプーチンの暴虐を許すな・いまこそ反戦闘争に起ちあがれ≠ニ呼びかけました。それとともに、ロシア侵略軍による猛爆撃と無差別殺戮にさらされているウクライナの労働者人民に呼びかけました。大ロシア主義者プーチンによるウクライナの属国化策動を打ち砕くために「ウクライナ人民は一致団結しレジスタンスをたたかえ!」と。また同時に、プーチン政権の圧政のもとにあるロシアの労働者人民には、「今こそ戦争狂のプーチン政権を打倒せよ!」と呼びかけました。
 英語とロシア語を含む三ヵ国語で発したこの声明は、いまウクライナの地で、また世界各国で、労働者人民の心をとらえ、われわれの思想はその大地に深く根をはりつつあります。
 日本の地におけるウクライナ反戦闘争を最先頭で牽引し、反スターリン主義革命的左翼の真価をいかんなく発揮してきたのが、全学連の仲間たちです。
 全学連は、侵攻の直後に、日本に住むウクライナの人々の抗議デモにも参加してたたかいました。プーチンが、ウクライナ東・南部四州の「住民投票」の強行に手を染めた時も、またその「併合」を宣言した時も、つねにロシア大使館と全国の総領事館前に登場して、プーチン政権にたいする緊急抗議闘争をたたかったのです。
 他方、わが同盟とともにたたかう戦闘的革命的労働者は、「NATOの方が悪い」といってプーチンを擁護する既成左翼・労働運動指導部の無様な対応をのりこえ、職場生産点からウクライナ反戦の闘いをまきおこすために奮闘しました。
 そしてこの闘いを、首都・東京における五波の労働者学生統一行動ならびに全国各地の統一行動へと集約してきたのです。
 私たちが侵攻直後の二月に発した声明と、今年八月に開催した国際反戦集会の海外アピールは、全世界人民と左翼のあいだに大反響を呼び起こしました。国際反戦集会に海外から寄せられたメッセージの数々が、それを物語っています〔詳細は本紙第二七三二―二七三三号、『新世紀』第三二一、三二二号などを参照〕。
 ロシアからは、「ウクライナにおけるプーチンの敗北は、ウクライナ人民の勝利であるとともに、ロシア人民の勝利でもある」、「われわれはあなたたちと連帯し、犯罪的なプーチン政権とあくまでもたたかいぬく」というメッセージが届きました。
 またイギリスからは、「ウクライナ人民の英雄的なレジスタンスと連帯したたかう国際主義者が日本にいると知って嬉しい」という熱い共感が寄せられました。
 そしてなによりも、戦火のウクライナにおいてレジスタンスを支えたたかいぬいている「ソツィアルニー・ルフ(社会運動)」からメッセージが届きました。われわれ反スターリン主義革命的左翼が彼らへの連帯を表明したことに、彼らは「ウクライナは必ず勝つ、左翼運動はやがて復興するという確信を得た」と言っています。彼らのフェイスブックは今も全学連の勇姿の写真を掲載しています。
 私たちの闘いへの反響は、これにとどまりません。
 二〇二二年十月、私たちは五月に執筆した中央労働者組織委員会の論文を、英訳して世界各国の諸団体に送りました〔「Together with Ukrainian People」『新世紀』第三二二号に掲載〕。きわめて大きな反響があったので紹介します。
 イギリスからは、「こんなに洞察が深い論文は読んだことがない。非のうちどころがない。」
 またウクライナのソツィアルニー・ルフは、私たちが彼らに論文を送った翌日に、すぐに返事を寄せてくれました。「力強い支援をありがとう! あなた方の見解を心躍る思いで読みました。すばらしい歴史的裏付けとマルクス・レーニン主義的分析の真の魅力に溢れていると思います」、と。〔詳しくは五面参照〕
 日本のみならず世界の腐敗した自称「左翼」もまた、「プーチンの侵略にたいしてウクライナが応戦したから暴力の連鎖が始まった」などと言いたてて、レジスタンスを戦うウクライナ人民を罵倒しています。これらの腐敗した「左翼」が錯乱する根拠を、中央労働者組織委員会の論文は、マルクス主義の武器をもって照らしだし、暴きだしてきたのです。私たちはこうした闘いを、日本反スターリン主義運動の大きな責務として、さらに強めていこうではありませんか。

 B 「安倍国葬」反対の闘いとその教訓

 私たちは、このウクライナ反戦闘争の推進とともに、ロシアによるウクライナ侵略をいわば口実として、アメリカの属国よろしく日本の軍事大国化を一挙におしすすめようとしている岸田政権の反動攻撃にたいしても、断固としてたたかってきました。反戦反安保・反改憲、ネオ・ファシズム反動化阻止の闘いを創造してきたのです。ここでは、「安倍国葬」反対の闘いとその教訓について述べたいと思います。
 わが同盟と、たたかう労働者・学生は今秋、「安倍国葬」に反対する闘いを全国から創りだしました。
 元首相・安倍を、国のために殉じた偉大な政治家≠ニして奉り、この安倍への弔意を示すことを労働者人民に強いることにより人民を国家のもとへと統合していく。まさに日本型ネオ・ファシズム支配体制を一挙に強化することを狙って、岸田政権は国葬を強行したのです――労働者人民の反対の声を踏みにじって。
 実際、岸田政権はこの「安倍国葬」を、<軍国日本>の再興と日本型ネオ・ファシズム支配体制強化の野望をむきだしにする式典として執りおこないました。
 国葬当日、岸田政権は、安倍の遺骨を載せた車列を防衛省に立ち寄らせ、国葬開始に合わせて日本国軍・儀仗隊による弔砲を轟かせました。それだけではありません。富士山をイメージした祭壇には安倍の写真と日の丸を掲げ、会場ど真ん中に白い軍服を着た儀仗隊を配置し、銃剣で「捧げ銃(つつ)」、そして軍歌をながしながらの黙祷……。
 この「安倍国葬」に、「労働者代表として弔意を示す」などとほざき参加したのが、今日版産業報国会たる「連合」の会長・芳野にほかなりません。また日本共産党・志位指導部は、「閣議決定だけで国葬を決めたのは国会軽視だ」とか「国葬は弔意の強制であり内心の自由の侵害だ」とかといった理由で反対したにすぎません。
 こうした既成指導部の腐敗を許さず、私たちは、「日本型ネオ・ファシズム統治形態の強化のための国葬反対」という旗幟を鮮明にするとともに、国葬をつうじて政府が企んでいる敵基地攻撃体制の構築や軍事費の大増額に反対すること、そして第九条の破棄と緊急事態条項の創設を核心とする憲法の大改悪に反対することを訴えてたたかいました。またわれわれは、多くの人民が「貧困が蔓延しているなかで巨額の費用を投じて国葬をおこなうことに反対」という声をあげているなかで、「アベノミクスこそが人民への貧困の強制の元凶」であることを暴露し、政府の経済政策にも反対することを訴えてたたかったのです。
 そして私たちは、岸田政権にたいする人民の怒りの高まりのなかで、「岸田政権打倒」の反政府スローガンを掲げました。
 いま述べたように、私たちは、日本の軍事強国化・改憲の攻撃とアベノミクスの犯罪をもあきらかにしつつ、「安倍国葬反対」すなわち「日本型ネオファシズム支配体制の強化反対・<軍国日本>の再興反対」の方針の中に、反戦闘争の指針および政治経済闘争の指針の一部をも組みこみ、これを指針として国葬反対の闘いを推進したのです。このことは、国葬反対の方針に特殊的運動=組織路線としての反戦闘争路線および政治経済闘争路線を適用していくことであるといえます。
 私たちは、過去のロッキード反戦闘争をめぐる論議、すなわち「疑獄弾劾の闘いを、同時に反戦・経済の軍事化阻止闘争としてたたかう」という論議に学び、これを現在的に生かしながら、既成の反対運動をのりこえるかたちで国葬反対の闘いをくりひろげたのです。そしてまさにこのゆえに私たちは、「国葬」への怒りに燃えて起ちあがった学生や労働者を、反戦闘争や政経闘争の担い手へと組織することもまた、成功裡に為し遂げることができたのです。

以下 見出し

U 戦争の時代に突入した現代世界

 A ウクライナの反転攻勢と揺らぐ米欧の結束

「安保三文書」の閣議決定弾劾!
 
 「安保三文書の閣議決定阻止!」全学連が首相官邸に怒りの拳を叩きつける
(2022年12月15日


 B 現代世界の危機――その構造と特質

V 反戦闘争、政治経済闘争の革命的高揚を!

 A <プーチンの戦争>を打ち砕くために

  (1)ウクライナ人民・ロシア人民に呼びかけよう

  (2)ウクライナ反戦闘争の高揚をかちとれ

 B 反戦反安保・反改憲の闘いを推進せよ

 C <大幅一律賃上げ獲得>――二三春闘の戦闘的高揚を!

W 革マル派結成六〇周年――
反スタ運動の更なる前進をかちとろう



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ウクライナから、ロシアから

そして全世界から――


わが同盟に熱いメッセージ

T 国際反戦集会以後

U 中央労働者組織委員会論文(英訳)に寄せられたメッセージ


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漫画 戦争転変革命之圖

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インフレに揺れ危機を深める現代世界経済

<脱グローバル化>への構造的激変


 プーチンのロシアによる暴虐の限りを尽くしたウクライナ軍事侵略、これにたいするウクライナの軍と労働者・人民が文字どおり一体となった反撃は、東部ハルキウ州の電撃的奪還に続いて南部ヘルソン州の州都ヘルソン市をも奪い返し、いまや侵略軍を決定的に追いつめている。それゆえ、逆上したプーチンは残虐なその本性をいよいよむきだしにして、連日、ウクライナ全土にミサイルとドローンを雨あられのごとくうちこみ、とりわけ電力施設など生活インフラを破壊しつくす挙にでてきているのだ。ウクライナ人民をまるごと氷点下二〇度にもなる極寒のなかに突き落とし屈服を迫る、狂気の蛮行にうってでているのがプーチンなのだ。まさにスターリンの末裔=I
 だがこうした暴虐は、ウクライナ人民の抵抗の意志を挫くどころかますます強めるものでしかない。ロシア侵略軍のいかなる残虐行為も、彼らウクライナ労働者・人民の心を折ることはできない。まさにそうであるがゆえに、追いつめられたプーチンが核のボタンに手をかけ、世界を熱核戦争に叩きこむ危機もまた高まっているのだ。
 他方、東アジアにおいても、「台湾併呑」のための軍事態勢づくりに突進する習近平の中国と、武力による「台湾併呑」策動を阻止するために日・豪などの同盟国軍をも動員して威嚇的軍事行動をくりかえすバイデンのアメリカとの角逐がいよいよ激烈化しており、一触即発の危機が極点まで高まっている。
 没落帝国主義アメリカと「市場社会主義国」中国との<米中新冷戦>を基軸として角逐をくりひろげてきた現代世界は、新型コロナ・パンデミックに全球が覆われた歴史的事態を経て、いまや<戦争の時代>へと転回し、米―中・露の軍事的・政治的・経済的対立を一気に激化させている。スターリン主義ソ連邦の自己崩壊に凱歌をあげ「一超」軍国主義帝国に成りあがったアメリカが全世界におしつけてきた<経済のグローバル化>は、いまや米―中・露が激突し世界各国が国家エゴイズムをむきだしにした「経済安全保障」を前面におしだすなかで軋みを轟かせ、デカップリングという名の<経済ブロック化>へと逆回転を開始しており、現代世界経済はまさに構造的激変に叩きこまれているのだ。
 そしてこの激変のなかで、マグマのように噴きだしてきているのが世界的なインフレの昂進にほかならない。新型コロナ感染症の蔓延がもたらした<パンデミック恐慌>(世界的な国境閉鎖・ロックダウンの強行による需要の蒸発≠ニ生産停止・サプライチェーン途絶による供給麻痺がもたらした経済の一挙的落ち込み)と、これをのりきるために米・欧・日帝国主義諸国がばらまいた巨額の緩和マネー≠フ投機的横行とが結びつき、これに<プーチンの戦争>などなどが重なることによって惹起しているのが、この<世界同時インフレ>という事態である。しかもいま、急進するこのインフレを抑制するために、アメリカFRBを先頭にして主要国中央銀行(日銀を除く)が軒並み急速な利上げに転じてきていることのゆえに、緩和マネー≠ばらまき続けることによっておし隠されてきた現代世界経済の行き詰まりが一気に顕在化し、金融資産バブルの崩壊と経済的不況への暗転をもたらしはじめている。いまや世界金融恐慌勃発の危機が迫りつつあるといわなければならない。そして、まさにこのゆえに金融恐慌の切迫に脅える世界の権力者と独占資本家どもは、インフレ昂進と不況の深まりというこの事態をのりきるために、戦争と貧困と苛酷な労働に苦しむ全世界の労働者・人民にいままた一切の犠牲を転嫁することに狂奔し、いっせいに襲いかかってきているのである。

以下 見出し

A 世界を襲う同時インフレの波

 アメリカ式<経済のグローバル化>の終焉

B 習近平・中国の<ドル覇権>への挑戦

 (1)世界経済の救世主≠ニしての軍需産業の活性化

 (2)高度技術をめぐる<米・中分断>の激烈化

 (3)資源・エネルギーの争奪と囲い込みの激化

 (4)食糧ナショナリズムの前面化・飢餓の拡大

 (5)ドル基軸通貨体制への中・露の挑戦の本格化

C <グローバル化>の逆回転

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